私の思いと技術的覚え書き

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E46・突然のエンジン失調

2016-01-31 | 車両修理関連
 今乗っているE46ツーリング(325i)ですが、3日前の朝早くに走り出して5分程でコンビニでエンジン停止させ、その後10程で再始動して走り出し、その途端に加速時の不調に気付きました。程なくEMLウォーニングランプも点灯し、これはVANOS系のセンサーでも壊れたのか等と思いつつ走りましたが、目的地が近くで良かったです。その後、OBDテスターを接続すると、ミスファイアNo2と出ています。テスターでシリンダNo2を指定できるとは、今やどんなガソリン車も普通に使用されているダイレクトイグニッションコイルが該当することになるのでしょう。

 取り急ぎ、イグニッションコイル1本と、ついでにプラグを6本(NGKのイリジウムBKR6EIX-11)をネットで探し発注、本日取替作業を行いました。そこで、外したプラグを見てビックリです。6本共に中心電極が摩滅して突出が皆無の状態です。これでは、ギャップが2mm超となり、失火が起きても不思議はないという状態です。

 まずはプラグのみ6本新品と交換して(コイルは換えないで)、始動してみます。かなり改善はされましたが、空吹かしで失火様なバラツキが感じ取れます。そこで、2番のイグニッションコイルを交換して始動します。今度は、一切問題なくクリーンに吹き上がり、元通りに直りました。

 しかし、現車の走行は5万弱ですが、あそこまで中心電極(電極径が細いのでイリジウムと推定)が摩耗しているとなると、本来のプラグ寿命は2万程度なのかとも想像します。つまり、BMW車ではオイル・インターバルが約25千kmで表示がなされますが、同時にスパークプラグの・インターバルでもあるのかもしれません。摩滅したスパークプラグ交換が燃費改善に効果があるのか期待したいところです。




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