いままで そしてこれから

人の為と書いて・・・

親戚の不幸

2016-03-16 21:34:20 | 日記
私の比較的近い親戚の、長男さまが急逝した。
続柄が近いため、告別式のみならず、
お亡くなりになられた晩の枕経からの参加です。

すぐにでも起きてきそうなお姿でした。
故人の姉妹、親御さんはまだ健在で
さぞ、肩の力を落とされたかと思うと、声をかけるのをためらいました。

これからのスケジュールと費用のこと。結構かかることには驚きました。
私にはこんな立派な式を挙げることはできないでしょう。
恥ずかしながら、今までこんな場面まで踏み込んで入ったことはありませんでした。

戒名・式の規模・お返しの品々、微力ながら手伝いをさせていただいたわけでしたが、
これほどの忙しさから、身内だけではできないことがわかりました。

これからの未来がある人の死は痛ましいものです。
故人とは車購入の相談・保険の相談と親しく話をさせていただいたことを
思い出し、こみ上げてくるのを抑えることができませんでした。

通夜・告別式と進み最大のイベントを迎え、悲しんでいる場合ではありませんでした。
布団に寝かされている姿からそして棺に入り、最後は火葬場へと進むのですが
少しずつ、亡くなったという実感がわいてきました。

今ではもう、数週間が経過しましたが、高齢のお母様は大丈夫かが不安です。

私には二人の要介護者がいますが、近い将来この世から離れることになります。
今回の親戚の不幸を見させていただき、少しは参考になったかと思いました。

誰もが避けては通れない死、それを看取ること、告別の儀。
残されたものの義務です。

今回は大変貴重な体験をさせていただきました。合掌