じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

2024年早春の日の出(津軽富士見湖)

2024年03月27日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
3月27日(水)、「朝から快晴」の天気予報に後押しされて、今年に入って初めて「津軽富士見湖」を訪れました。
気温は、マイナス5℃と寒かったのですが・・・、

来て良かったですね。
水面と空は、日の出前のグラデーションに彩られていて、「鶴の舞い橋」の後ろの空には薄っすらと、か細い雲が漂うだけで、八甲田連峰もクッキリとその姿を見せていました。
こんな、日の出前の風景が大好きです。

少しアップです。

雲が無くなりましたね。
もう少しアップです。

ググッとアップです。

今日は、こちらの方角から日が昇る予定です。

5時35分頃、朝日が顔を出し始めました。

おやおやっ!!
ここで、カメラの電池切れです。
寒いと電池の持ちが悪いですね。
急遽、予備のコンデジで撮影します。

設定変更の余裕が無かったので、少し暗いですが、「光芒」が出て雰囲気が出ていますよね。
少し引いた写真です。

最後は、アップです。

今日は、お天気に感謝です。
「津軽富士見湖」では、今まで雲の無い空や、雲の掛からない「八甲田連峰」の写真を撮った事が無かったと思います。
素敵な風景に巡り会え、早起きして良かったなぁ・・・。

【回想】2015年秋 憧れの剱岳を目指す。

2024年03月20日 | 登山・トレッキング
3月20日(水)、庭の雪は消えてしまい、雪囲いも撤去したのですが、天候が安定せず、雨が雪になったり、陽射しがあっても雲が多くて・・・と、この所、撮影に出掛ける機会を失っていました。
そこで、今回もまたブログ開設以前に登った山を紹介させて頂きたいと思います。

そうそう、デジカメの操作に慣れていない頃の写真もありますので、ご容赦願います。
それでは、2015年の秋へタイムスリップです・・・。

【登山前日】9月15日(火)

「立山駅」近くの駐車場に車を置いて、12時20分発のケーブルカーに乗り込みます。

「美女平駅」からはバスに乗り換え、「室堂」を目指します。

「室堂」が近くなると、車窓から「剱岳」が見えて来ました。

憬れの「山」に近付いて来ました・・・。

13時30分頃、車窓から「室堂ターミナル」が見えて来ました。


13時40分頃、「室堂ターミナル」に到着し、外に出ました。

目の前には、どっしりとした山容の「立山」が、青空の下に美しい姿を見せていました。
お久しぶりです。
2013年7月以来ですね・・・。

さて、少し北東方向をググッとアップです。

明日登って行く、「雷鳥坂」の登山道と、稜線上には「剱御前小舎」が見えています。
あの稜線の向こうで、「剱岳」が待っているんですね・・・。(身が引き締まる思いです。)

さてさて、今夜の宿へ向かいましょう。

道端で、「ヤマハハコ」が咲いていました。

続いては、紅葉と綿毛の「チングルマ」です。

陽射しを浴びて、輝いていました。

そして、こちらでは・・・、

「アキノキリンソウ」でしょうか・・・?
お花があると、嬉しくなりますね。

さてさて、「立山」の麓に、今夜の宿が見えて来ました。

「室堂山荘」です。

14時頃、山荘に到着しました。

移動の疲れを癒やして、明日に備えましょう・・・。


【1日目】9月16日(水)

7時20分頃、「室堂山荘」を出発します。

「立山・雄山」の背後から、陽が昇って来ています。
良いお天気になりそうです。

それでは、「雷鳥坂」を目指して、舗装された道を進みます。

遊歩道を進むと・・・、

道端で、ピンク色の実が目に留まりました。
「ツガザクラ」の実でしょうか・・・?

やがて、「雷鳥沢キャンプ場」が見えて来ました。

大分下って行かなければなりません・・・。

8時20分過ぎ、キャンプ場まで下りて来ました。


案内板がありました。


先に進むと・・・、

あの橋を渡るんですね・・・。

橋を渡ります。


渡った先に、案内板がありました。


そして、少し進むと道標が現れました。

いよいよ、「雷鳥坂」を登って行きます。

登山道脇の赤い実は・・・、

「ウラジロナナカマド」の様ですね。

10時30分過ぎ、後ろを振り返ると・・・、

左奥に「室堂ターミナル」が微かに見え、その下には「地獄谷」から立ち昇る噴煙が見えます。
随分登って来ましたね。
帰りは、ここを下りて、あそこまで登り返すんですね・・・。(大変だ・・・。)

10時40分過ぎ、稜線が見えて来ました。

「剱御前小舎」が、もうすぐですね。

10時50分前、「剱御前小舎」に到着しました。

少し休憩です。

小舎前の案内板です。

ここから、「剱山荘」を目指して下って行きます。

そして・・・、

「剱岳」が目の前に迫っています。
あの山に登れるんだろうか・・・と、少し心配になりました・・・。

登山道を進むと・・・、

「ミヤマリンドウ」の様ですね。(可愛いですね。)

12時頃、前方に「剱山荘」が見えて来ました。

まるで、「剱岳」に続く道の、出発点の様に見えますね。

道端で可愛いお花が咲いていました。

「ミヤマシオガマ」でしょうか・・・?

12時15分頃、道を間違えた様で・・・、

「剱山荘」の上に来てしまいました。

近くに案内板がありました・・・。

先が思いやられますね・・・。

道標です。

こちらに直接下りて来るのが正解だったんですね。

案内板です。

明日は、気を引き締めて登りましょう・・・。

13時頃、「剱山荘」に到着しました。

ゆっくり休んで、明日に備えましょう。

小屋の窓から外を眺めていると・・・、

「ホシガラス」が、「ハイマツ」の実を集めているのでしょうか・・・?
「ハイマツ」の上にいる所を、パチリッ!

意外と可愛いですよね。
もう、冬に向けた準備をしているんでしょうね・・・。


【2日目】9月17日(木)

5時30分頃、「剱山荘」を出発し、第1の鎖場にやって来ました。

各鎖場に、こんな「案内板」が貼り付けられています。

5時50分前、第2の鎖場にやって来ました。

ここを登って、稜線に出ます。

稜線に出ると・・・、

前方に、「剱岳」に似ていますが・・・、「前剱」の様です。

5時55分頃、「一服剱」に到着しました。

しかし、ここで雨が降り出して来ました・・・。
鎖場や梯子は滑り易いので、安全を考慮して、山小屋に引き返す事にしました。

6時5分過ぎ、「剱山荘」が見えて来ました。

そして、稜線から下りる前の風景です。

もう一枚、

「前剱」です。
名残惜しいですが、「安全第一」です。

そうそう、雨は午前中で上がりました。
明日は、晴れて欲しいなぁ・・・。


【3日目】9月18日(金)

5時過ぎ、「剱山荘」を出発しました。
5時20分頃、第1の鎖場に到着しました。

ヘッドライトの灯りで、足場を慎重に確認して歩きます。

5時30分前、第2の鎖場に到着しました。


「一服剱」を過ぎ、「前剱」を目指して進みます。


「大岩」が見えて来ました。


第3の鎖場です。

岩ゴロの鎖場を登ります。

6時20分過ぎ、第4の鎖場にやって来ました。

横に移動します。

後ろを振り返ると・・・、

山小屋方向ですが・・・、「剱山荘」は見えず、中央付近に「剱澤小屋」が小さく見えていました。

6時25分頃、「前剱」に到着しました。

陽も射して来て、明るくなりました。
そして、この先です。

「剱岳」本峰が目の前です。
立ちはだかる様な、絶壁が見えますね・・・。

6時40分頃、下った先に足場の様な細い橋が見え、渡った先は横に移動です。


橋を渡り、第5番の鎖場です。

横に移動して行きます。
その先に第6番の鎖場です。

下って行きます。

途中からの風景です。

中央部分に、「室堂平」が見えています。

続いて、「前剱の門」と言われる鞍部を過ぎ、第7番の鎖場にやって来ました。

ここは、鎖と鉄の杭を使って登ります。
登った先が、「平蔵の頭」と言われる所です。

第8番の鎖場にやって来ました。

下りて、更に横に下って行き、「平蔵のコル」に向います。

やがて、ガレ場を進んで行きます。

前方に、小さく矢印が見えています。

7時35分頃、第9番の鎖場にやって来ました。

「カニのたてばい」と呼ばれる場所です。
先行者がいるので、暫し休憩です。

ここは、鎖と鉄の杭を使って登って行きます。

登った先は、横に移動します。

鎖場は、未だ続きます。


おやっ!?間違えたかな・・・?

下山ルートの「カニのよこばい」に来てしまいました。
でも、頂上の矢印が見えますね、(やれやれ・・・。)

頂上に向け、岩ゴロの道を進みます。


途中、道標が見えて来ました。

「早月尾根ルート」への分岐の様ですね。

8時15分頃、頂上に到着しました。


それでは、頂上からの風景です。
南西(剱沢)方向です。

西側です。

そして、もう一度南西側をアップです。

中央付近が、「室堂平」の様です。

こちらは・・・、

北側だった様な気がします・・・?
雲海に浮かぶ山々を見て、小休憩です。

さて、8時30分頃、下山開始です。

ガレ場が多いので、下山の方が危険だと思います。
気を引き締めて歩きます。

8時45分過ぎ、「カニのよこばい」にやって来ました。

一旦、真下に下ってから、横這いになるのですが・・・、

足が届かず、やっとの思いで下りました。
鎖で横這いした先には・・・、

こんな梯子が待っていました。
そして、こんな岩も・・・、

良く崩れ無いもんですね、(コワッ。)

梯子を下りた先には、トイレがありました。

続いて、第11番の鎖場です、

「平蔵のコル」へ下ります。
こんな感じです。

滑ったら、止まりませんね・・・。

今度は、「平蔵の頭」への登りです。(第12番の鎖場)


上部へ到着しました。

「ケルン」がありました。
一休みです。

さて、先へ進むと、第13番の鎖場です。

「前剱の門」から、「前剱」への登りです。

9時45分頃、「前剱」に到着しました。
「剱沢」方向です。

山小屋が小さく見えますね。
もう少しです。

こんな、ガレ場を登って来たんですね。

先行者がいるので、慎重に下ります。

10時35分過ぎ、「剱山荘」の直ぐ近くまで下りて来ました。

一安心です。

11時10分頃、山荘に到着しました。

山荘脇の案内図と、登山口の案内板を見た瞬間、どっと疲れが出て来ました。
今日はゆっくりと休んで、明日下山します。


【4日目】9月19日(土)

6時30分頃、「剱山荘」を出発しましたが、濃いガスの中で写真を撮る余裕が有りませんでした。
その上、「剱澤小屋」の前を経由して、「別山乗越」に出る予定だったのですが、道を間違えて初日に歩いて来た道を登っていました。
今だったら、スマホの位置情報で分かるのですが、この頃は未だ「ガラケー」でしたので・・・。

8時20分過ぎ、無事?「剱御前小舎」に到着しました。

小休憩し、「室堂平」に向けて下りて行きます。

「室堂」側の斜面も、未だこんな感じでガスっていました。


10時5分頃、「雷鳥沢キャンプ場」まで下りて来ました。

ここからは、登り返しです。

10時50分過ぎ、「ミクリガ池」に到着しました。

空は晴れ渡り、水面には「立山」の勇姿を映し出していました。

11時10分前、「室堂ターミナル」に到着しました。

この後、バスとケーブルカーを乗り継いで、「立山駅」に戻り、帰路に着きました・・・。

今回は、鎖場や岩ゴロ、ザレ場等を数多く歩き、岩場の登山にチョッピリ自信を持てた様な気がします。
何れにしても、「安全第一」ですね。

【回想】2015年夏 上高地から槍ヶ岳を目指す。

2024年03月07日 | 登山・トレッキング
春めいた2月から、3月に入ると一変して冬に逆戻りです。
お天気もハッキリせず、撮影に出掛ける元気も出ません。
そこで、今回もまた、ブログ開設以前に登った山を紹介させて頂きたいと思います。

ブログ開設前なので、写真撮影が登山を紹介するスタンスで撮っていないのをご了承願います。
それでは、2015年の夏へタイムスリップです・・・。

【登山前日】7月26日(日)

15時30分頃、沢渡(さわんど)にある「市営第二駐車場」に車を入れました。

駐車場の隣が「足湯公園」になっており、足湯とトイレが併設されているので、今夜は駐車場で車中泊をします。

それでは、明日の移動に備えて、周辺の散策に出掛けましょう。
先ずは、上高地へのバスが出る、「沢渡バスターミナル」へ行って見ます。

駐車場から、歩いて5分以内で来れる距離でした。

後は、夕食を食べて、ぐっすり眠るだけですね・・・。


【1日目】7月27日(月)

「沢渡バスターミナル」から、早朝のバスに乗車しました。

6時前に、「大正池」バス停に到着し、ここで下車しました。

実は、「上高地」を訪れるのは初めてなので、ここから歩き始める事にしました。

先ずは、「大正池」の風景です。

穏やかな水面に、「焼岳」が映り込んでいました。
「焼岳」も百名山なので、近いうちに登りたいと思います。

そこから、右手側の風景です。

憧れの、「穂高」の山々が見えました。

少し歩き出すと・・・、黄色いお花が咲いていました。

「タマガワホトトギス」と言う名前の様です。

今度は、こんな風景に変わりました。

荒涼とした風景が、「大正池」の成り立ちを物語っている様ですね。

またまた先へ進むと・・・、変わったお花です。

「オニノヤガラ」と言う、変わった生態のお花の様です。

やがて、「田代池」の分岐にやって来ました。

目の前には、こんな風景が・・・、

「田代湿原」だそうです。
「田代池」には行かず、先へ進みます。

おやっ! こちらにも変わったお花が・・・、

「キツリフネソウ」ですね。

さて、6時50分頃に「田代橋」までやって来ました。

この奥には、「穂高橋」と言う名の橋が続いています。
橋の上からの風景です。

「穂高」の山々と、「梓川」です。

対岸を進むと・・・、

お猿さんに出会いました・・・。

少し進むと・・・、

「日本アルプス」を、世界に紹介した「ウォルター・ウェストン」のレリーフがありました。
この方のお蔭で、日本の「登山」が発展したんでしょうね・・・。

先へ進みます。

心地良い風景ですね。
まるで、「森林浴」にでも来た様な雰囲気ですね。

おやおやっ!? 変わったお花ですよ・・・。

「クサボタン」と言う名前のお花の様です。
花弁が、くるりと巻いている所が可愛いですね。

やがて、「河童橋」が見えて来ました。

7時15分頃、「河童橋」に到着しました。

早い時間帯なので、観光客も少ないですね。

橋を渡って、対岸にやって来ました。

「登山案内所」の看板が目に留まりました。
近くで少し休憩をし、先へ進みます。

道端で、紫色のお花が咲いていました。

「ヤチトリカブト」でしょうか・・・?
嫌いな人もいる様ですが、私は変わった形のお花が大好きです。

さてさて、先はまだまだ長いですね・・・。

次は、「明神」を目指します。

またまた、道端で薄紫色のお花を発見しました・・・。

「ソバナ」の様ですね。
まるで、「風鈴」が沢山ぶら下がっている様で、涼し気ですね。

さて、8時20分過ぎ、「明神」に到着しました。

こんな看板がありました。

「明神岳」が「穂高岳」なんですか・・・。
神社に向けて進みます。

途中、「嘉門次小屋」がありました。

あの「ウェストン」の案内人だった人ですね・・・。

さてさて、先ずは池巡りからです。
「明神一之池」です。

大きいですね。
続いては・・・、

「明神二之池」です。
こちらは、まるで「日本庭園」の様ですね。

さてさて、戻って来て「穂高神社奥宮」に参拝です。

意外と小規模な造りですね。

そうそう、戻り道でこんなレリーフがありました。

「嘉門次」さんの碑でした。

さて、10時30分頃、「徳沢」に到着しました。

少し休憩です。

次は、「横尾」を目指して歩きます。

こんな、樹林帯を進みます。

陽射しが和らいで、清々しいですね。

少し進むと、吊橋が見えて来ました。

「新村橋」です。
先に進みます。

11時30分頃、「横尾」に到着しました。

「横尾橋」です。
この橋を渡ると、「涸沢」や「穂高」へのルートになります。
橋の前のベンチでは、沢山の登山客が休憩をしていました。
少し早いですが、「横尾山荘」で昼食を摂ります。


12時15分頃、「横尾」を出発します。
「蝶ヶ岳」への分岐です。

「ここから先は、登山エリアです。」と書かれています。
そう言えば、少し道が狭くなりました・・・。

道端で、可愛いお花を見付けました。

「イチヤクソウ」の様です。

さてさて、道はどんどん登山道らしくなって来ました。

小沢の橋を渡ります。

13時10分、「一の俣」に到着しました。

「常念岳」から流れ出た沢で、少し上流には滝もある様です。

先へ進むと・・・、こんな場所を通り抜け・・・、

更に進むと・・・、

大きな沢が現れました。
こちらが、「二の俣谷」の流れで、「大天井岳」が水源の様です。
少し先に、

「二の俣」の道標がありました。

更に進むと、道端に白いお花が現れました。

「ヤマハハコ」の様ですね。

さて、沢沿いの道を進むと・・・、

こんな標柱が現れました・・・、

「頑張りまっす!」

14時30分、今夜お世話になる「槍沢ロッヂ」に到着しました。

いや〜っ・・・、長かったなぁ・・・、疲れたぁ・・・。


【2日目】7月28日(火)

5時20分、「槍沢ロッヂ」を出発します。

体調は、快調とは言えません・・・。
部屋が暑くて、十分に寝つけませんでした。(寝不足気味です。)

道端のお花が、エールを送ってくれました・・・。

「クルマユリ」ですね・・・。

続いて、白いお花です。

「シロバナグンナイフウロ」の様です。

やがて、「槍沢」の雪渓が現れました。

雪渓を過ぎると、風景が一変しました・・・、

青空が見え、お花畑の中を進みます。

やがて、こんな広々とした風景が現れました・・・、

何か、ワクワクして来ますね。

道端では、「コバイケイソウ」が咲いていました。

蝶々さんが、一生懸命お食事中でした。

9時頃、「天狗原分岐」に到着しました。

体調不良で、予定より1時間程遅れています。
余裕があれば、「天狗池」まで行って、撮影したかったのですが・・・。(残念。)

またまた、道端で白いお花が咲いていました。

「ハクサンイチゲ」ですね。
ミツバチさんが働いていました・・・。

続いて、こちらでは・・・、

「アオノツガザクラ」が咲いていました。
可愛いお花ですね。

やがて、「槍ヶ岳」へ1.25KMの道標が現れました。

ここが、「ヒュッテ大槍」への分岐だったと思われます。
直ぐ近くには・・・、

「坊主岩小屋」がありました。
「槍ヶ岳」を開山した、「播隆上人」が寝泊まりしたそうです。

続いて、12時50分頃、「殺生分岐」に到着しました。

奥に、「殺生ヒュッテ」が見えます。

崖下に小屋が有るんですね・・・。

少し登ると・・・、

今度は、「イワギキョウ」達が賑やかに咲いていました・・・。

やがて、「槍ヶ岳」が目の前に見えて来ました。

先行者の後に続きます・・・。

今度は、「槍ヶ岳分岐」の道標が見えて来ました。

もう少しです。

14時10分頃、やっと「槍ヶ岳山荘」に到着しました。

疲れた〜っ! 大休憩です。

そうそう、「槍ヶ岳」はガスっていたので、明日の早朝に登ろうと考えていました・・・。
所が・・・、15時頃になると晴れて来ました。
慌てて準備をします。
今日、この日のために準備した「登山用ヘルメット」を着用し、携帯用ザックに最小限の装備を詰め込んで出発です。

ただひたすら、岩ゴロの道と、梯子を登ります。
途中の状況写真を撮っている余裕などありませんでした・・・。

15時40分過ぎ、頂上に到着しました。

残念ながら、またガスって来て、展望がありませんでした。
頂上は、あまり広く無いので、記念撮影後は直ぐに下山する事にしました。

そうそう、こんな感じで、登りと下りが別ルートになっているので、そんなに待たされる事はありません。


下山後、振り返ります。

頂上を、ググッとアップです。

登山者が見えますね。

目的を達成したので、今夜はこれで安心して眠れそうです。


【3日目】7月29日(水)

4時50分頃、「槍ヶ岳山荘」前からの風景です。

雲海の向こうが、朝焼けになっています。
そして、少し下の山々では・・・、

「滝雲」が流れていました。

5時5分頃、「ご来光」です。

山好きにとっては、「至福」の一時です。
苦労して登って来た「甲斐」があったと実感する瞬間でもあります。

さて、5時10分過ぎ、下山開始です。

ゆっくりと下りて行きます。

5時30分過ぎ、

「殺生分岐」まで下りて来ました。

少し下った先の風景です。

結構、急な斜面ですよね・・・。
振り返ると・・・、

「槍ヶ岳」と、その肩にある「山荘」が見えました。
あの岩山に、登ったんですよね・・・。

6時10分過ぎ、

「坊主岩小屋」に到着しました。
少し下にあった、「坊主岩小屋」の道標です。


続いて、7時10分頃、

「天狗原分岐」に到着しました。

「槍沢ロッヂ」を過ぎ、10時40分頃、

「二の俣」まで下りて来ました。

10時50分頃、

「一の俣」まで下りて来ました。

11時40分過ぎ、

「横尾」入口まで下りて来ました。

「横尾山荘」で昼食を摂って、大休憩です。
しかし・・・、大分疲れましたし、「上高地バスターミナル」までのコースタイムは、3時間以上です。
と言う事は・・・、私の足では4時間以上掛かると思われます。
そこで・・・、急ぐ旅でも無いので、急遽「横尾山荘」に宿泊する事にしました・・・。


【4日目】7月30日(木)

6時過ぎ、

「横尾山荘」を出発しました。

道端で、ピンクのお花が咲いていました。

「ホタルブクロ」ですね。

6時50分過ぎ、

「新村橋」前を通過しました。

7時頃、

「徳沢」に入りました。

7時50分過ぎ、

「明神」手前の、「徳本峠分岐」に到着しました。

8時前、

「明神」に到着しました。
ここで、休憩です。

8時50分過ぎ、

やっと、「河童橋」が見えて来ました・・・。

この後、「上高地バスターミナル」から「沢渡」に戻り、帰路に就きました・・・。

今回の登山では、今までに経験した事が無いほど、長い距離を歩く事になりました。
この経験が、その後の「奥穂高岳」登山等に、十分活かされたと思っています。