私の思いと技術的覚え書き

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中国巨大地震に関連して

2008-05-13 | 事故と事件

 中国の四川省を中心に12日に巨大地震が生じました。災害の全体像は未だ明確ではありませんが、2万名程度の死亡者が見込まれる様な報道です。なんとも痛ましい自然災害です。

 この地震という自然現象は、予てから世界中で研究がなされているはずですが、未だ予知は不可能な様です。日本でも静岡県沖の巨大地震起こることが数十年前に提唱され、日本で最大の観測網が構築されていると云いますが、果たして地震の前兆を何処まで捕らえることができるのか怪しいものの様です。

 ところで、地震の発生原因はプレートテクニクス論という地球上のプレートがマグマの対流に沿って動くことで、接するプレートの境界面に歪みエネルギーが蓄積され、そのエネルギーが限界に達し跳ね返えり地震が生じるという理論が定説となっています。しかし、このプレートテクニクス論に異議を唱え、地中の水素核融合が地震を起こしているのだとする仮説を唱える方がおられます。この方の本を入手して現在読んでいる最中なのですが、現状の理論でそもそも地殻にその様な高エネルギーが蓄積され得るのかという疑問や、巨大地震発生後の連続余震の疑問、地震の際の発光現象が生じる疑問、巨大ダムと地震発生の相関関係の疑問等々、一定頷けるものを感じるのです。常温核融合が本当に起こりえるのかという大きな疑問もあるのですが、面白い仮説ではあると感じています。




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