メディアも含めて、グローバルは良いことだ、と信じ込んでる人が多くいます。この仲間に落ちこぼれた若者の一人が言いました。
努力が足りなかった、才能が無かったので、仕方がありません。
この若者は派遣社員で働いていました。
こうした、偏った認識を蔓延(はびこらして)らしているのが、緊縮財政で、デフレ経済で、利益の最大化を襲っている国際金融資本が存在しています。
日本の専門家で、現在の経済や政治を批判すると排除されます。かなり厭らしく排除されます。日本人の事なかれ主義が、強者を優遇することを何故か、許容するのです。
結果的に一般庶民はこの排除される側にいるのです。が、俺だけは違う、私だけは違う、と認識しているフシがあります。
貴方も,貴女も排除されているのです。恐ろしくて認識しないだけです。
18世紀頃から、ユダヤ人の銀行家が巨大化して、世界を徐々に征服して、キリスト教徒に復讐し始めました。その方法は巧妙で、実に支配されているキリスト教徒の知らぬ間にドンドン拡大してゆきました。
ナチスのヒットラー政権で、『敵は共産主義とユダヤ人だ』、として民衆の支持を受けました。この時に、アメリカ企業がユダヤ人の金融支配に逆らう形で、ナチ党に資金の援助をしています。まさか大虐殺は想定していなかったようです。
イギリスの劇作家のシエクスピアの作品に『ベニスの商人』というのがあります。
理性的かと思われるシエクスピアもユダヤ人の金貸しを悪魔のごとく設定した物語を書いています。
日本人が、中国人を卑下して評価しています。しかし、戦略的に世界制覇を目論む中国共産党にアメリカすら危ない状況です。
日本にとっては、中国に生産の依存度が日夜、増してはいますが、衰える気配はありません。食品の殆どが中国製になってきています。ハインツというアメリカメーカーのモノは殆どが中国産です。
アメリカのコストの安い完成品或は半完成品の食物は、中国産です。商社が品物の移動で得られる利益のために、アメリカから安い売りものがあると売りにだします。
日本の商社は、大小混ぜて、沢山存在しています。自社の利益を最大化するのは、安い商品を移動させることで、利益がでます。次に、日本市場で、買われる食料などでコストを削減できる商品を現地の中国で考えます。
大根、ネギ、葉物野菜、冷凍食品は殆どが中国産です。食品の安全基準はドンドン下がり続けています。
企業の要請で、民主党政権時代も含めて、安全基準はさがりつづけています。中国の農薬の過剰、衛生管理よりも商社の輸入で上がる利益を優先しています。
監督官庁が緊縮財政で、人手不足もあります。日本産の食料の安全性の確保など考えなくなってきています。安いモノを海外で調達して、日本は金融経済に特化すべき、という新自由主義なのだ。こうした思考停止状態です。
食い物が危ない~ぞ!?
生産はコストの安い国から輸入すれば良いのでは、とした新自由主義経済で、国内の生産設備を更新せづに、コストカット、安ければ良い、としてきました。
資本主義経済では、生産能力がその国の評価になっています。この状態が続けば、日本も財政破綻する国になります。
しかし、中国産も段々に値上がりを続けています。産地が東南アジアへ移りつつあります。現在は、日本的な『漬物』も中国製です。あらゆるものが海外の安いものが、冷凍、缶詰で、輸入されています。魚介類、野菜、果物、などなど。
アメリカでは、大統領が農家に演説する内容が、『アメリカの食料安全保障を担うのが皆さんです。』
海外の国では、農政への国家の財政的な支援があり、当たり前のことです。日本はしていないのです。アメリカからの激しい圧力が存在します。アメリカの農業は、日本や韓国、東南アジア、中国、で支えてきました。
中国との争いで、日本などに輸入の増大を押し付けています。発表されないだけです。
日本の総理大臣が食料安保などの演説をすると、アメリカのグローバルに展開する農業資本から、激しいバッシングが起こります。その総理大臣は排除されます。
日本の高度経済成長期に田中角栄総理が、日本中の国土を作り直すことを始めました。土建屋上がりの総理とやゆさらました。確かに、地元新潟を優先して、新幹線、高速道路の建設は依怙贔屓ですが、経済政策の基本は充分です。
私の26歳ころの総理大臣でした。しかし、アラブなどの石油資本との交渉や、日本経済の発展は許すことはできない、としたアメリカの金融資本と経済関係者が、田中総理の排除でロキード事件が起こります。当時のロッキード社の社長を犠牲にする激しさでした。
日本の存在は、アメリカの経済のために、アメリカの農業牧畜の政策のために存在している行状なのです。
それを知りつつ、国家主義のナショナリズム、日本人の共同体意識の否定を続けている、まったく馬鹿げた団塊の世代なのです。
もう一度考え直しましょう。すぐに解決策は見当たりません。国土的に、耕作面積が少ないのです。生産力が少ない日本国土で、農業での独立は難しいことです。
沢山の思考錯誤をしてゆかねばなりません。
追記です。
中国からの輸入物資で、ルートができると、効率を考えて新たなルートを開発がし辛い要素があり、一旦、中国からの食品の輸入が行われれば、変化をさせる難しさがあるようです。
相手側の中国も買われなくなると、新たに買ってもらう企業を探す手間があり、二度と取引がされない状態になる恐れが生じます。
日本人よりも取引に自己を強調する、競争社会に生活する習慣のある大陸の人とは、渡り合えない日本人が存在しています。
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