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灯台・ツーリング・写真など、取り留めのない内容ばっかりです。

北海道へ、灯台巡りと旅に行ってきました(5月1日) / 能取岬灯台~音稲府岬灯台編

2011-05-19 20:12:06 | 灯台巡り

全くの盲点だった、最近のカーナビゲーションの機能について。

車中泊も2日目となると、「寝方」が染み付いてくるものだ。それと、これまでの灯台巡りの疲れもあって、ぐっすりとまではいかないのだが、それなりに寝れた。そしてこの日も早起きする羽目に、それが最近のカーナビ事情によるものだとは思いもしなかった。

3時30分くらいだったか、エンジンをかけて寝ていたので、当然カーナビも動作しており、ガイダンスの声が鳴る。

「長時間運転です、休憩をしてください」

いきなりの事でビックリして飛び起きる、暫くはボーッとしていたが、「してねぇーよ!」とカーナビにキレ気味のツッコミ。暖気していたので車内は暖かかったが、外に出るとかなり寒かった。空を見るとやはり曇り空だったが、水平線上には朝日が差しかけていた。これは是非とも撮影せねばと、慌てて道の駅で歯磨きと洗顔を済ませ、車内を整頓してから能取岬灯台へと向かう事にした。道の駅を出発したのが3時50分過ぎ、道々1083号→国道39号→道々76号と走り、4時5分に能取岬灯台の駐車場へと続く道に到着した。

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(70mm)

東の空、水平線と地平線の僅かな隙間から朝焼していた。これまでに見た事がない、幻想的な朝日だった。手持ちで撮影していたがやはりブレまくりだったので、三脚をセットして撮影を行った。

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2011/5/1 EOS  5D/EF100-400mm(235mm)

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

時間が経過するにつれ、朝焼けは消えかかるその状態も幻想的だった。撮影をしながらも暫くは景観を、朝早く誰も来ない時間を1人で楽しんだ。4時30分頃まで朝日の撮影を続けるが、時間の経過と共に朝焼けが消えかけていった。

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(65mm)

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

その後に灯台まで移動し、撮影を行う。曇り空ではあったが、白黒灯台は映えた。4時55分まで1時間ほど撮影を行い、次のサロマ湖口灯台を目指す事にした。レンタカーに戻り、カメラなどを積んで出発しようと思った瞬間に雨が降り出した。

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

能取岬灯台から道々76号を走る、横目に能取湖を見つつ国道238号を走ると今度はサロマ湖が見える。サロマ湖を越えた辺りから畑の中の農道を走り道々656号へ、暫く走ると美里浜キャンプ場があり、その手前の駐車場(無料)には6時20分に到着した。レンタカーを駐車場に停め、カメラバッグを背負って徒歩にて灯台へと向かう事にした。

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(74mm)

雨は相変わらず降っている、小雨程度だったが持っていた折り畳み傘を差した。キャンプ場は夏の期間だけで門は封鎖されていた、サロマ湖口灯台へと続く道も工事関係者以外立入り禁止になっていた。

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(105mm)

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(40mm)

早朝で誰も居なかったので、キャンプ場を抜けて灯台へと向かった。海岸では何か作業している人が数人居たが、特に呼び止められることはなかった。遠目に赤白のサロマ湖口灯台が確認できた、撮影しながらだったので20分ほど掛かって灯台に到着した。ロケーションは良くもなく悪くもなく、ただ曇り空で雨が降っている最悪の状況だった。撮影を行っていると、工事関係者らしき人がやって来たが、話しかけられる事もなく。20分ほど撮影を行い灯台を後にした。帰る時に、1人の釣り客とすれ違った。駐車場に戻ったのが7時25分、入れ違いで工事関係車輌がゲートを空けて入っていった。途中で出くわしていたら注意されたのであろうか、紙一重だった。

次は紋別灯台を目指す、道々656号を走っていると湧別町に入ったところで「セイコーマート・湧別」を発見、ホットシェフのおにぎり(1,042円)などを購入、駐車場でおにぎりを食べた後に宿の手配を行った。この日から宿泊となる、もちろんサロベツにある「あしたの城」だ。3月に放映した、めざましテレビの「今日のわんこ」でテレビ出演していて、ひょっとしたら満杯かも!と。事前に予約していなかったが、電話したら部屋は空いていた。ここ最近は、ユースホステルなどを利用することもなくなり、「相部屋」が窮屈に思えてしまうので、個室で予約した。

今夜の宿も手配できたので、再び紋別灯台を目指す事にし、道々656号→国道238号と走り紋別市を目指す。8時40分過ぎに目星をつけておいた場所に到着したが、辺りを探しても灯台は見つからない。市内を彷徨うこと20分、ようやく紋別公園を発見し紋別灯台には9時前に到着した。

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(28mm)

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(24mm)

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(40mm)

苦労して到着したのに、灯台の側に重機が置いてあった。かなり邪魔だったが、周辺の整備をしていたのだろう。まぁそれも仕方なし、あまり気にする事無く撮影を行った。紋別灯台は市街地の丘に立っている、今回の灯台巡りでも浦河灯台や広尾灯台や釧路埼灯台も同じような立地条件だった。対照的に、昆布森灯台や湯沸岬灯台や落石岬灯台や能取岬灯台などのように、周辺に人工的な建物が無い場所の方が好みに思える。撮影し始めた頃は雨が降っていたが、そのうち雨も小康状態になった。15分ほど撮影をして灯台を後に、買いたい物があったので紋別市内にある「サッポロドラッグストアー紋別店」に行き、リップクリームなど(745円)等を購入、その後に近くの「ホクレン紋別第2セルフ給油所」にて給油(22.88㍑・3,501円)を行った。

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(40mm)

9時20分過ぎ、次の音稲府岬灯台を目指し国道238号を走る。この日は雨が降ったり止んだりの繰り返し、40分ほど走った所で「日の出岬」の看板を発見した。ここも2001年のツーリングの時に訪れた思い出の場所、この日の出岬は道内でも珍しいガラスで出来た展望台(ラ・ルーナ)なのだが、2001年当時は灯台だと思っていた。展望台の中にも入った(無料)が、なんか今一つ、やっぱり灯台ぢゃないと!と思った。

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(40mm)

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2011/5/1 EOS  5D/EF24-105mm(32mm)

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

一通りの撮影をし、10時20分に音稲府岬灯台を目指し、再び国道238号を走り雄武町へ。音稲府岬へと続く道を入ると、2001年にも訪れた音稲府岬灯台が姿を現した。雨はまだ降り続いているし風も吹き始めた、傘を差しながら撮影を行うが、突風に煽られて傘が大破した。ひとまず車内に退避、小康状態になった頃合を見計らって再び撮影を行った。雨宿りを含めて20分ほど撮影を行い、レンタカーの中でこの後の予定を考えた。時間は11時前、順路的に言えば北見神威岬灯台になるのだが、ここに来て疲れがどっとやってきた。腹も減っていたし、風呂(温泉)にも入りたかったし、なにより寝転びたかった。明日(5月2日)の予定は特になく、当日の天気次第で考える予定だった。ここは無理をせずに「あしたの城」に行くと決め、この日の灯台巡りはここ音稲府岬灯台で終了する事にした。

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2011/5/1 Nikon COOLPIX P5100(35mm)

音稲府岬からはサロベツを目指す、国道238号を雄武町→枝幸町と走り、道の駅・マリーンアイランド岡島で昼飯を食べる事にした。道の駅のレストランで、鮭親子丼(900円)を注文、当然の如く大盛にて。美味かったぁー、鮭親子丼は大好物!昼飯を食べてレンタカーに戻ったのが11時50分、後は「あしたの城」を目指すのみ。

道の駅から国道238号を更に走る、雨の降りは強くなり海は大荒れ、霧も発生して視界も悪くなる。そんな時に遠目に北見神威岬灯台が視界に、行きたくなったのだがこの天候では撮影もほとんど無理だったのでそのまま国道238号を走り続け、浜頓別町から道々84号へと進む。この道はヘルパー時代にも、GWやお盆に来た時も良く走った道々だった。久しぶりに走ると道が整備されていたが、まだ所々は未舗装だったり荒れたままの道だった。道々84号から豊富温泉街を横目で見つつ走ると豊富バイパスがある、この道々84号にバイパスの入り口があり、稚内方面の国道40号まで延びているのだが、今は幌延方面までバイパスが延長されていたのには驚いた。

道々84号から国道40号へ、豊富町にある「セイコーマートとよとみ」でビールなど(2,470円)を購入、普段は一切アルコールを飲まないのだが「あしたの城」や、支笏湖にある「ラップランド」に泊まる時だけはビールを飲む。この習慣は、2001年にヘルパーをしていた時に飲んでいた名残、北海道といえば定番の「サッポロクラシック」なんだろうけど苦手、おいしいとは思えない。色んなビールを当時は飲んでいたが、最終的にはキリンの「一番搾り」がマッチングした。

その後も国道40号→道々444号と走る、道々444号はサロベツ原野の中を走る道々で、晴れていれば利尻富士が雄大に見える絶好のスポット、想い入れもひじょうに深い。以前にあったサロベツのビジターセンターも立て替えられ別の場所に移動していた。13時55分、ようあやく「あしたの城」に到着した。この日は曇っていたから利尻富士は見えず、でも雨は止んでいた。

宿の駐車場にレンタカーを停め、荷物を持って宿に入った。「あしたの城」に停まるのは一昨年の年末年始以来だから1年半ぶり。部屋は「さち子の部屋」に案内された、この部屋は2001年にヘルパーをしていた時に使っていた「ヘルパールーム」。ここを使うのもヘルパー時代以来だから10年ぶり。部屋に入ると当時の懐かしい思い出がよみがえる、自分自身が年を取った事以外はあの時と同じ、何も変わっていない。

その後にオーナー夫妻と話をしたり、カメラやレンズの清掃を行ったり、テレビを観たりしながらゴロゴロと過ごす。道内に入ってからの2日間は灯台巡りでバタバタしていたので、ようやく落ち着くことが出来た。風呂の用意が出来たので、混み合う前に先に風呂に入った。夕方になるにつれお客さんがやって来る、家族連れや個人で旅をしている人など。晩飯も久しぶりに成吉思汗(ジンギスカン)、行者にんにく(アイヌネギ)も食卓にあった。行者にんにくは独特の匂いがあるのだが、大好物なので腹一杯食べた。久しぶりに飲んだビールはかなりガツーンときたが、ほろ酔い気分は最高だった。

食後は談話室にて、お客さん同士で色んな話で盛り上がった。この時に来ていた個人で旅をしていたお客さん、「高級官僚」や「ザ・官僚」と呼ばれていた。利尻富士を見に来ていたと、この後連泊する事になるのだが、個人的にも話は盛り上がった。楽しい時間が過ぎていったが、22時を過ぎた辺りから急に睡魔が襲う。これまでの疲れを癒す為に就寝する事に、歯磨きを済ませ23時に2日ぶりに布団にもぐりこんだ。

走行距離 356.2Km

これまでの走行距離 1189.9Km

 


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