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原油の値上がり、産業に与える影響

2021-10-30 | コラム
原油の値上がり、産業に与える影響
 下記の原油の値上がりによる、ウナギ養殖の燃料費高騰で、近年庶民には遠い食品となってしまった感であるウナギだが、ますます値上がりする要素を伝えている。しかし、原油すなわち燃料費や樹脂製品のコストアップは、産業界に多大の影響を与えると想像するしかない。

 この20年以上において、政府は消費税という悪法だとか、大企業の意を汲んだ派遣労働者業種の拡大を進めて来た。その結果どうなったか。国内消費は伸び悩み、多くの富めない国民は窮乏化させられてきた。

 この期間、給与を含め多くの商品はデフレとして、商品コストを売値に転嫁できなかった。できたのは、大企業だけで、それも輸出品には消費税が掛からず、しかも仕入れコストに消費税を含んでいるので、消費税の戻し税という大企業優遇税制を行って来たのだ。これが、自公政権が取ってきた不公正税制の一端なのだ。

 個々人の給与は、消費税のアップには届かない、ほとんどベースアップのない給与政策を、国内トップのトヨタ自動車が率先して取り続け、大企業連合はそれに習ってきたのが、近年の実態だろう。また、そうした不公正を許したのも、大企業からの献金を受け、忖度してきた自民党に根源はあることは間違いない。

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高騰する原油価格、つられてウナギも値上がり? 養殖場の重油代は1日4万円
10/30(土) 8:00配信 メ〜テレ(名古屋テレビ)
 原油価格の高騰が止まりません。これから需要が増える灯油は7年ぶりの高値。ウナギの養殖にも影響が出ています。

 愛知県岡崎市にある灯油の配達業者。肌寒くなってきた先週から、暖房器具に使う灯油の注文が続々と入り始めました。

 しかし、本格的な冬を前に灯油の価格に異変が。

 「リットルで換算すると、かなり値上がりしています」(シューワ岡崎支店・柴田英也さん)

 世界的な原油の需要の高まりを受けて、いま、ガソリンや灯油の価格の高騰が止まりません。

 資源エネルギー庁によると、10月25日時点の灯油の配達価格の全国平均は、18リットルあたり2065円で、5週連続で値上がりしています。


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