2型糖尿病の爺 病気で ドットコム

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貨幣の裏付けは、供給能力です。

 

前の投稿で、循環器の医師がいなくなったので、医療機関を変えたことの続き

2015年08月29日 | 日記
 平成27年(西暦2015年)8月25日 新しい医療機関の外来へ行ってきた。

 かなり混雑していた。

 胸部のX線

 心電図

 血液検査

 診察を受ける。病歴を話して、提出してあった使用している医薬品の確認(調剤薬局は1箇所にしてあるので、患者用に説明してある医薬品のカラーコピーの用紙を薬手帳と一緒の提出してあった。この方が見やすい)

 2015年9月3日 心臓超音波検査、血圧脈波検査、24時間心電図装置の装着

 2015年9月4日 64列マルチスライウCT検査 ヨード造影剤を使用するために 2型糖尿病薬メトグルコ250mgの使用を

 検査前、9月2日から9月5日までの服用を止める。ヨード造影剤を使用する場合、メトグルコ(メトホルミン塩酸塩)を服用しているとヨード造影剤の影響で、薬成分が身体から排出されにくくなり、メトグルコの副作用『乳酸アシドーシス』というメトグルコの副作用がでる恐れがある。

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 『乳酸アシドーシス』


 乳酸アシドーシスとは、膵臓(すいぞう)での乳酸の利用が減ると同時に、血液の中に乳酸が異常に増えてしまい、血液が酸性になる状態のことです。

乳酸アシドーシスになると、筋肉痛、筋肉の痙攣(ケイレン)、倦怠感(けんたいかん)、脱力感、腰の痛み、胸の痛み、吐き気、嘔吐、などの症状が出ます。

そして、数時間すると昏睡状態になってしまいます。昏睡状態になると死亡する確率も高いので要注意です。

糖尿病の薬物療法で使われる飲み薬の「ビグアナイド薬」を服用すると、副作用として乳酸アシドーシスになる場合があるということが外国で問題になったことがあります。

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 CTでデジタル化した、心臓の画像をソフトで冠動脈が見やすい像に処理して診断をするが、コレステロールの石灰化が激しい場合には、冠動脈狭窄箇所が発見しずらい場合があり、超音波検査で疑問が持たれると、心臓カテーテル検査をする必要が出てくる。

 前にも記述したが、脳神経細胞、眼球の水晶体(レンズの役目をしているところ、白内障になる部分)硝子体(眼球の丸い部分で網膜まで満たされている、ゼリー状の透明な細胞の集まり)
 そして、心臓。 これらは、生まれてきてから細胞の新陳代謝が無く、生まれてから死ぬまで同じ細胞で生き続けることになる。

 人間の細胞は60兆個もあるそうで、その細胞は5日~10日くらいで、全ての細胞が生まれ変わり常に新しい細胞に生まれ変わっているそうだ。
 小腸の表皮細胞(沢山の絨毛があり、そこで栄養分の吸収をしている)は毎日剥がれ落ちて入れ替わっているそうだ。毒物を摂取した場合、表皮細胞と一緒に毒物を排出する仕組みだと聞いた。
 
 余談だが、こうした新陳代謝は、子供のころから続く、新しくできた細胞には常に、エラー細胞が出現する。60兆超の細胞の入れ替わりだ。放っておけばこの細胞が、癌化してゆくことになる。
 
 人間は常に癌化細胞との闘いをしているそうだ。エラー細胞の中で、ひどく壊れた細胞は自ら死んでゆく(アポトーシスという)。または免疫細胞の浸食細胞(マクロファージ)に食い殺されて処分されるそうだ。残ったエラー細胞は、働くことを止める、休眠細胞として身体に残るそうだ。高齢になると、この休眠細胞が炎症反応の物質を出すそうだ。この炎症反応に免疫システムが反応して、自己を攻撃してしまうために病気の原因になっているとの研究がある。
 しかし、逆に癌化した細胞に、この休眠細胞のような状態になってくれて、癌化細胞が休眠してくれるシステムの研究もされてるそうだ。

 人間は生まれてから、災害、怪我、感染症、多くの要因で死亡する。しかし、現代は死因の大きなリスクである、感染症の大部分を克服してきた。そして長生きになった。身体の仕組みの癌化を防ぐシステムが、老化して充分に活動できなくなると癌化細胞が元気に増殖を始めてしまう人が多くなる。
 宿命的な死亡原因のトップになっている。

 2型糖尿病で、悪化した心臓機能。若くはないので、脳血管、心臓機能の検査は時々した方がよい

 眼球は、水晶体の白内障は、少しずつ進行するので、本人には判別つきにくいことがある。1年1回くらいは眼科の診断をお勧めする。

パソコンの具合が 原因は解らず  追加コメントを入れました。一部変換ミスを修正しました

2015年08月19日 | 日記
 パソコンも具合が悪いが、2型糖尿病も少し悪化。HA1cが7.4%にあがってしまった。
 
 もうかなり前から、手の指先の痺れ、脚のくるぶしから下の違和感。末梢神経が麻痺している。

 合併症であろう心臓の不全と冠動脈の狭窄で、ステント留置したが、その病院の循環器内科の医師が消えてしまった。その関係で修行中だと思われた医師の2名も消えた。

 共産党系の民医連という全国組織の医療機関である。母の介護を、介護保険がスタートする前から在宅で始めた。施設に空きがなかったからだ。厚生労働省の老健局 というところで介護関係を担当している。この老健局で在宅介護を奨励してきた。特別養護老人施設の建設費用が無いので、建設が進まない。
 官庁が補助金をだして建設する施設は、実は建築に関しての決まりがあり(厚労省規格)、融通がきかないために高額な建築費が掛かる。そのために余計に施設建設が進まない。財源不足ということだが、高級官僚の渡りの場所の確保に忙しい

 ちょっと寄り道をするが、各中央官庁が法律を作成して国会へ出す。国会で法律が作成される建前になっている。政権与党にお伺いをして法案作成をする官僚、という建前になっているが、頭の良い官僚にうまく誘導されて、法案を省庁内での諮問機関で、絶対に反対しない人員を選び、結構な日当を出して儀式を行い、大学教授、団体役員、消費者団体役員などの会合を開き賛成を得て、国会へ上程して審議して与党の多数決で決定して、官庁前の掲示板にあらたな法案の詳細を貼りでして告知する。この掲示板への告知で法的手続きが完了する。
 江戸時代に、徳川幕府の『お上』のお達しとして上から目線で、下々のやからは良くこの決まりを守れ。という形式がいまだに通用している。
 介護中に、介護保険がスタートしたが、私たち在宅介護者には、その法的詳細を知るすべがない。医療側の訪問看護婦がケアマネージャーを兼ねていた時期で、訪問看護婦さんに教えられて在宅介護を続けたが、1年ごとの小改定、3年ごとの大幅改定、といのがあり、在宅介護に大きく影響することになる。改定詳細を知る必要がある。ケアマネージャーを兼ねる訪問看護婦さんにもいろいろなひとがいて、中には無知な人もいる。在宅介護者としては、防衛のためにも法的詳細を知る必要がある。
 当時、読売新聞に介護者が必要な部分が詳しく報道されたが、他紙にはそのような報道はなされていなかった。一般国民はどうせそこまでは読まないし、読んでも理解できないだろうとの先入観があったのだろう。
 ケアマネージャーに信頼感がない場合、実際に経験している。ケアプランを介護者自身で構成せざるを得ない状態がある。
 
 そこで、厚生労働省の老健局に電話して、『掲示板告知で済ます法の改正を、介護現場への通知方法を何かしてくれないと、ケアマネージャーが信用できない場合に情報が必要だが、新聞報道に詳細は無い。何とかしてください、在宅介護の場合、家族の中で誰かが、一人に負担がかかり、介護現場で介護者の孤独問題の出現してる現状がり、中央官庁の掲示板を見にゆく時間がない。地方自治体の一部では、在宅介護世帯に介護保険制度の改定にパンフレットを出したところもある。』と電話で申し出た。電話の相手の男性は若い人のようで、ちょっとお待ちくださいと待たされて、電話ファックスはないかという。
 実は、在宅介護にあたって、介護中の訪問者に対応するために、ドアフォーンに変えていた。ドアフォーンというのは、電話機で玄関のインターフォンとの会話ができるシステムで、電話子機を母の介護用ベッドの近くに置き、介護作業中でも訪ねてきた人と応対できるようにしたのである。
 しかし、当時はドアフォーンにファックスがついている機種がなかったのである。

 厚労省の老健局の問い合わせにそのように話した。パソコンはありませんか、当時、私はワープロは持っていたが、パソコンは持っていなかった。それに対して、また しばらく待たされたが、返事として、地方自治体のように少数の人数へのパンフレットの配布はできても、日本中の介護者に印刷物を送るには大変なことになるので、ほかにお伝えする方法がないとのことでした。
 政治家の大物が、予算に興味がなくても、鶴の一声で簡単ない印刷物の配布が決まるかもしれません。掲示板への告知は、お奉行様かのおっ達し、お代官様かのおっ達し まだそんあ感じである。

 話がそれました。の民医連という組織は、東京民医連の健和会という医療法人が、我が家を囲むように諸施設が展開されている。この健和会では、既にこの時期に往診を実施していたし、訪問看護ステーションも運営していた。ヘルパーステイションも稼働していたし、老人保険施設の運営も始まっていた。福祉事務所の措置制度と医療保険での在宅介護ができるようになっていた。
 
 このように、民医連でも、この健和会は準備が整い介護保険のスタートと共に、介護保険適用で動ける体制ができていた。
 私は、この民医連の健和会のお世話になることにした。すべての人員がはじめての体験なので、介護者も含めて試行錯誤が続いたが、全国に先駆けて造った介護体制で、マスコミにも度々取り上げられた。

 しかし、欠点もある。組織が官僚的なのである。患者本位に一生懸命な医師が消えることが時々ある。出過ぎず、適当な医療活動が好まれて、患者に人気のある医師が突然消える。

 この健和会でも、人気でベテランの整形外科医、私の肝膿瘍を発見してくれた若い外科医、そしてベテランの循環器内科医が突然に消えた。
 この民医連は、共産党系であるために平等主義が前提にある。階級闘争という言葉がある。そのために医師の報酬が極端に低い。特別待遇の存在を許さない。
 戦後の日本は、右派勢力が太平洋戦争を起こしたとの国民的反省から、米軍から押しつけられたとする憲法9条の順守が当たり前であり、それを擁護する左派が多く存在した。日本社会党、日本共産党が大きな存在となっていた。アメリカの諸々の圧力で、冷戦構図に組み込む日本の立場に左派連合や、知識人階層が反対運動を展開した。警察機構との大きな衝突がしばしばあった。戦前への回帰に反対したのである。アメリカは、日本の軍事的台頭を抑えるために憲法9条を作ったが、既に後悔をしていた。再軍備を要求してきたのである。当時の吉田首相は、今、経済的にむりであり、再軍備の費用を経済発展に使う方に比重を置いた考えであった。そこで警察予備隊なるものを発足させて、アメリカを納得させた。日本は世論が二分していると言われた。右派と左派である。

 ここで共産主義を簡単に説明すると、世界に国境を無くし、富みの分配はすべて平等にして、国境がないので戦争もなく、この世のユートピアを造り上げる。 簡単にいうとこうした理想論に基づいて活動を言う。資本主義経済は製品の過剰生産などで、インフレ・デフレなど経済混乱がおきるので、計画経済を遂行して安定させるといもの。奴隷的な労働環境の打破と多くの理想が原動力になっていた。

 マルクスが提唱したころは、世界的に農業従事者は奴隷であったし、工場では、所謂、タコ部屋に押し込められて奴隷のごとき扱いで働かされていた。日本の女工哀史が有名あるが、小説や映画にもなった『野麦峠』に出てくる女工は病気になるまで安い賃金で働かされた。この時期は農家の殆どが、小作農であったために、現金収入がこうした奴隷的な労働でしか得られなかった。凶作になると娘を遊女として売りに出すこともしばしばであったそうだ。
 欧州でも最下層の人達は、奴隷的な扱いがされていた。しかし、ヨーロッパ諸国は、植民地を沢山持っていた。アフリカ、インド、アジア、南北アメリカ大陸。こうした植民地の原住民が奴隷として働かされて、白人社会の帝王や貴族、商人達が富みを独占して、帝国が成立していた。この時期が資本主義の一つの最盛期であった。
 こうした、資本主義という欲望を刺激して栄える奴隷と資本家の間の不幸な姿を見て、戦争もなく平等な人間関係のユートピアを造ろうと考えたのが、マルクスなのである。
 ロシアでは、この共産主義の圧力で、トルストイが大地主の立場から農奴の悲惨さを小説に書いているが、ロマノフ王朝は、農奴の解放を実行する。しかしどうも只解放しただけのようで、職や食べ物を求めて解放された農民が都会へ集まり、治安状況が悪化したらしい。そんな都会、ペテルブルグで、金貸しのお婆さん(ユダヤ人であったろう、キリスト教のロシア正教では利子を取る金貸し業は禁止されている)を殺害する、ドフトエフスキーの『罪と罰』という小説が書かれた。

 そういう訳で、日本共産党は、ソビエトの失敗、中国の失敗、ベトナムの失敗を熟知しながらも、尚、ユートピアの理想を求めて現状にあるようだ。ソビエトの失敗は、周りの国が資本主義国に囲まれていて、共産主義の地球規模の平等的人民の社会という理想郷達成のために、多くの資産を持つ、当時の貴族や商人達が、その特権を維持するために防戦的な戦いを挑んだのである。
 共産主義も理想を失うと、全体主義社会が権力の野望を持つ人間に独裁者としての君臨を許してしまう、大きな弊害が生じることになる。
 しかし、組織は、それ自体を維持してゆく場合に、維持してゆくのが人間であるので、人によっては権力欲に取り憑かれたり、戦前、戦中の激しい弾圧による、秘密結社的要素の残存や、諸々の組織維持のために人間的な負の部分が出てきていてもおかしくはない。
 事実、この民医連の健和会という医療組織が非常に官僚的な組織に感じることが多い。 民間の医療機関とは違う奢り、頑固さ、保守的な、只それだけの反体制論のように、私に感じさせるものがある。経済論は理論として立派でも、リーマンショックのように、不良債権を優良債権に隠し発行した、債権の証券化システムは、この犯罪的なことがなければ少しずつ熱が冷めて今も続いていたはず。アメリカの大手自動車メーカーのGMも、買えない所得の人に高級車を売りつけて、債権として、AAAランクの証券化した中に不良債権を隠し、売り上げとして会計的に処理をしたがために破綻した。優秀な技術開発を怠りもうけ主義に走ったがためである。
 このことで、国有かされたGMを救うべく、官民挙げてトヨタ自動車に濡れ衣を着せてバッシングをした。アメリカの政治ショウーである。今、エアーバックのタカタがやはり、政治ショウーに晒されている。ドイツは白人社会の一員なので、度々頭をもたげる黄禍論で日本をターゲットにして、政治家が利用したり、アメリカの自動車生産の労働者のガス抜きに利用されている。

 こうして、どんな組織も理想どうりゆかない。身近な医療現場の突然の変化は、弱者の味方を自認している共産党系の民医連が本末転倒な所行は、組織温存のための権力者がやはり存在する証拠であろう。

 
 仕方がないので、近辺で、循環器内科をさがして、ホームぺージに問い合わせフォームがあったので、病歴と年齢と転院の事情を述べて書き込んだら、電話が来て、8月25日 PM1時30分予約を入れられた。東武伊勢佐木線の西新井近くである。カテーテル検査は勿論、マルチスライスCTスキャンの64列があるようで、この医療機関との縁があるかが問題となる。