熊本:人吉・球磨川下り
有為転変は世の習い
=世の中のありさま、すべての事象は、激しく移り変わる
ものだということ=
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「生かし合う」
人間の生命は尊い。尊いものは誰もが尊重しなければならぬ。
ところが、自分の生命の尊いことはわかっても、他人の生命もまた尊いことを忘れがちである。ともすれば私心に走り私利私欲が先に立つ。つまり、自分にとらわれるということで、これも人情としてやむえないことかもしれない。
しかし、これではほんとうに、おたがい相互の繁栄は生まれないであろう。人間本来の姿は生かされないであろう。
やはり、ある場合には自己を没却して、まず相手を立てる。自己を去って相手を生かす。そうした考えにも立ってみなければならない。
そこに相手も生き、自分も生きる力強い繁栄の姿がある。尊い人間の姿がある。
自己を捨てることによってまず相手が生きる。その相手が生きて、自己もおのずから生きるようになる。これはいわば双方の生かし合いではなかろうか
そこから繁栄が生まれ、ゆたかな平和と幸福が生まれてくる。
おたがいに、ひろく社会の繁栄に寄与するため、おたがいを生かし合う謙虚なものの考え方を養いたい。
松下幸之助「道をひらく」
写真:熊本県・人吉市
人吉城跡 武家屋敷 人吉城 人吉駅
写真は拡大して楽しんでください。
「方言」
いつも行く、小料理屋でのお話。相変わらず早い時間から、お客はいっぱいです。とにかく、定年退職したかなり歳を重ねた方々が主役のお店で御座います。
65歳を過ぎました、割ぽう着姿のママがいつも迎えてくれます。お客といえど、ママが料理を作るのに忙しい時は、馴染みの客が、ビールを出したり、料理を運んだり、灰皿を取ってあげたりと本当に家庭的な店で御座います。
今日は関東から出張でいらっしゃったという方を交え、和気あいあいに飲んでいましたら、そこに常連客が来まして・・・
「おぉ~ママ、今日も奇麗かなぁー」
「ハイハイ、冗談はよかけ、なんにするとね」
「ウ~ン、じゃ・・すいかなっとぅ」
えぇ! 驚いたように関東からのお客
「それは、熊本の名産ですか?」
「*******???」ハァー
「スイカの納豆があるんですか?」
これには、店内爆笑 ワハハ・お腹が・・ワハハ
「すいかなっとぅ!」 熊本弁でスイカでも と言う意味です。
「熊本はスイカが有名だから、スイカの納豆があると思いましたよ」
ビックリしました!
スイカを食べる度に思い出し笑いをする私です
「スイカの納豆・・食べてみたい!」ですね。