報道によると、河村市長は昨日(11/2)の定例記者会見で「地方自治の二元代表制は立法者の制度ミスではないか。今は議会が王様。議会解散以外どうしようもがない」などと議会制民主主義を否定するような発言をしている。
河村市長は、提出した条例案がなぜ議会で反対され通らないかを考えたことはあるのか。同じ党に属する民主党会派でさえ賛成しないのはなぜか。彼は「51万票を獲得して当選してきたのだから俺の提案にはごちゃごちゃ言わずに従うべきだ」とでも言いたいのか。そこには大それた驕りが見える。彼は議会をいったい何だと思っているのだろう。議会は市長の提案をいろいろな角度から審査しその政策の妥当性を判断するところだ。市長の提案に盲目的に賛成するだけであれば議会は必要ない。
河村市長の提案が議会の承認を得られないのは、提案に欠陥があると議会が判断したからだ。そして議会は認めない理由を明確に表明している。それにも拘らず反対理由を斟酌することなく、ただ反対すること自体けしからんと喚く態度にはあきれる。
己の意のままにならない議会は解散に追い込み、自分の意のままに動く河村チルドレンを多数当選させて議会を意のままに操ろうとするやり方は独裁者の手法そのものだ。多くの市民はこの事態を冷静に眺めている。そして議会がチェック機能を十分果たし、バランスのとれた市政運営がなされるのを期待している。
河村市長は、提出した条例案がなぜ議会で反対され通らないかを考えたことはあるのか。同じ党に属する民主党会派でさえ賛成しないのはなぜか。彼は「51万票を獲得して当選してきたのだから俺の提案にはごちゃごちゃ言わずに従うべきだ」とでも言いたいのか。そこには大それた驕りが見える。彼は議会をいったい何だと思っているのだろう。議会は市長の提案をいろいろな角度から審査しその政策の妥当性を判断するところだ。市長の提案に盲目的に賛成するだけであれば議会は必要ない。
河村市長の提案が議会の承認を得られないのは、提案に欠陥があると議会が判断したからだ。そして議会は認めない理由を明確に表明している。それにも拘らず反対理由を斟酌することなく、ただ反対すること自体けしからんと喚く態度にはあきれる。
己の意のままにならない議会は解散に追い込み、自分の意のままに動く河村チルドレンを多数当選させて議会を意のままに操ろうとするやり方は独裁者の手法そのものだ。多くの市民はこの事態を冷静に眺めている。そして議会がチェック機能を十分果たし、バランスのとれた市政運営がなされるのを期待している。