ホンダジェットが順調に仕上がりつつあるようです。既に、2006年10月に米国で受注を開始しており、合計で100機以上の受注を得ている様です。1号機の納品は2010年中の予定とのことです。この様な小型ジェット飛行機では、過去のノエビア(高級化粧品)のTVCMでの、ガルフストリーム機の優雅に飛翔する姿が思い出されます。あの様な小型自家用ジェット機が、新たな日本製品として世界の空を飛び始めることは、ホンダだけに限らず日本の価値を上げるものと思います。
さて、ホンダジェットですが、機体だけでなくエンジン?基本的に自社製です。世界的に航空機メーカーは数多くありますが、エンジンまで自社製というのは少ない様です。また、機体へのエンジンの搭載方法が変わっています。ガルフストリームも含め通常は胴体後部にマウントするか、主翼下面に吊り下げてマウントするのが普通だと思いますが、ホンダジェットでは主翼上面にストラットを介してマウントされる独特のスタイルとなっています。
乗員2名+乗客4名で、その価格は未公表ですが300万ドル~400万ドル(3億~4億円)が予想されるということです。免許はありませんが、乗って操縦してみれたらどんなに素晴らしいかと思います。