中日新聞によると、バングラデシュの首都ダッカにある工科大学で、学生数百人がワールドカップ期間中に予定されている試験の延期を求め、副学長事務所を包囲した。バングラデシュは今回のW杯には出場しないが、熱狂的なサッカーファンが多いという。学生達は試験を1カ月延期するよう求めたが、大学当局はこれを拒否し規定方針どおり実施すると発表した。これに対し学生は「大学側が試験の予定を変更するまでは包囲を解かない」と反発。大学の要請で警官隊が出動したが、強行排除には踏み切らず、結局、根負けした当局は大会終了後のまで授業を中断することを決めたというものだ。
日本ではちょっと考えられない話だが、学生側を横着と見るか、大学側を弱腰と見るかその判断が難しい。しかし国民に熱狂的なサッカーファンが多いというお国柄からすると、学生側にも大学側にもさほどの批判はないというか、むしろこの一連の経過を愉快に思っているかもしれない。われわれはあまり生真面目に考えないほうが良いようだ。
日本ではちょっと考えられない話だが、学生側を横着と見るか、大学側を弱腰と見るかその判断が難しい。しかし国民に熱狂的なサッカーファンが多いというお国柄からすると、学生側にも大学側にもさほどの批判はないというか、むしろこの一連の経過を愉快に思っているかもしれない。われわれはあまり生真面目に考えないほうが良いようだ。