2型糖尿病の爺 病気で ドットコム

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癌の手術日がはっきりした、8月22日入院、25日の手術 追記

2016年08月09日 | 日記
 
 2016年 8月 21日追記 

 まず、手術日の新たな日付が担当医との面談ではっきりした。8月22日に入院で、8月25日の手術になった。修正しておく。
 
 医師の心配な部分も確認してきた。2型糖尿病で、傷口の治りが遅くなる可能性を心配された。普通、このくらいの癌であれば、手術後、2週間で退院が可能であるが、はっきり断言できないこと、を告げられた。

 

 下の『癌』の早期診断のための血液検査で使われる、マクロRNAの話を追加しておく。但し、私の把握している範囲である。
 

 細胞の中には、核の中に全ての遺伝情報が入っている。

 我々の身体を構成している細胞には、核がありその中には、遺伝子がある。その遺伝情報をメッセンジャーRNAという遺伝情報をコピーする機能をもつRNAという、遺伝子のDNAと同じ塩基でコピーして、蛋白質の合成をしている機能があるそうだ。

 しかし、このメッセンジャーRNAのコピーした物うち、1.4%くらいしか使われず、残りのRNAは、22塩基くらいに別れてしまうそうだ。この小さく別れたRNAが、マイクロRNAと言われている。人間のマイクロRNAは2500くらいの種類があるそうだ。

 このマイクロRNAが、メッセンジャーRNAに接続して、必要な蛋白質の合成のコントロールをしたりしている。
 
 細胞は早い物で1日で新しい細胞と入れ替わるものもある。小腸には、顕微鏡サイズの絨毛が表面を覆ういるが、この部分で栄養の吸収をしている。この絨毛の表面の細胞は1日で剥がれて入れ替わっている。その他の人体の身体の殆どの細胞の60兆個が、4日から10日くらいの間で入れ替わる。
 
 長く使い続けると細胞の遺伝子情報にキズなど付いたり、変異してしまうので、この、マイクロRNAの一部が働き、細胞の老化を敢え進めている。細胞のアポトーシスと入れ替わりの役目を果たしている。

 この細胞の老化システムが失敗すると、キズ付いたDNAの影響で、『癌』化してしまう細胞となる可能性が大きくなる。これを防ぐために細胞の老化で、古い細胞の機能を止める仕組みが、マイクロRNAに備わっている。

 細胞同士が、何らかの形で信号のやりとりをしているそうで、細胞の外に、このマイクロRNAを出している。このマイクロRNAの情報を血液の中から読み取って、『癌化』している13種類を発見できるようになっているそうだ。マイクロRNAのことはおおざっぱにこの程度の知識しかない。あとは難しい話がネット上でも出てくるので参考に・・・・・



 
 手術前の検査として、造影剤を使ったCTの撮影があった。新しいCTスキャンが導入されたと聞いたが、東芝の(現在はCanon)80列マルチCTスキャンが入っていた。

http://www.toshiba-medical.co.jp/tmd/company/news/130403.html

上のURLに東芝の80列128列の新たなCTの発売に関する記述があります。ドラッグしてプロバオダーのアドレスバーを消して貼り付けで、エンターを押せば表示されます。

 このCTは、0.5ミリ幅での輪切りの撮影が、80列連なり、一度に撮影できるシステムである。従って、4cmが一度の撮影かできて、撮影時間も短縮でき、放射線の量も時間も短縮できて患者に優しいことと、デジタル化した情報の再生能力も高く、ソフト次第では、診断範囲が大きく伸びている。立体的な画像も再生できて、臓器や患部の診断が飛躍的に向上している。

 東芝では、64列を開発の後、320列というものを開発したが、価格の問題や、現場での利用の面で、80列を新しく開発した。心臓カテーテル検査のリスクを少なくする意味でも画期的なマルチCTスキャンシステムである。

 その後に、大腸に肛門からバリュウムを挿入して、『デジタルX線TVシステム』という機器で大腸をいろいろな角度から撮影をした。このデジタルX線TVシステムは、からり以前からあり、立った姿勢での多方面撮影や、横になって多方面撮影ができるシステムである
。  
  



 真が、デジタルX線TVシステムであるが、メーカーや、年代で多少の違いがある。私が以前に肝膿瘍という病気になった。そのときに、肝臓の動いている状態での画面が映し出されて、肝臓の膿の貯まった箇所を私自身も見て経験している。

 そういうわけで、早期発見される癌が多くなり、臓器しだいでは、再発の検査を続けることで、早期発見率の上昇ととも、再発を抑える医療技術も進んできている。

 今、血液検査で、診断が可能になりつつある。

 マイクロRNAという細胞の中での遺伝子が造るタンパク質の合成過程で、メッセンジャーRNAの転写が起こり、その転写のRNAの働きを制御するために、不必要な部分にブロックするためにとりつくマイクロRNAが働くシステムを発見がされていて、癌への移行があると、血液の中にこのマイクロRNAがでてきて、血液検査で癌の早期発見が可能になるということだ。

 このマイクロRNAは、将来いろいろな病気の治療に役立てることができるが、そのためには、まだ多くの時間を要するようだ。癌の発見の実現は、できているそうで、一般の医療に反映されるのも近いだろう。医療費の削減にも繋がるので、導入の実現は早そうである。