じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

「十和利山」に、登って来ました。

2020年07月31日 | 登山・トレッキング
7月30日(木)、久々に、雨マークの無い天気予報だったので、十和田湖のすぐ南東側にある、東北百名山の「十和利山(とわりやま)」に登って来ました。
こんな感じの山です。


自宅を5時に出発し、登山口のある新郷村の「迷ヶ平」には、6時30分頃に到着しました。
広々とした登山口の駐車場には、私の車だけです。

「迷ヶ平」・・・、不気味な名前ですね。
実は、ここは秋田県との境界付近で、初夏には「根曲がり竹」のタケノコ採りで賑わう場所です。

「秋田県境」+「タケノコ採り」 → 「人喰い熊」・・・、で世間を震撼させた事件現場の近くなんです。

登山で、「熊の糞」を見掛けたり、たまに「ケモノ臭」を感じた事もありましたが、あまり「熊」さんを意識した事はありませんでした。
でも、今回は違います。
「人喰い熊」の生息エリアに足を踏み入れる訳ですから・・・。(チョット大袈裟かな?)

今回は、急遽「本」を購入して、「熊」さんに遭遇した場合の対処方法を、事前学習したほどです・・・。(?)

さてさて、6時50分に国道を渡って登山口に入ります。

ありました、ありました・・・。

「熊注意」の看板です。

さて、登山道は広い道が続きます。

以前は、林道だったのでしょうか・・・?

登山道の脇では、

「エゾアジサイ」の花が、あちらこちらで咲いていました。

7時前に、分岐にやって来ました。

右側が「東コース」ですが、笹薮や急登があるとの情報があったので、今回は左側の「西コース」を往復します。

広い樹林帯の道が続きます。


大きな木もありました・・・。

「ブナ」の木でしょうか・・・?

何時もだと、お花を探してキョロキョロしていますが・・・、今回は違います。
笹の音や、木の上にまで目配りをして歩きます。
黒い物が目に入ると、立ち止まるほどです。(「ビビリ症候群」状態です。)

さて、道が少し細くなりました・・・。

前方に、白い物が見えましたよ・・・。

「ウバユリ」の様です。
草むらの所々で、ニョキっと立っています。

やがて、平坦な道が終わり、尾根に向かって九十九折の登りが始まります。


針葉樹と広葉樹の森になりました・・・。

湿気が多い様です。
頭から汗が吹き出し、顔に流れ落ちて来ます。(髪の毛が、少なくなって来たせいでしょうか・・・?)
こんな時、一々立ち止まって、眼鏡を外して顔を拭かなければなりません。(チョット不便です。)
汗を拭いて、水を一口飲んで、また歩き出します。

やがて、藪道が現れました。

前回登った、「天狗岳」に比べたら、藪の内に入りませんね・・・?

尾根道になりました・・・。

道は、広くなったり、狭くなったり、緩くなったと思うと急になったりと、変化があって楽しいです。(?)

また藪道になりました。

頂上近くでは、こんな「洗い掘り」された道が現れました。

でも、登山道の状態は、歩き易くて、良い方だと思います。

道端に「道標」の板が落ちていました・・・。

何でここに・・・、と思いながら上を見ると・・・、

「道標」がありました・・・。
「三ツ岳」は、「戸来岳」の最高峰です。
分岐の様ですが・・・、

既に藪の中で、「廃道」状態の様です。

8時20分頃、頂上に到着です。

頂上の標柱です。

東コース側には、案内板の名残でしょうか・・・。


さて、頂上からの展望です。
西から北方向のパノラマ写真です。

西方向には、十和田湖が見えますが・・・、生憎、ガスっていて見えませんね。
十和田湖方面をアップです。

白い雲海状の所が湖で、真ん中は「御倉半島」の様です。
そして、北方向には・・・、

右側が「十和田山」で、左端が「戸来岳(三ツ岳)」の様です。

今度は、南側のパノラマ写真です。

牧草地の様な平原から、十和田湖の南端が見えます。
牧草地方向をアップです。

風力発電の風車が、ニョキニョキと建っていました。

残念ながら、東方向は展望がありませんでした。

さてさて、雲が多くなって来ましたので、早目に下りましょう。
8時40分、下山開始です。


9時40分頃、分岐に到着です。


9時50分頃、登山口に到着です。

短時間で登れて、そんなにキツイ山ではありませんが、妙に疲れました・・・。
「気疲れ」でしょうか・・・?

さてさて、登山の汗は・・・、

新郷村にある、「新郷温泉館」で流しました・・・。
「大鷲が標した癒しの温泉」だそうです。
良いお湯でしたよ・・・。

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