熊本市・江津湖
「周章狼狽の愚」
多くをいうまでもなく、人間というものは、いかなる場合にもその人生に活きる際、慌ててはいけないのである。
というのは、人生に生ずる錯誤や過失というものは、その原因が、心が慌てたときに多いからである。
慌てるというのは、またの名を周章狼狽というが、これは心がその刹那放心状態に陥って、行動と精神とが全然一致しない状態をいうのである。
心がこうした状態に陥った時というものは、意識は概ね不完全意識になっているのである。
=中村 天風=「一日一話」より
熊本・水前寺公園と阿蘇・産山
熊本市内の水前寺公園と阿蘇は産山の棚田、山吹水源です。
産山の水田はこの山吹水源から水を引いています。
「母の思い出」
丁度その日は、私と母が家に居て
私が、風呂に入ろうとした時
ツルル~ン・・ツルル~ン
インターホンの音である。
誰が来たんだろう
母が居るから、いいかぁ
私が風呂から上がると
インターホンで母が笑いながら話している
「誰ね?」
「うん、オバちゃんからの電話」
{それは、インターホンばい}
{電話じゃなかばい}
「早く、家に上がってください」って言わんね!
母「ねぇ・・あんたは今どこにおると?」ガビョ~~ン
すると叔母「アラ・・あんたの家の玄関よ」
母「アラ・・来てるなら早く言えば良かったとに」
アチャ~
で・・インターホンで話すこと30分
叔母「私しゃ・・家に上げてもらえんと思ったよ」
母「私は電話とばっかり思っとったとよ」
と大笑いしながら・・
2時間バスに揺られて、母に会いにきてくれた
オバサンを、危うく帰すとこだったよ!