Music Mania

No Music No Life

嗚呼、女子高生

2018年05月02日 | 日常
最近どこかのアイドルバンドのベーシストが、酒飲んで女子高生にいらんことをして騒ぎになっている。
あ~あ、やっちまったな。
その代償はあまりにも大きい。

というわけで、今日は女子高生の話。

今から31年前、僕がまだ19歳だったときだ。
ゴールデンウィークに地元の公民館を借り切ってライブをやることになった。
ワンマンライブである。
それは5月2日、前半の部は僕らのバンド、アイリーのライブで、後半はダンスパーティーだった。

アイリーは自分たちのオリジナル曲のほか、BOOWYやARB、アースシェイカーのカバーなど、全部で20曲くらいやったと思う。
時間にして1時間半くらい。
この時のお客さんは40~50人くらいで、ほとんど未成年だった。
友人の彼女やその友達、さらに友人の妹やその友達なんかも来てて、そこには女子高生はおろか、女子中生までいた。

イベント終了後、僕たちはボーリングに行くことになったのだが、一部の女子高生たちも一緒に行きたいという。
4人くらいいたと思うけど、夜の8時くらいになってたので、僕は一人一人に帰らなくても大丈夫なのかと尋ねたところ、問題ないと口をそろえる。
それならまあいいか、とボーリング場まで足を延ばした。
しかし、この日はゴールデンウイークということもあり、とても混雑していた。
自分たちは人数が多かったこともあり、2時間くらい待たねばならなかった。
さすがに夜の10時にもなると、高校生と遊ぶには時間が遅すぎる。
僕は遅くなるから帰ったほうがいいんじゃない?と尋ねたのだった。
しかし、返事は「ノー」。
先ほど、全員親に電話をして、遅くなっても大丈夫だと確認済だというのだ。
親がいいというなら何も心配することはない。
帰りはクルマで家の近くまで送ってやればいい。

長い時間待たされて、ようやくボーリングを始めたのは0時近くだったと思う。
僕らは時間のことなど忘れて、はしゃいでた。
そんな矢先のことである。
一人の女子高生が青ざめた顔で僕のところにきた。
「〇〇ちゃんのお父さんが激怒して乗り込んできちゃった。どうしよう?」
おいおい、マジかよ・・・。

その女子高生と同じ顔した父親は顔を真っ赤にして怒っている。
これはマズイ、かなりマズイ。
とにかく僕はド叱られた。
殴られるのではないかと思うくらい、本気で怒られた。
僕は一切言い訳をしなかった。
なぜ僕一人がみんなを代表して怒られてるのかよくわからないけど、自分が犠牲になるしかなかった。
いかなる理由があろうと、女子高生をそんな時間まで連れまわしてるというのは、世間的に許されることではないのだ。

その事件のあとも、数回その女子高生たちと会った。
そのうちの一人とは何度かデートもした。
しかし、いくら自分自身も未成年だったとはいえ、今思うとリスクが高いことだと思う。

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