私の思いと技術的覚え書き

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拍子抜けの緊急事態宣言とWHO不審論の口火

2020-04-08 | 事故と事件
 昨夜、安倍首相が緊急事態宣言を発した。当初移動の制限とか、強い法的拘束力を一部持つだろうなと予想していたが、法的拘束力はなくあくまでお願いの範疇で、警察が取り締まることもないと述べていた。といっても、温和しい日本人の特性上、ほとんどが政府のお願いには従うと云うことなのだろうが、経済的損失への影響は増すという方向だろう。この会見でも、認識したのは、政府も日本の現状が米・欧州の危機的状況とは明らかにことなり、あくまでもその様な事態になるのを防止したいがための予防的意味合いを持つという姿勢が示されたことだった。

 それだったら、緊急事態なんぞという大げさな対応を取る必用があるのだろうか? 正にマスコミ辺りが連日欧州諸国の現状を危機的に流し続け、なんで日本は欧州と同様の緊急事態宣言を発しないかと国民世論の8割方を洗脳したからに違いないのではないかと想像する。

 しかし、こんなあまり意味ない緊急事態宣言より、今正に窮地に陥っている国民や、窮地にまでは陥ってなくても、消費マインドが冷え込んだ状況を鑑みて、金を配るのを早くした方が良いと思える。それも一家族4名を前提に30万円なんていう仕分けに手間暇掛かるものでなく、日本国民(選挙権ある者)を対象に1名30万を所得の高低に関わらず配れば早く処理できるだろう。高額納税者は、事後の所得税で回収できるのだから、それで十分と思える。

 一方、拙人も今回の病変絡みで度々報道で現れるWHO事務局長(エチオピア人)の言動に不審の念を高めていたのだが、トランプ砲が火を噴いた。

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トランプ米大統領、WHOへの資金拠出停止検討 コロナ対応「中国寄り」
4/8(水) 5:55配信時事通信
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日の記者会見で、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス対応について「中国寄り」と批判し、資金拠出の停止を検討していることを明らかにした。
 
 トランプ氏は、1月に米政府が中国からの入国制限措置を決めた際、「WHOはそれを批判し、間違いだと言った」と非難。その上で「彼らは米国から莫大(ばくだい)な資金を受け取っている。(資金拠出停止について)注意深く検討してみるつもりだ」と語った。「極めて強力な差し止めだ」とも強調した。

 WHOは当時、中国からの入国制限に関し「感染拡大防止に効果的でない一方で、経済的、社会的影響が著しい」と否定的見解を示していた。
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