2型糖尿病の爺 病気で ドットコム

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320列 マルチスライス CTスキャン

2015年06月30日 | 日記




心筋梗塞予防のための検査が飛躍的に簡単になってきた.

 心臓冠動脈の狭窄箇所を調べるために、腕の動脈からカテーテルを挿入して、造影剤を入れてX線を照射して、動脈の異常を検査していたが、最近のCTスキャンの進歩で、一遍に360枚の輪切りの画像が撮れるCTが日本のメーカーが作り上げたそうだ。
 これは、素人なりに解釈すると、身体の臓器を多く薄く何枚もの輪切りの画像を、デジタル化の処理をし、再構成した立体的な画像を得ることで、例えば心臓の画像が得られて、周辺の冠動脈の診断ができる装置ということだ。僅か数分で行えることと、動脈にカテーテルを挿入する際の大きなリスクが無くなる。動脈を傷つけたり、心臓への直接の負担の軽減することができる。X線の被爆量も軽減できる

 しかし 冠動脈狭窄箇所が見つかれば、カテーテルで風船を膨らまし、ステント留置は必要な治療になる。



上の画像は、CTスキャンの輪切りの説明、一度に16列だと、16枚の輪切りが撮影できる。今はこれが360列というものが実用化されていて、臓器が動いている姿が再構成されて得られる。
 
 このページは私が理解でき次第追加してゆくつもりである。

新しい発見が医療の常識をかえているが・・・・・

2015年06月20日 | 日記
 肥満は諸々の病気の原因のようだ。

 特に、日本人は食物摂取とインスリン分泌に問題を抱えているらしい。欧米人に比べてインスリン分泌量が少ないそうだ。また、食物摂取とインスリン分泌のタイミングがあまり良くないということだ。
 こうした身体の日本人が、欧米食の高カロリー食品を食べるようになって、肥満が原因と思われる病を多発しているようだ。、2型糖尿病もその一部であろう。今、『2型糖尿病』という言い方をしなくなった。1型糖尿病の人よりも、2型糖尿病が圧倒的に多くなってきたからだ。

 こうした病気に、油の採りすぎで、コレステロールが影響して、動脈硬化症が、脳いっ血、脳梗塞、心筋梗塞、などの致命的症状の原因として推測されて、肝臓で生成されるコレステロールの抑制と血管からの除去ということで、スタチン系の薬を処方されてる人が、中年以上の医療に掛かる人は、殆どが処方されて服用している。
 何と、このスタチン系の薬の日本での売り上げは、『5000億円を超えるそうだ』。これは製薬会社の売り上げ金額か、医療機関、調剤薬局レベルの売り上げ金額かは、解らない。今、このスタチン系の薬に関した発言には圧力が掛かるようだ。

 一部に『コレステロールは、人間には必要不可欠な物質で、スタチン系の薬でコレステロールが減る現象は起きていない』とする説がある。無駄に飲まされている薬という運動があるのである。
 その根拠は、動脈硬化症の原因に、肥満になると、『免疫系が反応して血管を攻撃して血液の流れを阻害』しているという研究結果が多く出ている。
 難病指定とされる病気に、自己免疫疾患が挙げられている。まだ決定的な決めては無いようだが、リュウマチの患者さんに、この動脈硬化症を対象にした治療をすると、改善がみられるので、医療現場では、肥満の解消から免疫系の改善がみられて、血液の流れが良くなり、大きく改善されてるようだ。としている。
 
 スタチン系の薬でコレステロールを下げるという伝説は怪しい説になりつつある。

 私も、6年前に、CTスキャンで、造影剤を入れて心臓の冠動脈検査をした。この検査は冠動脈のコレステロール沈着による石灰化の度合いを検査するもので、診断の結果石灰化が激しいと、心臓冠動脈のカテーテル検査を言われた。これは動脈硬化症であると診断されたのである。
 しかし、後日の心臓カテーテル検査の結果、狭窄部分は無く(冠動脈の硬化症で血管が細く阻害されてはいないということ)、医師に見せられた心臓の動画映像には、コレステロールの沈着や石灰化の像を見る染色システムがないのか、或いは、そうした部分が存在しないかは、医療側に確認していない。その時点での知識がこちらにはなかったからだ。
 5年後、糖尿病が原因と思われる心不全で、エコー検査の結果、冠動脈に狭窄箇所らしき部分が見つかり、冠動脈検査と同時に、風船を入れて膨らまし、そこにステントを留置した。5年前の検査の時と違ってカテーテルが太かったせいか、カテーテルを異物感とした感覚が強かった。
 その時点で、冠動脈狭窄は、免疫システムの異常で起こることの確認は、循環器内科の助手的な役目を担っていた、若い医師にぶつけた質問で、『そう、そう それなんだよ』と同意を得ている。
 
 報道でも、冠動脈狭窄で、バイパス手術した人の血管を開いて調べた結果、免疫細胞のマクロファージがあつまっていたり、血小板が集まり血管を塞いでいたという映像まで流れた。

 今、世界的にこうした事実が次第に判明しはじめているが、これに大きな圧力が掛けられている。『売り上げ5000億円のスタチン』製薬業界、強大な力を持つ医療関係のドンの存在を感じる。
 
 はっきりと解明されないのであれば、この反対勢力同士のエネルギーを一緒にして、研究を薦める方向へ、と望むのだが、常識の壁、利益のための壁、立ち位置の壁。どの世界にも老害は存在する。
 
 NHKもこの手の放送はしなくなった。NHKには、博士号持った人や、医者の資格を持った人まで、理系の多くの人が居るが、頭脳明晰なだけに、機敏に立ち回り、世論や力の圧力に迎合しやすい。今、安倍政権批判ができないNHK。

腸内細菌が2型糖尿病の改善に役立つ という情報

2015年06月11日 | 日記
 一部,解りにくい文章を添削しました。
 
ここ5年くらいのことだそうですが、私達の身体には、細菌が住んでいます。有名なところでは、大腸菌があります。大腸菌は、大腸の中で、解っていることは、ビタミンKを作ってるそうです。大便の臭いの成分はこの大腸菌の臭いだそうです。昔、ある研究機関に行った時、研究室の前を通過したとき、大便の臭いがするので、先方の人に聞いたところ、大腸菌の臭いだそうで、大腸菌を使って研究しているとのことでした。乳酸菌なども聞き慣れた菌の名前です。
 こうして私達の身体に多く共生している腸内細菌が、脳の活動から(性格を司る。認知症改善 精神疾患・鬱病・統合失調症の改善)難病の改善(免疫疾患で起こるリュウマチやその他が、腸内細菌を健康な人からの便移植で改善する)肥満防止、2型糖尿病のインスリン抵抗性の改善、細胞の癌化予防、老化予防、アレルギー疾患。

 人間の身体のあらゆる機能の病気を改善する働きがあるということだそうです。

 我々の腸内細菌の量は、全てを合わせると2Kgくらいあるそうで、その膨大な量の細菌の役目を調べる技術が無かったそうだ。解り始めるとドンドンと新しい発見が続いているそうで、長生きしてると、今まででは想像できない事実が、判明され実用化され続けてる。

 とりあえず、2型糖尿病で、自己インスリンが出ている人に条件が限定されてるそうだが、膵臓のβ細胞からインスリンが出ていても、効きにくい体質であった人は(インスリン抵抗性が高いと、言われてきた人)、水溶性食物繊維を食べることで、腸内細菌の影響で、腸から出てくる、インクレチンの分泌が良くなり、インスリン抵抗性が低くなるそうだ。
 
 インクレチンについては、前に記しているが、膵臓へ信号を送る物質で、膵臓に働きインスリンを出せ、肝臓の糖の生成を抑制する信号を遮断する物質です。しかし、人類の進化の過程で、常に飢えていた猿人時代から2~3万年前くらいの人類の歴史では、食物確保が厳しかった。環境変化もあった。2万年前はかなり厳しい氷河時代だったそうだ。そこを生き抜いてきた人類。飢えとの闘いであったろう。身体は食物があるときに脂肪を付けて蓄え、乏しい時期にかただに貯め込んだ脂肪をエネルギーに変えていきのびた。身体の機能としては、高血糖状態が常に存在していたわけではない。飢えていたので、むしろ『脳』の活動に必要なブドウ糖の確保にシステムが作られていたのだ。、
 腸に食物が入るとブドウ糖として、エネルギーを吸収して、血管で身体中に運ばれて、インスリンの作用で細胞内に吸収される。この時点でブドウ糖が常に必要な『脳』が血液の中のブドウ糖が少なくなると脳の機能が働かなくなる。人類は巨大化した『脳』の機能を持ったからだ。そこで低血糖にならないように、血液中のブドウ糖の量を調節するために、インスリンを出す信号を出し続けるインクレチンを遮断する装置を作った。インクレチンは、肝臓で、身体に、脳に必要とする、ブドウ糖の生成をしている部分に抑制効果をあたえる信号も送っている。このインクレチン遮断機能を利用したのが、糖尿病薬としての飲み薬として利用できる工夫をしたのが、『DPP-4阻害薬』といして飲まれている。『DPP-4』を働かないようにして、インスリン分泌を阻害しないようにした薬で、高齢者に利用されやすく、低血糖の心配がないのが使いやすくできている。

 2型糖尿病の原因は、はっきりと証明されていないが、飢えに備えた身体のシステムに飽食の影響化に対処できずに起きた病気というとらえ方と、長生きになった人類が、身体のシステムが寿命になり、その進化が急で追いついていけない現状がある。とする認識がある。高齢になって起きる諸々の病は、寿命の延びと関連する。癌による死亡率が大きくなっているのも、医学の発達で、感染症で亡くなる率が低くなり寿命が伸びたためである。
 
 これも以前に記したことであるが、人間の身体の細胞は約20兆個もあり、5日から10日で全ての細胞が入れ替わっている。細胞の老化が早く常に新しい細胞に入れ替わっている。極端な例では、小腸の上皮細胞は毎日はがれて排泄されて、新しく入れ替わっているとのことだ。こうして新しくできた多くの細胞には、複製課程でエラーを起こして発現される細胞も多く発生する。このエラー細胞がそのまま増殖すると『癌細胞』になる。しかし 幼年期からエラー細胞は発生しているが、癌化になならない。エラー細胞は、白血球が食い殺してしまうことや、システムとして、休眠細胞として身体に残り活動をせずにいるシステムなどで、癌化しない。若い人で癌で亡くなる人は、このシステムの異常が起こったのであろうと言われている。
 
 しかし、免疫システムの白血球も、人間の寿命がこんなに長くなるシステムに進化できずにいるので、病気や癌になる。
 我々の身体で、20代の始めに消えてなくなる、胸腺という臓器がある。この胸腺は、免疫細胞の中の免疫システムの司令塔であるT細胞を教育するシステムを持っている。骨髄で作られる、血液と同じように、白血球も骨髄で作られる。この白血球の中には、色々な役目を持った細胞があり、T細胞は司令塔である。このT細胞は胸腺に集めれて、人類進化の課程で記憶された身体への異物除去の情報をインプットされる。何百万種類もあるそうだ。一個のT細胞が全てを記憶できないので、ランダムにおこなわれているそうだ。こうして教育されたT細胞でも、記憶システムに不具合を起こすものが多く出て、なんと胸腺で教育されるT細胞の99%はエラー細胞になり、胸腺で選別されて除去されるそうだ。
 
 こうして新たな免疫システムのT細胞ができてきて、病気から身体を守ってくれている。しかし、10歳から14歳くらいで思春期をむかえ、生殖能力ができあがって、子孫を作り、20代後半には、『死』が訪れる仕組みの人間は、この胸腺が20代に入ると消えてしまうのである。胸腺がなくなると新しいT細胞が作られることはない。人間の細胞の劣化は早い。T細胞の劣化も早い。胸腺がなくなった人間のT細胞は劣化の一途を辿ることになる。
 
 『長生き病』が続くのである。癌が死亡率のトップになったのは、長生きであることがおおきな原因であると言い切れるゆえんである。
 iPS細胞でこのT細胞の新しいものを作って使う研究もしてるとか。

 そういうわけで、とりあえず今できることはすべきであろう。 水溶性食物繊維は、ネットで検索すれば出てくるので、毎食時になんらかの水溶性食物繊維を食べることで、健康維持や2型糖尿病に効果のある腸内細菌の食べ物を摂取することを薦める。


  http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/fiber_soluble.html

 上のURLをコピーして、アドレスバーのURLを消して、貼り付けるとページが開く。しかし、魚、肉類は食物繊維が無いが、動物生蛋白質も多少は食べなくてはいけない。

 果物は、果糖が血糖値を上げるが、水溶性食物繊維が豊富だ。量的な問題で、食べ過ぎは何でも良くない。白米に雑穀米を混ぜるのは良い。

 この腸内細菌の研究がドンドン進み、一般の医療機関でも採用される時期がすぐそこまできている。臨床現場でも行われているが、毒物を食べる訳ではないので、2型糖尿病の食事制限の中に工夫して実行しても良いわけで、薦める食事療法だ。
 
 只、気になることがある。作物の多くが、最近の栽培方法や、栽培の収穫量を含めて品種の改良がなされていて、野菜や果物、穀類などの本来持っていた栄養素が希薄になってきているとの情報もある。