たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

男女差別

2006-01-29 10:17:07 | Weblog
 米国アリゾナ州トゥーソンで昨年開校した高等学校では、生徒にノート型パソコンを配り、通常の本形式の教科書を全く使わないこととし、宿題などはオンラインで提出するとの記事が出ていた。ペーパーレスもいよいよ教育現場まで及んできたとはいかにもアメリカらしい。
 さて男女機会均等は当たり前のことされて久しいが、当時を振り返ると感慨深いものがある。当時の会社における女性の役割は女性としての特性がフルに活用されていた。職場にはセクションごとに女性社員が1~2人いて午前と午後の2回みんなにお茶を出す。また来客があれば仕事を中断してお茶出しをする。仕事の中身も文書の整理、計算、コピー焼き、浄書など事務補助的な業務が多かった。当時、女性社員は在職4~5年で結婚し寿退職するケースが多く見られた。従って彼女たちにとって会社は結婚までの「腰掛」だとの認識があったようだ。また、そうしたコースが女性にとっては一番幸せだとも考えられていた。そんなことからか、女性には責任ある仕事は任せられないとの雰囲気が社内にはあった。