のり巻き のりのり

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重みをはねのけて立つ

2016年01月20日 | 愛しき植物
記録によると1月4日。庭の片隅にふわふわした白い綿毛のようのものを見つけました。
写真を撮っておいたのがこれ。



晩秋まで咲いていたシュウメイギクです。これまでは花が咲き終わると切ってしまっていたので、こんな風に種ができるのは初めて見ました。

今朝は雪が積もりました。植物もすべて雪に覆われ頭を垂れていました。
雪が溶けて外に出てみると、ほとんど溶けている中にまだ雪の固まりが・・・

いいえ、シュウメイギクの綿毛です。あれほどずっしりと我が身を覆った重みをはねのけてなお、がっしとしがみついている種たちがいる!

放すべき時をかたくなに守ろうとしている親株がいる! その懸命さに心惹かれ見とれてしまいました。



冷たい風に吹かれなびいている綿毛、包まれた種はほんとにほんとに小さい。





枯れてなお逞しく、まっすぐ青空に向かっている美しい姿を見せてくれたシュウメイギク

秋にはまた可憐な花を咲かせてくれることでしょう。


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