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故意的な世論非難の回避目的発言ではないか?

2021-07-09 | コラム
故意的な世論非難の回避目的発言ではないか?
 管(しょぼくれ)首相が、唐突感を感じる、小中学校のスクールバス化の発言を行った。

 過日の献花といい、今回の全国に先駆ける八街のスクールバス検討発言といい、さも国民の生命を大事にというデモンストレーションとも感じる。

 そもそも、国民の生命を大事にするなら、東京五輪の中止に言及する報道の質問をそらし無視することはできぬだろう。今更取って付けた様に、政府が一地方の飲酒運転を原因とした交通事故に関わるとは、地方自治体とか警察から上訴を受けたというなら判るが、本来の自らへの非難を逸らし、デモンストレーションすると云う、極めて安直な芝居と見えてしまう。しかし、そんな猿芝居を本国最高の政治指導者行っていることには、絶望感だけしかない。

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首相、スクールバスの全国事業化を検討 八街事故
7/9(金) 13:32配信 産経新聞
 菅義偉(すが・よしひで)首相は9日、下校中の小学生5人がトラックにはねられ死傷した事故が起きた千葉県八街(やちまた)市の北村新司市長と官邸で面会した。首相は同市内全小中学校の送迎スクールバス運行を支援する意向を表明。「全国に先駆けて八街市でスクールバスを検討しよう」とも述べ、全国的な事業実施を念頭にモデル事業と位置付ける考えを示した。

 面会後、北村氏らが記者団に明らかにした。北村氏によると、首相は「スクールバスのことも、これから国として考えなくてはならない」とも述べた。その場で対応を検討するよう事務方に指示し、同市がすでに運行している臨時スクールバスに関しても財政支援する意向を示したという。

 首相は1日に事故現場を視察している。北村氏は「首相は今回の事件を本当に重く見ている」と述べた。


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