今日は天気も良しと云うことで、前から気になっていた伊豆の天城万籟（ばんらい）植物園を訪問してみました。
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園内は、鬱蒼とした雑木林と野草が茂りますが、この中を掻き分ける様にして進みます。やはり新緑の季節ですから、草木の緑が本当に瑞々しく、所々に咲く花達は私には名も知れませんが可愛く可憐なものと感じます。こうして、休日にゆっくりと森の中を歩くと、日頃の仕事で消耗した私の神経を穏やかに癒してくれるものと感じられます。
そんな森林浴の一時を楽しみ、山を下り熱海の蕎麦屋で食事をしました。なかなか古風な建屋で、店内も庭先も雰囲気が良いお店でした。もちろん蕎麦も美味で満足です。
その後は、熱海市内中心部にある「起雲閣」という元財閥達が大正８年から増築し続けたという別荘を見学しました。ここは、大正から昭和初期に掛けて増築しつつ、その後旅館として経営を続けていたとのことですが、近年熱海市の管理となり文化財施設として一般公開されているものです。大正から昭和初期の大金持ちが贅を凝らした各部屋や華麗な庭園は、町の市街地中心部にあるとは信じられない程に静かで雰囲気のあるものと感じます。
今日の最後の訪問場所として「錦ヶ浦」を訪れました。ここは、断崖絶壁となっていることから、かつては自殺の名所としても有名でしたが、近年は歩道などの整備がなされ、その様な悪い雰囲気は感じられません。そして、断崖上方より見下ろす景色は、絶景と云って良いものです。
追記
本日の９時前に岩手県南部を中心とする相当に大きな地震が発生しました。現在のところ死者６名、負傷者１５０余名と報道されています。東北地方は、私が知る限り過去から大地震の被害が続いていると感じます。まったく被災者の方はお気の毒ですが、日本の中で安全な地などないと改めて感じます。
