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長期政権がここまで腐らせたのか?

2020-06-04 | 事故と事件
 黒川検事長の斡旋利得の疑義もある賭け麻雀で訓戒(注意止まり)としたのは、法務省(検察)は懲戒相当と判断していたのだが、官邸が判断を覆したと、複数の法務、検察関係者が証言したと共同通信が報じたという。これは、安倍首相や森まさこ法務大臣の弁明と大きく食い違う大問題だ。

 しかし、安倍政権は長期政権となっている訳だが、一概にその弊害ばかりとは云えぬだろうが、一見柔和そうな顔相をしているが、かなりやりたい放題の布陣に持って行こうとした様子が従前の行動から伺える。それは、以下の様なものだ。
①昨年10月に河井を法務大臣に指名して1ヶ月もしないで、河井の秘書へのパワハラ言動などで、法務大臣を更迭し、森まさこを使命する。
②黒川の定年を内閣判断で延長し、次期検事総長に据える様子が伺えたこと。

 これらによって、法務および検察ラインを、自らのポチで堅め、何をガードしたかったのだろうか? さしあたって考えられるのは、桜を見る会での首相枠での招待者(850名)に安倍後援会関係者が多く公職選挙法違反疑惑が出ているのへの対応ではないか。

 それと、河井の妻たる案里の広島選挙区への出馬について、自民党から15千万円という破格(相場の10倍?)という選挙資金が出されており、東京地検特捜部の捜査で収賄罪で河井夫妻の逮捕は近いと想定されるが、15千万を総てバラまいた様子もなく、安倍側に還流しているのではないかという疑惑も出ている。

 しかし、幾ら大臣や検事長の人事権は首相にあるとしても、ここまで三権分立の精神を踏みにじる仕業を行うとしたら、極めて憂慮すべき事態ではないのか。



河井夫妻の買収資金1.5億の一部が安倍事務所に還流!?安倍総理も共謀で刑事告発される!検事総長への黒川配置にも失敗!検察は安倍総理本人の疑惑にどこまで迫れるか!?ジャーナリスト山岡俊介氏インタビュー 2020/06/03
https://www.youtube.com/watch?v=f1ERevwWqjM&t=289s


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