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灯台・ツーリング・写真など、取り留めのない内容ばっかりです。

'01北海道ツーリング(6月17日)

2010-02-27 14:54:33 | ’01北海道ツーリング

【6月17日】 網走→開陽台

朝起きて外に出ると天気は良好、宿(アニマの里)で朝飯を食べた後にバイクへの荷造りを行った。この日の予定は、このまま東に走り続け知床峠へと向かう。

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宿から国道39号を北上、網走市内を走りまずは能取岬を目指した。道々76号を少し北上し能取岬に到着、ここでもしっかりと能取岬灯台を撮影していたのだが、不用意にも自分の指が写り込んでいた。灯台のページには更新しなかったのだが、2001年にはしっかりと巡っていたのです。この頃のカメラはAPSフィルムのCANON IXYを使用していて、昨今のデジカメのように撮影後の確認が出来ないので、現像した当初はかなりショックだったのを覚えている。

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能取岬でも撮影は程ほどで終了し、お次は知床半島を目指す。道々76号を南下し国道244号から国道334号へ、網走市から斜里町へと走り途中のオシンコシンの滝へに向かった。道内では白銀の滝に続き2つ目の滝、昨年(2009年)から始めた滝巡りも原点はここからなのであろうか。ただ、今のように三脚構えてじっくりと撮影というスタイルではなくかった。当日はここも観光スポットで、バスで乗り付けた観光客が多かった。この日は偶然にも近くにエゾシカが出てきていて、エゾシカは一昨日にノシャップ岬で見かけて以来2度目だった。そしていよいよ知床峠を目指すことにし、国道334号(知床横断道路)へと走った。

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この時は気が付かずに国道335号を斜里町から羅臼町へと走り、知床峠パーキングの石碑の前で撮影を行った。この後にツーリングマップルを見てみると、行く予定だったカムイワッカ湯の滝を通り過ぎている事に気がついた。カムイワッカ湯の滝は是非とも行ってみたいと思っていたので、知床峠パーキングから国道334号を戻り、途中の道々93号へと向かって走った。カムイワッカ湯の滝へと続く道々は途中からダートになっていたが、SL230だと楽々と走ることが出来た。途中にカムイワッカ湯の滝へつ向かうライダーは多く居たが、ロードバイクに乗っているライダーは四苦八苦しながら走行していた。

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滝へと到着すると、車やバイクが多く止まっていた。滝への入り口の近くにバイクを止め、タオル一枚をもって滝を目指す。至るところに人が居た、聞くと上へ行くほど滝(水)の温度は高くなると言っていたので、行ける所まで行ってやろうと。結構上まで登ると数人ほど居たが、温泉に浸かっている人はいなかったので、ここは足湯だけで済ませることにした。10分ほどしてから滝を下る、バイクまで戻ってくるとバイクに括り付けていた洗濯洗剤がカラスか何かの鳥に突かれて破れ、バッグに洗濯洗剤が散らばっていた。飛び散った洗濯洗剤を片付け、道々93号を戻り知床5湖を目指した。1~2湖へは行ったのだが、3湖以降は熊出没のために立ち入り禁止になっていた。

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知床5湖から道々93号を少し走り、今度はプユニ岬を目指した。乙女の涙やフレペの滝などを見た後に撮影を行ったが、ここでもしっかりと宇登呂灯台が写っていた。この後バイクまで戻るのだが、途中でエゾシカが数匹ほど移動しているのを見かけた。

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プユニ岬から国道334号を走り再び知床峠を走る、羅臼岳を見ながらの走行は感動もひとしおだった。知床峠は交通量が多かったが、特にライダーが多かった。走り屋と呼ばれる方々の中を、じっくりと走っていると、走り屋の方々も追い越し様に手を上げてくれた。自身もすかさず手を上げるが、その時は遥か彼方を走っている。国道334号(知床横断道路)は様々な角度から羅臼岳を見ることが出来る快走路、気持ちよく走ることが出来た。

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国道334号から道々87号へと走り北上、無料の露天風呂のセセキ温泉や相泊温泉を目指したのだが、この時はカムイワッカ湯の滝で時間を使いすぎていたので、セセキ温泉と相泊温泉までは行かずに途中で引き返す事にした。途中で遠くに国後島が見えたので撮影したり、ひかりごけ洞窟に寄った。この後は開陽台を目指す、浜益海浜公園以来4日ぶりにテント泊をしようと考えていたのだ。ひかりごけ洞窟から道々87号から国道335号を走る。羅臼町から標茶町に入り、国道335号(国後国道)から国道244号(野付国道)へと進む。この時は夕方近く、国道244号から道々975号(西7号)へと走り開陽台に着いた頃には太陽が沈みかけていた。

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バイクを止め開陽台のキャンプ場に行ってみると、5~6張りほどテント泊しているライダーが居た。開陽台に来るのに必死だったので、晩飯も食べずにここまで来た。辺りには食事できるような場所も無し、風呂にも入っていない。途端にテント泊が嫌になった、北海道に入って初めて大きな後悔をしてしまったのがこの時。無理にテント泊などせずに、とほ宿やYHなどに泊まれば良かったと。とりあえず「あしたの城」で購入した"とほ"で近くのとほ宿を確認すると、「地平線」と「ミルクロード」の2件がある。始めに「地平線」に電話をしたが不通、この時はこれまでに経験した事がないような不安に襲われた。もう1件ある「ミルクロード」も不通だったらどうしようと、恐る恐る「ミルクロード」に電話をしてみると電話は通じた。宿泊予約は出来たが、時間も遅く晩飯は食べてきて欲しいとの事だった。宿の近くに数件の食堂があるからと教えてもらい、これまでの不安感がようやく安堵感に変わった瞬間だった。

宿の予約が出来たところで、早々と開陽台を後にして「ミルクロード」に向かった。ツーリングマップルを頼りに探すと、先ほど電話で教えてもらった食堂(ラーメン屋)を発見した。チャーシューメンとライスを注文し食べる、腹もようやく膨れたところで突然、情けない話だが少し泣きそうにもなったな。食堂を出てからは「ミルクロード」を探して走るが中々見つからない、電話をして案内してもらい、無事に到着した時は辺りは真っ暗になっていた。

宿の前にバイクを止め受付を済ませるとすぐに風呂に案内してくれた、風呂に入り今日の疲れを癒す。この日はオーナーが仕事でまだ帰ってきておらず、オーナーの奥さんとここに来るまでの経緯などを話した。この日は飛び入りの自身だけ、色々話をしているとオーナーが帰宅した。その後はオーナーが焼酎と牛乳を持ってきてくれた、酒は飲めないのだがせっかくなのでと、少量の焼酎を牛乳で割った牛乳焼酎を頂いたが酒の味は覚えていない。その後もオーナーと深夜近くまで色々と話をした、旅の事や現在の生活のことなど色んな話。興味深い話もあったが、オーナーは明日も早朝から仕事だということでその後は就寝に着く事にした。

この日の走行距離 網走→開陽台 323.94Km

これまでの走行距離 自宅→開陽台 1,256.4Km


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ke-chanさん、こんばんは。 (lh_645)
2010-02-27 22:39:17
ke-chanさん、こんばんは。

只今、オリエンタルホテルに宿泊しております。1階からエレベーターに乗れば、
3階のロビーもいつも入っていた正面駐車場側からの緊張感も無くなりますョ!

それはさておき、3度目の更新はいよいよ道東ですネ~!網走・斜里・ウトロ港止まりなので、
納沙布岬までの未風景 (フレペの滝や良さげな漁港) をはじめ、開陽台もイイ感じです。
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lh_645さん、こんにちは。 (ke-chan)
2010-02-28 17:47:47
lh_645さん、こんにちは。

神戸に来られてましたか!メリケンホテルは敷居が高いと思っていましたが、先日の灯台の一般公開でちょっとだけ身近さを感じましたが、それでもまだ場違いと思っています。

'01北海道ツーリングのぶろぐ更新、これが意外と楽しいのです。もう9年以上前の出来事なのに、写真を見たり当時のメモを見たりしていると懐かしさが込上げます。そしてまた、道内ツーリングへ行きたい病になってしまいました。

それを我慢して、道東から道南へと続く'01北海道ツーリングの更新作業を引き続き頑張ります。
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