じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

紅葉の「津軽三不動」を、巡って来たよっ!

2018年11月02日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
秋の長雨だったのでしょうか?雨の日が続き、外(街の外?)に出掛けられない日が続きました。
そんな中、10月30日には、平年をかなり遅れて岩木山と八甲田山系が初冠雪になりました。
冬が確実に近づいているんですねっ。

そして、今日11月2日(金)、午前中の岩木山です。

上側1/3くらいに雪が見えます。
そして、午後の八甲田山系です。

北八甲田(向かって左側)は、かなり下まで雪が見えますねっ。
そろそろ、タイヤ交換の時期が気になって来ました・・・。

さて、話を元に戻しますが、そんな連日の雨の中、晴れたら何処に出掛けようかと想いを巡らしていました。

天気予報の「紅葉情報」で、「中野もみじ山」が見頃との事でしたので、中野神社境内にある滝ともみじの写真を撮ろうと思い付きました。

そこで、「中野もみじ山」のパンフレットを、ネットでダウンロードして見ていると、「津軽三不動」の記述がありました。

「津軽三不動」は、推古帝18年(610年)に、聖徳太子の命で津軽に来られた唐僧・円智上人が、一本の神木から作り上げたとされる三体の「不動尊」の事で、黒石市の「長谷澤(ながいざわ)神社」と「中野神社」、そして平川市碇ヶ関の「古懸山不動院国上寺」に安置されているそうです。

そこで、関連する「三不動」を巡って見るのも良いかなと思い立ち、出掛けて見る事にしました。(三箇所を1日のうちに巡拝すると、ご利益が大きいそうなので、チョット下心有りです。)


さて、11月2日(金)に、妻と二人で「津軽三不動」巡りに出掛けて来ましたよっ。

①「長谷澤(ながいざわ)神社」(黒石市)

この神社は、坂上田村麻呂が、大同元年(806年)に東国の守護神として、長谷澤の地に社殿を創建したのが始まりだそうで、創建当初から「東光山五倫寺」と称されていましたが、明治になってから「長谷澤神社」になったそうです。

大きな木に守られる様に、鳥居がありました。




そして、境内を横切る様に、小川も流れていましたよっ。

何か、清々しい気持ちになりました・・・。

さて、本殿が見えて来ました。

本殿横の、小さな祠の周りが池の様になっていて、こんな光景に出会いました。

紅葉は、落ち葉になっても風情がありますねっ。

本殿に参拝し、裏側に回ります。

急勾配の石段が見えました。

そして、傍には「不動明王」と彫られた石柱がありました。


さてさて、急勾配の石段を登ります。

お堂が見えて来ました。

急勾配の階段は、136段ありました・・・。
石段に、落ち葉やコケがあって滑りそうだったので、かなり慎重に登りましたよっ。

さて、お堂の前に来ました。
上部に、「お不動様」の絵が飾られていました。

真ん中の絵が無いですねっ。
左側をアップです。

右側をアップです。

両方とも、座ったお不動様の様ですねっ。

さて、お参りを済ませましたので、下りましょう・・・。
上から見た石段です。

滑ったら、下まで止まらなそうです。
手摺りに摑まり、慎重に下りて行きましょう・・・。

続いて、中野神社に移動です。



②「中野神社」(黒石市)

■昼の部

この神社は、延暦14年(795年)に、坂上田村麻呂が蝦夷平定の際に建立したと伝えられ、「日本武尊」を祀ったとされています。
ここは、古くは「黒瀧山」と呼ばれ、戦国時代は「不動館」と言うお城(館)もあった様です。

さて、全体が見える定番の撮影ポイントです。

長雨の影響で、川の水量はこの時期にしては多く流れています。

赤い橋の周囲をアップです。

黄色と赤が、鮮やかですねっ。
紅葉は、陽射しがあると、より一層華やいで見えますよねっ。

さて、大きなコンクリートの鳥居をくぐり抜けると、こけしの燈籠が出迎えてくれました。

さすが、こけしの町ですねっ。

そして、赤い鳥居をくぐります。


鳥居の先は、下りの石段になっていて、「黒石よされ」の踊り子を模った人形燈籠がぶら下がっていました・・・。

子供達が顔を描いた様で、それぞれ顔が違っています。(作者の名前が書かれていました。)
私好み(?)の顔の燈籠です。


さて、真っ直ぐ「不動の滝」に向かいます。
河原に下りて行けますので、正面からパチリッ。

こちらも、秋にしては水量が多くて、なかなか良いですよねっ。
縦の写真です。

私は、紅葉の中の滝が大好きなんです。

さて、上に登り、赤い橋の上からの滝です。

少し雰囲気が変わって、高さのある滝に見えますねっ。

橋を渡ると、山門があります。


山門の向こうに、「狛犬」ならぬ「狛鶏」が見えて来ました・・・。
右手側が「雌鶏」です。

左手側が「雄鶏」です。

この神社は、「酉年」生まれの「一代様」(守護神・仏)になっているので、狛犬が鶏のものを置いている様です。
そうそう。普通の狛犬もありますが・・・。

さて、神社の本殿に来ました・・・。

「三瀧山」の額縁が掲げられています。(「黒龍山」じゃないんだ?)
「○○山」と言うのは、お寺の称号ではなかったでしょうか?
こちらに、「不動尊」が祀ってあるのでしょうか・・・?
神様と思い、「二礼二拍手一礼」で参拝しましたが・・・。(良く分かりませんねっ。)

そうそう、本殿の右手側に小川があり、その上には小さな滝がありましたよっ。

その小川の向こう岸に、祠と不動尊の石像がありました。

祠は、「坂上田村麻呂」が祀られていました。

不動尊をアップです。

足元には、なぜか「蛙」がいますよっ。(不思議ですねっ。)

さてさて、紅葉の写真を連続です。

鮮やかな赤ですねっ。
そして、こちらは・・・。

清々しいですよねっ。
こちらは、

黄色のグラデーションが良いですよねっ。
そして、最後は・・・。

木漏れ日に輝いていました・・・。

そうそう、赤い橋のたもとに「大町桂月」の文学碑がありましたよっ。

アップです。

良い歌なんでしょうけど・・・。
「散り残る」は、寂しいですよねっ。
私だったら、散る前の「楓」を愛でたいのですが・・・。

さて、次の「古懸不動」に移動しましょう・・・。
そうそう、その前に「夜の部」(夜景)を紹介します。


■夜の部(11月1日(木)撮影)

さてさて、夜にはライトアップが行なわれていましたので、前日に独りで夜景の撮影に行きました。

先ずは、定番ポイントからの夜景です。

何か、幻想的ですよねっ。
そして、赤い橋の周辺をアップです。

少し寒い夜でしたが、結構人出がありましたよっ。

コンクリートの、大きな鳥居をくぐり抜けた所で、こけしの燈籠が迎えてくれました・・・。

可愛いですよねっ。
二番目のこけしには、「東京オリンピック」のキャラクターが描かれていましたよっ。

そしてこちらは、今回のテーマに相応しい、「お不動様」の絵が描かれていました・・・。

そうです。座っている「お不動様」です。

赤い鳥居をくぐり抜けると、「黒石よされ」の人形燈籠がぶら下がっていました・・・。

好みのタイプを、パチリッ。


ではでは、足元に気を付けて河原に下り、滝を目指します・・・。

直接のライトアップは無いので、こんな感じです。

縦の写真です。


河原から上って、赤い橋にやって来ました・・・。

何か、紅葉の中に吸い込まれて行きそうですねっ。

橋のたもとの紅葉です。

ライトアップで、綺麗に見えますねっ。

さて、橋の上からの滝です。

少し角度を変えて、気持ちアップです。

スローシャッターなので、滝の水が「絹糸」の様に見えますねっ。



③「古懸(こがけ)山 不動院 国上寺」(平川市)

当初、円智上人が彫った不動尊は、大鰐町の「阿闍羅山」に安置されたそうですが、建長6年(1258年)、時の執権・北条時頼がこの地に像を移し、歴代鎌倉将軍家の祈願所としたそうです。その後、津軽藩の歴代藩主の祈願所ともなっています。

また、ここの不動尊は「汗かき不動様」の別名があるそうです。

津軽藩の2代藩主信牧公の代に、地震や災害が多発し、不動尊が汗をびっしょりかいているとの話を伝え聞いた信牧公が、急いでお参りに行ったところ、天守閣に落雷があり焼失してしまったそうです。(お城に居なかったので、無事だった。)
このときから、「高岡(鷹岡)城」と呼ばれていた城の名前は、「弘前城」に改められたそうです。

さてさて、前置きはこれくらいで・・・。
境内に到着です。

結構、大きなお堂が沢山あり、神社もいくつかありましたよっ。

境内に入って左手側には、弘法大師像が立っています。

弘法大師像の前は、「四国八十八ヶ所霊場お砂踏み参拝所」になっています。

そして、正面には本堂がありましたよっ。

その手前には、「由来」書きがありました。


参拝後、本堂内に入って見ました。
本堂内の「お不動様」です。

暗くてやっと撮影しました。(フラッシュは失礼かと思いましたので・・・。)

さて、こちらは「護摩堂」です。

お堂の中には、お不動様の絵等が飾られていました。

そしてこちらは、「位牌堂」の様です。

これで、「津軽三不動」巡りは無事完了です。


さて、お寺の直ぐ横に「不浪寄(なみよせしらず)八幡宮」と言う神社がありましたので、参拝して来ました・・・。

「不浪寄」の「浪」は、洪水や山津波(土石流)を意味している様です。

そうそう、神社の前には2本の石柱が立っていました。
左手側です。

「降り龍」の様です。

そして、右手側のこちらは、

「昇り龍」の様です。
なかなか珍しいですよねっ。


さて、お昼になってしまいましたので、「道の駅・いかりがせき」に立ち寄って、昼食にする事にしました・・・。
「名物・マルメロカレー」と言うのがありましたので、それの「野菜カレー」を注文しました・・・。

「野菜カレー」です。

なかなか見映えが良く、美味しそうですよねっ。

「碇ヶ関特産・マルメロ果実とトキワ赤鶏肉入り」とメニューに記載されていましたが・・・。
「マルメロ」の味が、良く分かりませんでした・・・?

まっ、いいかっ!? 健康的なカレーでしたから・・・。

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