Music Mania

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正論おじさん

2019年06月29日 | 日常
昨日は珍しく会社の飲み会に参加した。
飲み会の意味と僕の立場上行かないわけにはいかない、ということだったんだけど。
というわけで松阪駅前の居酒屋へ行った。
この駅前の商店街には滅多に来ないんだけど、金曜日の夕方は仕事帰りのサラリーマンなどで大変賑わっていた。

そんな松阪駅前の商店街だが、最近ちょっとしたことで全国的に話題になってることがある。
それは「正論オジサン」の出現である。

商店街を見回り、少しでも商店のノボリや商品が道にはみ出してると怒鳴りこんでくる老人、それが噂の正論オジサンだ。
1センチでも道路にはみ出していたら、ここは天下の公道だと正論をまくし立て、勝手に撤去したり破壊したりするらしい。
おかげで商店街は大迷惑してるという。

こういう正論を振りかざす人というのは、白と黒しかないのだろう。
世の中は数多くのグレーゾーンで成り立ってるところがあるが、白か黒かの二択しか無いとすごくギクシャクしたものになる。
正しいこと以外はすべて完全に悪、というなら、50キロ制限の国道を51キロで走ったら道交法違反の犯罪者みたいな。

結局、こういう面倒な人というのは、寂しいんだろう。
たとえ揉め事であっても人と関わっていたいのだろう。
揉め事の渦中にいることにより、自分の存在を意識しているのかもしれない。


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