自然と風景、スナップと鉄道模型・鉄道写真

自然と風景と鉄道を愛し撮影にでかけたときの写真の紹介と、時々スナップ撮影と鉄道模型の写真もあるブログです。

六甲高山植物園のアジサイ

2023年07月20日 19時48分23秒 | 花、花のある風景
 
六甲高山植物園のアジサイ



梅雨空に似合うアジサイの花。

六甲高山植物園にアジサイを見に出かけました。

六甲を代表するアジサイが「シチダンカ」。江戸時代にシーボルトによって紹介された後には発見

されず「幻の花」とされてきましたが、1959年に六甲山で偶然に発見され各地に広まりました。


NHKの朝ドラ『らんまん』のモデルである牧野富太郎博士が長野県の民家で見つけて命名された

手毬のような「ヒメアジサイ」も育てられ、六甲ブルーとして知られています。

(タイトルの写真は「シチダンカ」です。)





「ヒメアジサイ」は野生では確認されておらず、牧野博士ゆかりの植物として各地で大切に植栽されています。


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六甲山系のアジサイは酸性土壌の影響で青系統の色が多く「六甲ブルー」と呼ばれます。


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諸行無常の一日花「沙羅双樹」、日本では「夏椿」の花

2023年07月03日 21時33分48秒 | 花、花のある風景
 
諸行無常の一日花「沙羅双樹」、日本では「夏椿」の花


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。


平家物語巻第一「祇園精舎」の文頭部分、学生時代に懸命に暗記したフレーズは未だに覚えています。

栄華を誇った平家一門の滅びゆく姿を語るこの冒頭に出てくる「沙羅双樹」の花は、朝に開いて夕方に

花弁ごと落としてしまう、はかない一日花です。


仏教の世界では、釈迦入滅の時に沙羅の木が臥床の四辺にあったといわれ、尊い花とされています。

日本では沙羅は自生できず、寺院で見かける沙羅双樹とされているのは「夏椿(ナツツバキ)」です。

平家物語の作者は、一日花の夏椿を沙羅の樹に置換え、はかなさを思ったのではないでしょうか。


今年は、梅雨の時期に咲く花を3箇所の異なる寺院で眺めました。









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奈良県大和郡山市「矢田寺」に咲く花。



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京都府福知山市「観音寺」で紫陽花やヤマボウシと同時に咲いていました。
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兵庫県神戸市「摩耶天上寺」、説明では「沙羅の木」とされていて、雨の中でしっとりと咲かせています。

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鶴が飛んでいるようなヤマボウシの木の中で、一輪だけ咲くナツツバキの花。(観音寺)




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梅雨の晴れ間に城北公園の花菖蒲園

2023年06月13日 13時48分59秒 | 花、花のある風景
 
梅雨の晴れ間に城北菖蒲園(大阪市旭区)





城北公園は旧淀川の河川敷を利用して造られた、大きな池と花菖蒲園がある9.5haの公園です。

公園内の花菖蒲園は昭和39年に開園した回遊式の菖蒲園で、江戸系・肥後系・伊勢系の三系統

の「花菖蒲」約250品種、約13000株が栽培されており、花の時期には多くの人が訪れます。


雨に濡れて、しっとりとした花を撮ろうと、雨の翌日を狙って出かけました。

前日は大雨、訪れたの時には梅雨の晴れ間の晴天。公園の管理者の方の話では、大雨では花弁

に雨が強く打ち付け、花が傷んでしまい見栄えも悪くなるとのとことでした。






梅雨の晴れ間に訪れた花菖蒲園。開園時間直後は人影も少ないです。


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個人的には、花菖蒲の代表格はやはり紫色系統かなと思います。




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回遊式庭園には八つ橋もあります。水面に映り込みも見れます。




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葛城高原自然つつじ園 赤く燃えるつつじの群落

2023年06月08日 17時45分55秒 | 花、花のある風景
 
葛城高原自然つつじ園 赤く燃えるつつじの群落



奈良県御所市、金剛山の北側に位置する標高960mの葛城山は山頂付近が高原状になっており、

季節折々の大パノラマの光景が楽しめます。

近鉄電車、バス、ロープウェイを乗り継ぎ容易に行けるため、季節ごとに訪れた場所で、今回も

久々に高原の自然つつじ園に出かけてみました。

天候は晴天です。ハイクや景色を楽しむのには最適でしたが、花の撮影にはちょっと残念でした。





自然つつじ園を含め、あたり一面は100万本といわれる花の海です。



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ロープウェイの山麓駅にはすずらんが咲いていました。
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熊野街道伝達宿 梶本家の野田藤

2023年05月25日 22時31分04秒 | 花、花のある風景
 
熊野街道伝達宿 梶本家の野田藤



熊野街道伝達宿の個人宅である梶本家に樹齢40年を超える野田藤があります。

梶本家の野田藤は、1本の木から東西約27m、南北約30mの枝を伸ばし、4万本もの花房を

つけ、開花の時期には藤田棚が一般公開されて藤の香りが漂います。

伝達宿は紀州徳川家の参勤交代時の宿場町で、梶本家は油類を扱う旅籠でした。

今年の春は異常な温かさで開花も早かったようですが、見頃の時期に訪れました。






広い敷地の中庭には大きく赤い和傘とベンチが置かれ、藤の花を眺めることが出来ます。



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花の房は長くはありませんが、1本から延びる枝には数多くの房が見事です。



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藤棚の側には鑑賞台が置かれ、高い位置から眼下に広がる藤の花房を見渡せます。
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樹齢約40年を超える1本の藤、藤を守るボランティアの人たちで手入れが続けられています。









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