根子岳(阿蘇)
腹が立つなら親を思い出せ
=我慢できないほど腹が立ったときには、親の顔を
思い浮かべるといい。何か事を起こせば、最初に
悲しむのは親である。そんな親を思えば怒りも納まり
争いも避けられろということ=
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「辛抱する心」
どんな人がいい人で、どんな人がわるい人か、それは一概にいえないけれども、国の法を犯す人はもちろんのこと、おたがいによくない人だと思う人びとは、浜の真砂のつきざる如く、昔も今もいっこうになくなりはしない。
万物すべかくの如し。真善美を求めるのは、人みなの思いだが、どんなに求めても、美ならざるもの、正ならざるもの、やはりなくなりはしない。それはいつの世にも美なるものと相まじわって存在し、美醜とりまぜて、それでこの自然が成り立っているのである。この世の中が動いているのである。
だからこそ、おたがいに辛抱ということが大事なのである。寛容の精神が大事なのである。いい人もいるけれども、よくないと思う人もなかなかなくならない。それが世の中というものであるのならば、辛抱と寛容の心がなかったら、いたずらに心が暗くなるばかりで、この世の住みにくさを嘆くだけであろう。
人と人とが相寄って、毎日の暮らしを営み、毎日の働きをすすめているのである。いい人ばかりではない。いろんな人がいる。だからおたがいに。いますこし辛抱と寛容の心を養いたいものである。
松下幸之助「道をひらく」
写真:秋阿蘇に咲く花
ウメバチソウ スミレ ミヤコグサ 名前不詳
阿蘇の山に秋に咲く花たちです。まさかスミレが秋にと思われるでしょうが(^_^.)スミレって春の花って思っていました!(^0_0^)名前の分からない花ばかりです(-_-;)。阿蘇の雄大な景色も心を癒してくれますが、ヒッソリト咲いている阿蘇の花を見るのもいいものですよ!(^^♪自然と戯れるっていいですね!