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積み荷 鉄筋鋼材が対向車に接触事故

2022-06-10 | 事故と事件
積み荷 鉄筋鋼材が対向車に接触事故
 昨日(6/8)の報だが、今年3月の東京都足立区の大型トラックが道路左側の信号柱などに衝突する事故だが、当初大型トラックの単独事故として扱われていたが、その後の捜査で対向車の2トンダンプに積まれていた長尺鉄筋の束が斜めに対向車線にはみ出しており、これが主因と判明して、対向車線の2トンダンプの運転車を書類送検したと報じている。

 この事故報道では、大型トラックの運転手は、鉄筋が右肩を貫通する重傷を負っており、これを不自然として捜査した結果、付近の監視カメラの画像から、この対向車線の鉄筋のはみ出しの事実が判明したと思える。

 この件は、警視庁の交通隊の極めて適切かつ地道な捜査が目立つ事故であると感じるところだ。おそらく、書類送検されたと云うことだが、検察は重傷事故として起訴すると想像できるし、大型トラック運転者および所有企業にとっても、これでは防ぎようもない完全な被害事故として、全面賠償を請求できる被害事故として、もし民事訴訟になっても負けることはない様に思える特異な事故だ。



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トラックの“単独事故”実は・・・対向車の積み荷が“直撃”
TBS NEWS 6/9(木) 19:10配信
 大型トラックが信号機に突っ込んだ事故。単独事故とみられていましたが、直前に対向車の積み荷が運転手を直撃していたことが分かりました。

 今年3月、東京足立区の交差点で、大型トラックが信号機に突っ込む事故がありました。

 当初、単独事故とみられていましたが、警視庁によりますと、その後の捜査で事故の直前に対向車線を走っていた別のトラックに積まれていた建設用の鉄筋が、すれ違いざまに運転手を直撃していたことが分かりました。運転手の男性は鉄筋が右肩を貫通する重傷を負ったということです。

 警視庁は9日、荷台からはみ出す状態で鉄筋を積んでトラックを運転していたなどとして、建設作業員の男性(48)を過失運転傷害とひき逃げの疑いで書類送検しました。

 男性は違法な積載方法については認めたうえで、「対向車の運転手にけがをさせた認識はなかった」と容疑を一部否認しています。TBSテレビ


#一見単独自損事故 #対向車の積み荷が運転車の肩を貫通していた


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