極上ひとり飯 植野広生 ポプラ社 860円 税別。
ひとり飯に磨きをかけるため、読んでみた。
ここまで私はこだわれない。
でもあと何度の晩飯が、食べられるのか!
さて、今日はどこで飯を食べようか!
極上ひとり飯 植野広生 ポプラ社 860円 税別。
ひとり飯に磨きをかけるため、読んでみた。
ここまで私はこだわれない。
でもあと何度の晩飯が、食べられるのか!
さて、今日はどこで飯を食べようか!
写真は、「喫茶の一族」京都・六曜社三代記 京阪神エルマガジン 1600円+税。
ひと頃、京都に行けば必ず寄っていた店だが、タバコをやめてからは、店内のモクモクに嫌気がさして、とんとご無沙汰していた。さすがに禁煙になったのね。
それこそ、少し前までは何処でもタバコが吸えた。初めてアメリカに行った時も食後の飛行機は煙モクモクだった。当然、私も吸っていた。電車、職場、飲み屋、街中何処でもタバコが吸えたっけ。
時代が変わった。
そう思えば、先々で血まなこになって、喫煙場所を探す某Aに同情を禁じえない。
久しぶりに六曜社に行きますか!
写真は、「ハイパー ハードボイルド グルメリポート」上出遼平 毎日新聞出版
1800円+税。
元はテレビ東京のドキメンタリー番組。そのディレクター兼プロデューサーの上出が自身の取材をもとに書き上げた作品だ。
ハイパー ハードボイルド グルメリポートなる番組は見たことも無かったし、その存在すら知らなかった。
食べると言う行為は人間の基本的な営みだ。食べなければ人は死んでしまう。
言い換えれば、人は食べるために、生きていると言っても良い。
極上のレストランで、最上の食材をいただく人もいれば、スラムにあって最低限の食事をとる人もいる。
何も口に出来ない人もいる。
彼我の差を比べることは栓なきことだが、見つめ直すことはありだと思う。
この本を読んでそんなことを思った。
写真は、「作家の贅沢すぎる時間」双葉社 1000円+税。
本文はすべて倒れる前に書かれたものだが、はしがきはまごうことなく、病後の筆だ。待ってました!伊集院静。
しかしだ、編集者も歯が浮くようなタイトルを考える暇があるなら、原稿の写しを掲載するか、せめて自筆のサインを載せるかの粋なはからいが出来なかったのか、残念だ。
何はともあれ、また伊集院静が読める幸せを噛みしめたい。
写真は、「四畳半タイムマシーンブルース」森見登美彦 1500円(税別)
上田誠の原案があったとはいえ、やはり四畳半物を書かせたらこの人の右に出る者がいないだろう。その文体(スタイル)は針小棒大(しんしょうぼうだい)して周密精到(しゅうみつせいとう)
抱腹絶倒などいらないニヤリでいいんだ。
森見!これからも四畳半で踊れ!