ごちゃまぜなぶろぐ(goo Ver.2.0)

灯台・ツーリング・写真など、取り留めのない内容ばっかりです。

'01北海道ツーリング(6月15日~6月16日)

2010-02-17 22:36:42 | ’01北海道ツーリング

【6月15日】 サロベツ原野→クッチャロ湖

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「朝ごはんの用意が出来ましたよー」、オーナーの声で目が覚める。早々と歯磨き・洗顔を済ませ朝飯を食べた。朝食後にバイクに荷造りを行い、これまたお決まりの撮影を行った。この時はまだ、この「あしたの城」と深く関係していくことは予想もせず。出発するときオーナーが見送ってくれた、まずは海岸線に出るために道々444号→道々106号を走る。今日も天気は上々、昨日より利尻島が良く見えた。

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日本海に浮かぶ利尻島は素晴らしく、今日は最高のスタートだった。そしてこの日は2〇回目の誕生日、まさか北海道で迎えるとは思っていなかったな。気分良く再び道々106号を走り、更に北上し、途中から道々254号へと進みノシャップ岬を目指す。道々254号を走っていると、道路脇などに「交通安全 無事カエル」と書いてあるカエルのマスコットが方々に置いてある。有難いことです、写真もしっかりと撮りました。そしてノシャップ岬に到着、観光客が多いことに少々びっくりした。

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端っこっぽくない岬、観光化されていたノシャップ岬は想像していたのとは違ってた。

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知らない間に撮影していた稚内灯台、でもこの時は根元までは行かなかった。この後に、近くにある食堂へと行く。これもバイク関連の雑誌や、ツーリングマップルにも掲載されている食堂樺太に行き、人気の生ウニ丼を食べる予定にしていた。食堂は開いていたが、時間も早かったので誰も居なかった。店に入ると、壁から天井から旅人のコメントを書いた紙が張り巡らされている。早速おばちゃんに生ウニ丼(3,000円)を注文、人生初の生ウニ丼は大変美味しゅうございました。しかもこの食堂樺太はライダーに優しい食堂で、バンダナやステッカーなどをくれる素晴らしい食堂。おばちゃんと話しをしていると、1人で2~3杯食べる人も居るとか。量もさる事ながら、1回来て1万円ほど食事をするなんて、因みにお代わりは断った。

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もらったバンダナやステッカーを大事にバックにしまい、道々254号を南下し稚内市内から道々106号と走る。途中から進路を少し変更し、最北端の駅の稚内駅へと向かった。そしてこれもお決まりの、日本最北端の看板の前で記念撮影。今を思えばちょっと恥ずかしいが、当時はそんなことも考えなかった。人通りが多かったが、撮影だけを早々と済ませて再び宗谷岬を目指すことにした。

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稚内駅から国道40号を走り宗谷岬を目指すことにしたが、給油するために国道40号を少し南下してホクレンのスタンドに寄る事に。これも事前に調べておいた事なのだが、稚内市内にある最北限のホクレンノスタンドでは、ライダーだけが最北端のマークが入った旗がもらえる。この時はガソリンもほとんど満タン状態、たいした量も給油できない事は承知済み。旗欲しさのために行ったのだ、それなのに給油を終えた後に旗のこと訪ねると、旗を配布するのは7月からと店員サン、この時の落ち込みは今でもはっきりと覚えている。7月頃にまた来ますと告げ、再び国道40号を戻り国道238号を走り宗谷岬を目指す。国道238号を走っていると、稚内空港に着陸する飛行機が真上を飛んでいた、こんな所にも空港があるのかと思ったが、空港に寄る事はなかった。最北端まで続く海沿いの道を走り続け、ようやく宗谷岬に到着した時には、ここでも感動を覚えた。

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さすがに日本最北端は観光地、バスが次から次へと入ってくるし、ライダーも大勢居た。ここでもまた最北端の石碑の前でベタな記念撮影を行った、この時は石碑の前で撮影するために行列が出来ていたので、自身も迷わすに並び次を待つ観光客にカメラを渡し撮影をお願いした。その後にバイクも最北端の石碑と一緒に撮影を行い、土産物屋へと向かった。

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土産物屋では何も買わなかったが、近くの食堂でラーメンを食べた。さきほどノシャップ岬で生ウニ丼を食べたばかりなのに、それでもラーメンはしっかりと完食する奴。その後は少しでも腹を減らすために周辺を散策、ここでもしっかりと最北端の宗谷岬灯台をしっかりと撮影していました。2001年はまだ灯篭部がまだ赤色だった、その後に訪れた2005年以降は灯篭部は白色に塗装されていたな。

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周辺の散策も程ほどで終わり、この次は最北端の給油所で給油することにした。先ほどの稚内市内でのホクレンでは旗がもらえなかったが、ここではしっかりと最北端給油証明書を頂きました。でもここの給油所でもほんの少ししか給油しなかったが、嫌な顔せずに給油所のおじさんは送り出してくれ、本当に嬉しかった。気分よく国道238号(宗谷国道)を走る、天気も良く快適なツーリングを楽しめた。このまま猿払村まで走り、道の駅さるふつ公園で温泉に入った。

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温泉を出た後は浜頓別町にあるとほ宿「トシカの宿」を目指す、国道238号を更に南下し、猿払村から浜頓別町に入ってからはクッチャロ湖を目指して走る。ツーリングマップルを頼りに宿を探すが見つからず、クッチャロ湖畔にバイクを止め、宿に電話をして詳しい場所を聞くことにした。近くまで来ているとの事だったので、詳しく説明してもらい無事にトシカの宿に到着できた。宿に到着して一番初めに目に入ったのは郵便局の局員が乗っているスーパーカブ、旅人仕様にはなっていたが人目でそれと解った。宿の前にバイクを止め、受付を済ませた。部屋へと案内してくれた後、バイクから荷物を降ろし部屋へと運んだ。この日同室だったライダーが、例の郵便局員御用達のスーパーカブのオーナーで、数年前にとある郵便局から払い下げてもらったと。色んな話で盛り上がっていると、晩飯の用意が出来たとの事だった。「トシカの宿」はジンギスカン食べ放題で有名のとほ宿、自身のこれまでの経験では、ジンギスカンは鳥取県の大山で食べた記憶しかなく、お世辞にも美味いとは言えない代物だった。そんな過去の嫌な思い出も一層させるくらい、トシカの宿で食べたジンギスカンは美味かった。食後も楽しい時間は過ぎていった、明日の予定を考えるのを忘れるくらいに。就寝前にツーリングマップルを見ながら予定を決める、明日は網走くらいまで移動することに決め、その後はすぐに就寝に就いた。

この日の走行距離 サロベツ原野→クッチャロ湖 164.7Km

これまでの走行距離 自宅→クッチャロ湖 662Km

【6月16日】 クッチャロ湖→網走

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この日も天気は良好、朝飯後に荷物をバイクに積込み出発準備を行う。この頃から、テントやロールマットなどが少し邪魔に思えてきたが、その内にテント泊するだろうと自分に言い聞かせた。荷造りも終了し出発することに、まずは国道238号を南下し神威岬を目指した。

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国道238号から神威岬方面へと続く道を進む、暫く走ると山側に灯台が見えた。白黒の塗装の灯台、山(崖)のふもとに立っているこの北見神威岬灯台は、道内で1番好きな灯台になるのだが、この時はさほど気にもしなかった。撮影だけを終えてからは再び国道238号を南下、途中に目梨泊岬やウスタイベ岬にも寄ったのだが、写真もなければ記憶も無し、気がつくと浜頓別町から枝幸町に入っていた。その後も国道238号の南下を続け、雄武町に入った辺りで音稲府岬へと向かう。北海道ツーリングは岬巡りが目的だった、実際にこれまでも様々な岬を巡ってきた。だが写真だけを見ると、岬より灯台が中心となっている。やはりこの頃から灯台を意識していたのであろうか、それともただの偶然なのか?

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現在の灯台巡りとの違いといえば、長居はせずに写真だけを撮ってすぐさま次の目的地へ移動していたこと。音稲府岬からさらに国道238号を南下し、次は近くの日ノ出岬へと向かった。

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ずっと灯台だと思っていましたが、ガラス張りの展望台だそうです。実際に中にも入りましたが、ここも早々と撮影だけを行って立ち去った。

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日ノ出岬を出てからしばらく国道238号を走り、雄武町から興部町に入る。ツーリングマップルに紹介されている「牛乳ダンゴ」を購入するために、興部町のAコープに寄る事にした。購入後にAコープ内の電子レンジで"チン"してから食べてみたが、味の記憶は全く残っていない。食後も同様に国道238号を走り沙留岬へと向かったのだが、そこには開拓発祥の碑があるだけだった。沙留岬からしばらく走り紋別市に入り、道の駅オホーツク紋別で小休止した。ソフトクリームを食べながら付近を少し散策し、その後はサロマ湖を目指して国道238号を走った。いきなり目の前に大きな湖が現れた、海かと思うほどスケールの大きな湖だった。サロマ湖にキムアネップ岬があり行ってはみたが、キャンプ場の中に看板が立っているだけだった。少し残念な気持ちではあったが、この日の宿泊予約をしているとほ宿「アニマの里」のある網走市を目指した。

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国道238号を走り常呂町から網走市へ、能取湖沿いの道を走り今度は網走湖沿いの道を走り国道39号へと走る。網走刑務所や網走監獄博物館などが気になったが、前を通り過ぎただけだった。その後に網走湖畔まで行き、「アニマの里」に電話をして詳しい場所を聞いた後に向かう事にした。迷うことなく宿に到着、この日は自身と電車で旅をする女の子だけだった。アニマの里でも楽しく過ごす事が出来たが、この時はオーナー以外に「ヘルパー」と呼ばれるお兄さんが居た。宿に住み込み、掃除や片付けや客の世話をする人たちで、初めてその存在を知った。後にヘルパーに対する気持ちが大きくなっていくのだが、この時は北海道ツーリングを楽しむ気持ちのほうが多く、これからの事で頭がいっぱいだった。

この日の走行距離 クッチャロ湖→網走 270.5Km

これまでの走行距離 自宅→網走 932.5Km


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