ごちゃまぜなぶろぐ(goo Ver.2.0)

灯台・ツーリング・写真など、取り留めのない内容ばっかりです。

小豆島ツーリング

2009-06-28 16:49:47 | CANON EOS5D

【6.27】

天候はいまいち曇り空、朝6時過ぎに起き、歯磨き→洗顔→朝食→ツーリングの用意を済ます。雨は降らないと天気予報、バイクにカメラなどを積込んで7時32分に自宅を出発。

目的地の小豆島へは日生港からフェリーに乗る、山陽道の三木小野ICから赤穂IC(700円)まで走る。高速を下りてすぐのスタンドで給油(17.10? 2,137円)、その後は国道250号で日生港まで走る。

8時34分に日生港に到着、次は10時5分発。乗船まで1時間半も空いてしまう、先に手続きを済ませようとするも切符売り場は9時30分からと。仕方なくフェリー乗り場の周辺を歩いてみる。方々を歩き回り、9時40分過ぎに切符売り場に戻る。バイク+大人1人で1,900円、そして駐車場まで戻り暫くすると乗船、10時5分に小豆島(大部港)に向け出航した。

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2009/6/27 Nikon COOLPIX P5100(60mm)

大部港までは約60分、デッキに出たり客室でくつろいだりしながら過ごす。10時50分くらいに船内放送、車両甲板の立入禁止も解除された。乗船するときも下船するときも、やっぱり自動車から、バイクは常に後回しだな!11時10分に下船、まずは近くの防波堤灯台へ。今回は灯台巡りではなく、愛の劇場 ラブレターのロケ地を巡る。防波堤灯台をはじめ、大部港は度々ドラマのシーンでも良く出てきた場所。不思議と写真を撮ることはなかった。ほとんど滞在することもなくその場は去った。

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2009/6/27  EOS  5D/EF24-105mm(32mm)

県道28号を土庄町方面へ、途中から県道253号と走り土庄港のフェリー乗り場を横目にエンジェルロードを目指す。ここもドラマのシーンで度々登場する場所、以前から存在は知っていたが訪ねるのは今回が初めてになる。

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2009/6/27 12:10  EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

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2009/6/27 12:18  EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

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2009/6/27 12:21  EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

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2009/6/27 12:22  EOS  5D/EF24-105mm(47mm)

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2009/6/27 12:25  EOS  5D/EF24-105mm(45mm)

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2009/6/27 12:27  EOS  5D/SIGMA DG15mm

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2009/6/27 12:35  EOS  5D/EF24-105mm(35mm)

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2009/6/27 12:35  EOS  5D/EF24-105mm(50mm)

ちょうど干潮から満潮になる時間帯、僅か30分ほどでエンジェルロードが海の中へ消えていく、それがまた神秘的だった。エンジェルロード(天使の散歩道)は、手をつないで渡ると願い事が叶うらしい。そんなところに俺は独り、カメラもって何してんだ!ただ、ここは夜景撮影しても面白い画が撮れそうに思えた。

次は二十四の瞳の映画村を目指す、ここもラブレターの撮影が行われた場所でもある。国道436号を東へ、途中で昼食をと思ったがそのまま走り続ける。途中から県道28号へと入る、マルキン醤油の工場前を通ると醤油のにおいが猛烈だった。更に県道249号へと走りまずは岬の分教場(200円)へ。

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2009/6/27 EOS  5D/EF24-105mm(35mm)

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2009/6/27 EOS  5D/EF24-105mm(35mm)

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2009/6/27 EOS  5D/EF24-105mm(70mm)

ここも今回が初めてとなるのだが、想像していた場所とは少し違っていた。ただ木の校舎は、自身も小学校の頃は木の校舎で勉強した思い出があり、当時の懐かしさもここ岬の分教場で感じる事が出来た。この先には二十四の瞳映画村があり、そこも訪ねておく事にした。映画村の近くにあった食堂で昼食、やっと飯にありつけた。

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2009/6/27 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

小豆島の特産の素麺(大盛で990円)は美味かったが、おにぎりは冷凍ものだったな。昼食後に隣の映画村へ、入場料金700円で少々戸惑ったが、せっかくなので700円を支払い入場。

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2009/6/27 EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

確かにドラマで観たシーンがそこにはあった、人の多さと観光地化してあったので拍子抜け。とたんに先ほどの700円が高く思えた、こればっかりは仕方ないですけど。ここは長居せずに早々と立ち去る、時間は14時過ぎだった。この後は、福田港から15時30分発のフェリーに乗り姫路港に向かう。県道248号→県道28号→国道436号と走り福田港に到着したのは14時52分だった。フェリー乗り場の駐車場にバイクを止め切符を購入、バイク+大人1人で2,710円と、日生→大部航路より高い。時間も40分ほど長く、1時間40分かかる。乗船までは近くの喫茶店でアイスコーヒー(450円)で一息つく。15時10分にフェリー乗り場に戻ると、姫路発のフェリーが福田港に入ってきた。

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2009/6/27 Nikon COOLPIX P5100(47mm)

15時20分に乗船開始、今回はバイクが先に乗船。姫路港までの1時間40分を、とくに撮影を行うこともなく客室で過ごす。疲れのせいで途中居眠りしたり、海を眺めてボーッとしたり。そして17時、車両甲板への立入禁止が解除され甲板へと向かう。17時10分に姫路港に着岸、下船もバイクが先だった。下船後は姫路バイパスを目指して走る、中地ICから姫路バイパスを走りそのまま加古川バイパスへ。加古川IC出口は混んでいたが、バイクなので横からスイスイと。加古川の堤防沿いを走り、自宅に到着したのは16時12分だった。

本日の走行距離 190.2Km


白馬村・中山道(宿場)ツーリング

2009-06-27 21:59:37 | CANON EOS5D

【6.13】

その日の朝は5時に起床、眠気とダルさが襲う。ダラダラしていると、再び目覚ましのベルが鳴り響き、ようやくの目覚めとなる。起きたら行動は早い、歯磨きと洗顔を済ませ、直後に朝飯を食べる。着替えやカメラなどの準備は昨日のうちに済ませておいたので、早々と荷物をバイクに積込む。空は曇っている、天気予報どおりだ。晴れてほしかったが、雨が降らないだけまだマシか。

なんやかんやで5時50分に自宅を出発、6時ちょうどにいつもの山陽道の三木小野ICから高速道路を走る。今回もETC割引を利用、朝早い時間でも交通量は多かったが、渋滞することなく順調に高速を走る。山陽道から中国道へ、吹田JCTから名神道を走る。ここにきてちょっと混みだしたが、止まる事なく走る。そろそろ休憩をしようと思い大津SAに入ろうとしたが、SA入り口で既に混み始めていたのでパス。そのまま高速を走り続け草津PAで小休止、缶コーヒーを飲んで一息つく。暫し休憩した後に再び名神道を走り、小牧JCTから中央道を走る。中央道に入った所で内津峠PAで二度目の休憩、ここでも缶コーヒーを飲んで一息ついた後に再び高速を走る。9時30分に中津川ICで高速を下りる。ここまで高速道路280Km、料金はETC割引で1,850円だった。

高速を下りてからは国道19号(中山道)を走る、ここから宿場を巡りながら白馬を目指すこととなる。まずは馬籠宿へ、国道19号から県道7号(旧中山道)へと進む。暫く走ると馬籠宿の宿場町に到着(9時52分)、近くにあった駐車場にバイクを止め宿場町へと向かった。

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

正直のところ、想像していた宿場町とは違っていた。有り得ないことだが、時代劇に出てくるような町並みだと思っていた。曇ってはいたが、観光客で賑わう宿場町は良い雰囲気を醸しだしていた。宿場町を歩き回り、各所の撮影を40分ほど行った。その後に駐車場に戻り、次の宿場町の妻籠宿へと向かう。

県道7号(旧中山道)を北上し国道256号へ、馬籠宿から20分ほどで妻籠宿に到着した。ここに来て、妻籠宿は駐車場が有料になっている。路駐しようかとも考えたが、バイクは200円と駐車場の管理人のおぢさん。200円ならと駐車場にバイクを止める、宿場町までは徒歩2~3分との事。カメラを持って妻籠宿へと向かう、先ほどの馬籠宿とは違った雰囲気がある宿場町だった。

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(40mm)

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(105mm)

ここ妻籠宿でも30分ほど散策したり写真を撮ったり、空はまだ雲が取れない。ここも観光客が多く、土産を物色する事もなく駐車場に戻る。11時32分、ここ妻籠宿で昼飯を食べるか、もう少し移動した所で昼飯を食べるか考えたが、結果は次の目的地に移動だった。

国道256号から再び国道19号(中山道)に入る、木曽川と中央本線が平行して走っている。複数の宿場町が点在していたが、止まることなく走り続ける。ふとメーターを見ると、そろそろ給油のタイミングだった。燃料切れになる前に、途中にあったスタンドで1回目の給油を行う。15.34?で1,981円、やはりバイクは燃費がえぇのぉ。給油後再び国道19号を走る、当初の予定では木曽福島の福島宿も訪れる予定だったが、なにぶん腹が減っており「観る」より「食う」が勝ち、福島宿を越えた所にある道の駅日義木曽駒高原にて昼食を取る事に。

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2009/6/13 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

12時30分過ぎ、権兵衛そばセット+焼きおにぎり(1,300円也)で本日の昼食。まさかセットにおにぎりが付いているなんて、全くの予想外。あれだけ減っていた我が腹も、食べ過ぎて逆に苦しみに(泣)でも美味しく頂きました。

満腹状態で次の目的地を目指し国道19号を走る、お次は奈良井宿を訪ねる。40分ほど走り続け、13時6分に奈良井宿に到着した。ここも先ほどの妻籠宿と同様に、有料駐車場と。駐車料金もバイクは200円とお得!しぶしぶではあるが料金を支払い、カメラを持って宿場町へと向かう。

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

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2009/6/13  EOS  5D/EF24-105mm(35mm)

たまたま通りかかった電車、「鉄」の気持ちがほんの少し理解できた瞬間。その後に奈良井宿の町並みを歩く、40分ほど歩いた。ようやく空も青空が広がってくる、途端に気温も上昇してくる。バテバテで駐車場まで戻る、時間は13時43分になっていた。

この後の事を考えたが、まだ白馬村までは意外と距離がある。久しぶりのツーリングでちょっと欲張りすぎた、寄り道などせずに直接白馬村まで向かうことにし、更に国道19号を走る。塩尻市内に入った所で少し道に迷う、間違って国道20号(諏訪湖方面)へと向かっていたが、バイクに着けてあるGPSのお陰ですぐに間違いと気づきUターン。再び国道19号に入り、松本方面へと走る。途中に長野道の塩尻北ICから高速を走る、この時すでに14時25分で予定よりやや遅れ気味だった。そのまま豊科ICまで走り、県道306号へと走る。大王わさび農場の看板が目に入ったが、今回はパス。もともと行く予定もなかったし、この時はそれどころではなかった。

県道306号は途中から、白馬村へのルートとして、国道147号と平行している。北アルプスパノラマライン、信号もなく順調に走ることが出来た。途中の道の駅安曇野松川で小休止、缶コーヒーを飲みながら宿泊地の白馬風の子(とほ宿)の場所を確認する。時間は3時32分、このまま行けば1時間ほどで到着する予定だ。

県道306号から国道148号(糸魚川国道)へ、白馬村を目指して北上する。途中で木崎湖や青木湖があったが、ここも涙を飲んでスルー。西日が湖面に反射して、幻想的な雰囲気だったのだが。途中に道の駅白馬があったが、ここもスルーした。宿の周辺地図を用意していたので、殆ど迷うことなく16時23分に宿に到着することが出来た。自宅を出発してここまで480Km、色々寄り道はしたが10時間30分ほどかかった事になる。

宿に着くとオーナーがバイクの洗車を行っていた。「いらっしゃい、お疲れ様」、この一言で疲れが少し取れた。バイクを止め、手荷物を持って受付を済ませる。今日は3人だよとオーナー、少し話をするとその3人は野郎ばっか。受付終了後に部屋やトイレや風呂などを案内してくれた。部屋には2段ベッドが2組、不思議と2段ベッドだと上を好んでしまう。暫くするともう一人の旅人がやってきた。夕食前に風呂に入ったり、外を散歩したりと。同部屋のおぢさんと少し話をしたり、くつろいでいると夕食の用意が出来たとオーナーが叫ぶ。

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2009/6/13 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

自宅ではありえないメニュー、極めつけは皿盛りライス。もう一人の旅人と楽しい会話をしながら晩餐、調子にのって食べ過ぎてしまいましたぉ。まぢうます!でした。食後も団欒しながら会話は弾むが、21時からついターミネーター2なんか観ちゃったりして。最後まで観てしまいました、就寝に就いたのは23時過ぎだった。

本日の走行距離 480.1Km

【6.14】

朝の目覚めはオーナーの叫び声、「朝食の用意が出来たよ!」早く起きるつもりはなかったので、目覚ましの類はかけなかった。起きて洗顔・歯磨きを済ませて食堂に向かう。またここでも、自宅ではありえないメニューがあった。

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2009/6/14 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

朝めしと言うより朝食って感じ、パンと目玉焼きとスープなど、これもまぢうます!だった。ゆっくりと食べる朝食、今を思えば柄ではないな。

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2009/6/14 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

朝食後にすぐバイクへ荷物を積込む、のんびりするのはこれも俺の柄ではない。最後に宿の写真を撮り、オーナーに挨拶をして8時42分に宿を出発した。帰り道は来た道、白馬村から国道148号を南下、昨日と同様に青木湖と木崎湖を横目で見つつひたすら走る。国道148号から県道306号へ、暫く走ったところで道の駅安曇野松川で小休止を。10分ほどした後に再び県道306号を走り、これも昨日と同様に豊科ICから高速を走る。9時48分、これから長い高速走行となる訳で。

長野道の松本ICを越えた辺りで雨がポツポツと、それまでは雨の気配は全くなかったのだが。このまま走り続ければその内に止むであろうと思ったが、高速の路肩にバイクを停めてカッパを着る事にした。こんな時に体が硬いだけでなく、腹がつっかえていたりするとカッパを着るのに奮闘なんかしたりして。ようやくカッパを着てふと見ると、他にも2~3人のライダーが路肩でカッパを着ていた。

カッパを着て正解と思ったのは走り出して5分後、少し強い雨が降り始めた。良かったカッパ着てと思ったのも束の間、長野道を走っている内はまだパラパラと雨は降っていたが、岡谷JCTから中央道に入った辺りで雨は止んだ。それどころか、先ほどまで曇り空だったのに、急に太陽が出始める。照りつける太陽が気温を上昇させる、それと共に汗が一気に噴出す、走るのも嫌になるくらいに。そろそろ給油のタイミングだったので、恵那峡SAに入る。休憩はせずに直接スタンドへ、給油(14.51?で1,799円)した後にカッパも脱ぐ事にした。時間は11時40分、ついでに昼食をとも思ったが、少し時間をずらす事にして再び高速を走る。中央道から小牧JCT経て東名道→名神道と走る。約1時間後の12時37分に養老SAへ、ここでラーメンセット(980円)で昼食。

ようやく腹の虫も静かになった所で高速へ、名神道では交通量が多かった。往路もそうだったが、走り続ける高速道路は楽しくない、むしろ辛い。暑さで体力も奪われていく、この頃は疲れもピークだった。14時を越えた頃にようやく大津SAを通過、後1時間で自宅に到着だ。そう思うと少し気持ちにも余裕が出てくる、吹田JCTから中国道を走るか、このまま名神道走るか迷ったのだが、GWの東北灯台巡りの時に通った名神道を選択した。そして15時27分に西宮IC(2,050円)を下り、国道43号→国道2号と走り三宮方面に。三宮から新神戸トンネル(400円)を通り、その後は下道を走る。16時13分、ようやく自宅にたどり着いた。久しぶりに味わった疲労感、心地よさは全くなかったが、達成感は感じられた。

本日の走行距離 502.1Km(2日間ので982.2Km)


東北地方灯台巡り・4日目(高野埼→平舘)・5日目(最終日)

2009-06-06 18:39:50 | CANON EOS5D

今回の東北灯台巡りの朝、ここ数日は朝5時に起床。昨日までと同様に、車内に携帯アラームが鳴り響く。朝起きて車外に出てみる、龍飛埼の朝はこれまで以上に寒い。気になる空模様も、雲が立ち込めており真っ白。歯磨き・洗顔を済ませて車に戻る、出発前に今日の予定を考える。当初の予定は、この後は高野埼と平舘を訪れる予定。津軽半島からは夏泊半島に行く予定だったのだが、この曇り空の天気と、連日の車中泊による窮屈さで疲労も困ぱい状態。

今回の灯台巡りは高野埼と平舘で終了することに決め、龍飛埼を出発する事にした。国道339号を高野埼方面へ、途中のコンビニで朝飯を簡単に済ます。早朝なので車の通りも少ない、5時40分過ぎに高野埼灯台に到着した。ここ高野埼も、2005年の東北ツーリングで訪れた想い出の場所、懐かしさがここでも込み上げる。灯台前(キャンプ場)の駐車場に車を停める、数人のライダーがキャンプをしていた。起こさないように静かに撮影を行う、やはりここも曇ってしまっている。青空は期待できないと思いながら撮影を行う、東の空を見ると日の出が期待できそうな雰囲気だった。

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2009/5/3  EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

うっすらと見える朝日と灯台が重なる瞬間、朝焼けがあれば最高だったがそうもいかず。この後も撮影を行い、2005年の時には行かなかった、遊歩道を歩き潮騒橋と渚橋を渡ろうと思うも、撮影のみで途中でUターンしてしまう、やはり今回も駄目だったか。

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2009/5/3 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

6時過ぎまで滞在し、今回の東北灯台巡り最後の平舘灯台に向かう。再び国道339号を走り国道280号と進む、残念ながら津軽海峡の向こう側の北海道は見えない。6時30分に平舘に到着、2005年に来た時はお盆で海水浴客が多かったが、今回は人っ子一人も居ない。灯台より少し離れた場所に車を止め、撮影しながら灯台まで歩く。

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2009/5/3  EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

これで灯台巡りも最後かと思うと、急に寂しくなる。海岸を散歩しながら撮影を行う、ほんの少しの間だけだったけど青空も出てきた。最後に嬉しいサプライズ、これで思い残すこともない。7時前くらいまで撮影を行い、遠い帰路に着くことにして車まで戻る。最後に愛車ビッグホーンの撮影を行った。

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2009/5/3  EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

松並木と愛車と海と、遠くには海上保安庁の艇が航行していた。出発前に今一度荷物を整頓し、東北道を目指し国道280号を南下する。蓬田村辺りからバイパスへとルートを取り、途中のスタンドで給油を行う。時間は8時前、青森ICから高速道路を走る。これからが長い道のり、のんびりと帰ることにしようと思った。2005年のツーリングの時も経験した事だが、東北道は皆勢いよく都バス(違→とばす)、巡航速度も120~130キロくらい。お巡りさん居たら、即効アウトだな!と思いつつも流れに乗って走る駄目な俺!

10時過ぎ途中の花輪SAにて小休止、缶コーヒーで束の間の休息を。ここで寝てしまうと、後でとんでもない事になると思い出発。渋滞のことは全く頭になかったが、岩手県に入ったところくらいで渋滞情報が目に入る。渋滞情報には、平泉前沢ICから6Kmほど渋滞と表示。どうしよう?別に急いでいないので、このまま渋滞に突っ込むのも仕方ないかとか、どこかで下りてやり過ごすかとか思いながらも、気がつくと前を走る車がハザードを点灯させる。しまった!と後悔するも、完全に停止することなく、10分ほどで渋滞は緩和した。その後は特に渋滞することもなく高速道路を走行、時間もそろそろ12時、昼飯をどうしようかと思っていた時に、今回の旅での最大の危機が訪れる事となる。

何気なくメーター周りを見る、するとエンジンチェックの警告灯が点灯している。いつから?全く気がつかなかった。こんな事は初めて、このまま走っていたらヤバイと思い、東北道の国見ICで一旦高速を下りることにした。近くのコンビニで車を止め、地元でお世話になっているカーサービスに電話するも、ゴールデンウィークで電話が繋がらない。いすゞのサービスセンターに電話しても同様、先日キーの閉じ込めの時に世話になったロードサービスに電話するも、担当の女性があやふやな事しか言わないのでキレて電話を切る。給油の必要もあったので、近くのスタンドに入り給油のついでにエンジンチェックの警告灯の事を相談してみる。気の良いスタンドのお兄さん、知り合いの工場を紹介してくれた。スタンドの隣にある日産のディーラー、場違いないすゞ車で乗り付けても、担当して頂いた方々には嫌な顔も見せずに応待してもらいました。メーカー違いという事で、エンジンチェックの警告灯の点灯原因までは解らなかったが、大変お世話になりました。

結局15時過ぎまで国見で滞在し、どうせ故障するのなら高速道路上の方がなんとかなるだろう!と、勝手な自分の解釈で再び福島西ICから東北道を走る。郡山JCTから磐越道へ、エンジンチェックの警告灯がついたままでの走行は不安を増幅させる。ただ、これといった異常は認められず、先ほどの日産のサービスの方が言っておられた、「センサーの不具合によることもある」を心の支えに、磐越道から北陸道へ入る。時間はすでに18時前、何事もなければ新潟・石川県の灯台を訪ねようと思っていたのだが。曇っているためか、暗くなるのも早い。このまま自宅まで帰るか、どこかのPAかSAで一晩寝てから帰るか迷っていた。遅くなる前に晩飯を食べようと、富山県に入った所で入善PAに入る。晩飯を食べた後に一気に疲れが出てくる、今日はここで車中泊をする事に決めた。

本日の走行距離 981.7Km(これまで2,350.6Km)

5日目(最終日)

朝5時、携帯電話のアラームが車内に鳴り響く。これまでの旅の疲れで昨夜はすぐに寝ることが出来たが、温泉(風呂)に入っていなかったのでちょっと汗臭い。PAで歯磨きと洗顔を済ませ、自宅を目指して再び高速を走る。天気はやはり悪い、空は雲が立ち込めている。このまま帰るだけなので別に構わないのだが、気分も同様に曇っていた。自宅まではまだかなり距離がある、そんな事を考えながらメーター周りを見ると、昨日まで点灯していたエンジンチェックの警告灯が消えている。何時の間に消えたのだ、故障が解消されたのか?まぁなんにせよ、これで不安は少しは解消した。高速を走り始めて約1時間、石川県に入り美川ICを通過して見える美川灯台だけでも撮影しようとコンデジで撮影を行う。

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2009/5/4 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

これが今回の旅の最後の1枚、ピントも会わずブレまくっている美川灯台。朝飯を食べるために、途中の女形谷PAに入る。ここでは朝飯だけを食べ、食後すぐに高速を走る。午前中には自宅に戻ろうと思い、その後はほとんど休憩もせずに高速を走り続ける。名神道に入った辺りで、中国道の宝塚IC付近で渋滞の情報が目に入る。ここまできてまた渋滞なのかと。下道を走るのも嫌だったので、中国道は通らずに吹田JCTからそのまま名神道を走る。渋滞することもなく、西宮ICで高速を下りる。料金は1,950円だった、東北道の青森ICから国見ICまでは1,000円だったので、帰りは2,950円で青森県から帰ってこれたのだ。

高速は渋滞なく走れたのに、西宮ICを下りてからの国道43号は渋滞している。ここで一気に疲れがやってくる、国道43号から国道2号に入るが、ここもまた渋滞している。地元までようやく戻ってきたのに渋滞でトロトロ運転、そのまま新神戸トンネル(600円)経由で自宅を目指す。結局自宅に着いたのは14時過ぎ、カメラなどの機材や下着などをすべて車から降ろす。すぐにシャワーを浴びて寝たかったのだが、カメラやレンズなどの清掃だけを済ませる。その後にようやくシャワー、直後にベッドにて夢の中へ。6日ぶりのベッドでの就寝、意識も朦朧としている中を、この5日間の旅の想い出が脳裏を過ぎったが、久しぶりの自宅の部屋のベッドの寝心地の良さに感動しながら深い眠りについた。

本日の走行距離 435.2Km(これまで2,785.8Km)