いままで そしてこれから

人の為と書いて・・・

カウント ダウン

2016-05-27 17:20:59 | 日記
病院から電話が来ました。
 「先生から、お話があります」

今日は、先生のほかに看護師さん、もう一人の先生・
それに、施設でお世話になっている相談員さんも同席です。

ただならぬ雰囲気でした。
今迄の経緯から、「もはや・・・」と直感します。

肺・腎臓の機能の状態を説明され、これからは積極的な
治療はできなくなって来た、とのこと。
これからは、いわゆる看取りになります、とのこと。

病院で看取るか、施設で看取るかを相談員の方と打ち合わせました。
母もいることだし、お互い顔を見合わせることはできないまでも、
同じ建物の中で過ごしてもらうことにしました。

来週、病院をでます。

治療を終えたことについて
「先生、私は残酷なことをしましたか?」

先生は「いや、そんなことはありませんよ。治療を施して
 ご本人様が苦痛を得るより、自然なかたちで息を引き取るほうがよろしいのでは。」と返してくれました。

早かれ 遅かれ いつかはこんな日が来ることは、覚悟していたが
具体的になってくると、これから父に対しどのように接していいのか、わからなく、そして不安です。

今日の、容体は首元から点滴。 
  のどの乾燥を抑える吸引。
目は半開き、見えているかと思い、瞼に手を近づけるも、閉じる仕草もない。
また、声掛けにも反応はなし。

これから、点滴を外されると、栄養の補給はなし、ということになります。
車で言うと、ガソリン補給なしで走り続け、ガス欠と同時にエンジンストップ。
父親も同じく歩むことでしょう。
カウント ダウンがスタートしました。