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ニッカウヰスキー 余市工場

2009-12-16 21:11:38 | 札幌からドライブ...

 
       日曜日、余市町のニッカの工場へ行きました。
         
    
     ニッカ発祥の地は、ここ余市なんです。

  広島県出身の竹鶴政孝が、昭和9(1934)年がイギリス・スコットランドに
 似た風土の余市に7月、大日本果汁株式会社を設立しました。
 
  竹鶴政孝は、造り酒屋の家に生まれ摂津酒造と言う洋酒製造会社に入社、ウイスキー造りの為に
  イギリスに留学、その際知り合った女性リタと結婚し帰国。
   寿屋(現・サントリー)に入社し、山崎工場の設計をし初代工場長となります。
 
   原酒を熟成させる間、ウイスキーを出荷出来ない為、設立当時は余市名産の
  リンゴジュースの製造をしていました。

  昭和15(1940)年10月、念願の第一号のウイスキーを出荷しました。
 この際、社名の「大日本果汁」「日」「果」から「ニッカウヰスキー」と 
 命名したそうです。
           

  昭和27(1952)年、商号を「ニッカウヰスキー」とし本社も東京に移転しました。


         それでは、工場見学に出発。
        
             正門で受付をして・・・
          


                第一乾燥棟
       
            麦芽を乾燥させる場所です。


               糖化・発酵棟

     
 粉砕させた麦芽を糖化して麦汁を作り、酵母を加えて発酵させます。


                 蒸留棟

      
      
      
    石炭直火蒸留を行っています。これは創業当時から変わらない作業。
 ガス燃料が主流な中、現在でも石炭で蒸留を行っているのは世界でも珍しい
 そうです。


                 旧事務所

  
        
       大日本果汁株式会社設立当時の事務所だそうです。


                 旧研究室

      
  昭和9年から昭和59年までニッカウヰスキーの研究室として使われたそうです。


                竹鶴正孝像

         


                 旧竹鶴邸


      竹鶴正孝・リタ夫人の住居を移築復元しています。


                1号貯蔵庫


       
            オーク材の樽に詰めて熟成を待ちます。



   ウイスキー博物館の中には、ウイスキーの製法や種類を紹介しています。
 ニッカの歴史や竹鶴正孝・リタ夫人愛用の品などが展示されています。
           ウイスキーの有料試飲もできます。  
       
       竹鶴正孝のパスポート イギリス留学当時のもの
            


    ウイスキー好きな方も、飲めない方も・・・。

  昭和初期の建物がそのまま残されていて、文化庁の有形文化財
 に指定されている建物が9棟あります。
  お酒の飲めない方は建物見学はいかがでしょうか?




    
 ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸留所
          余市郡余市町黒川町 7-6

  見学時間   9:00~17:00 ガイド付き見学とフリー見学が出来ます

  休業日     年末年始    2009年12月26日(土)~31日(木)
                      2010年1月1日(金)~1月7日(木)

  見学料  無料




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