たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

勇気ある発言

2006-03-12 10:08:21 | Weblog
 報道によれば、昨日の講演会で自民党の久間総務会長は、現在検討されている都心の公務員宿舎売却に関して「官庁は永田町、霞ヶ関周辺にある。公務員が都心に住まなければ何か起こった時に対応できない」と批判、有事に備える必要性を強調し、異議をとなえたという。一部の公務員宿舎が都心の一等地にあり、しかも格安の家賃であることに対し、マスコミなどからの批判が高まっている中、こうした発言をするのはなかなか勇気がいる。
 現在、何かにつけ公務員を批判する大衆迎合的な風潮があるが、制度の本質を見極めることなく、ただ表面的なことで一方的に批判するのはおかしい。久間氏は宿舎の家賃が低額だとの指摘についても「家賃を比較しても意味がない。必要ならただで住んでもらわないといけない」、そして「国家公務員は能力が平均以上の人材を集めなければならず、官民格差は当たり前。官僚をたたいて一番困るのは国民だ」と述べたという。
 官と民はその待遇が同等でなければならないというのが平均的な考え方かもしれないが、国を動かす重要な役割を担う部分の待遇を良くするのは当然だと思われる。


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2 コメント

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同感です。 (マスコミ報道を考えて居る親父)
2006-05-01 17:29:36
権力が官僚に有るとの前提でマスコミは報道して居ますが、そんな事は極一部の人達では無いでしょうかね、私の知っている人は日本に損に為る事は決してしたくないと貿易交渉でも時差を物とせず夜中も残業代無しで働いています(家には数時間しか居れません)、そして抗弁権が無いので言われぱなしで、早くこんなでは役所を止めたいと思い始めて居ます、大学の同期生の民間企業に行った仲間は家が買えたのに自分はとっても無理だと言っています、こんなマスコミ報道で誤解が続くなら折を見て退職したいそうです、民間企業でも必要な人材は厚遇して雇っています、なぜ国と言う大事な(私達国民の生活等の全てが掛かっているような仕事をしている)役目を少し位、厚遇してその代わりそれだけの働きをしてもらった方が、私達は安心して居れるんではと思います、敗戦後の日本国家が何とか混乱少なく国体が維持できたのは官僚が確りしていたからだと当時教えられていました、現在T大では官僚への希望者が激減しているそうです、人材無きチーム又言い換えればグループ・そして社会(国家)は駄目に為るのではと心配します、こんな考えは間違って居るのですかね~、野球選手や芸能人の方が収入ははるかに多いい人が居ます、スポーツもチームが強くなろうとしたら可也の厚遇しています、間違った見方ですか?
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Unknown (Unknown)
2006-09-03 22:15:31
でも自浄能力がないんですから、外部から叩くしかないですよね。自浄能力があれば、叩く必要もありません。
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