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タレント政治家の亡国

2022-12-08 | コラム
タレント政治家の亡国
 そもそも民主主義とは様々な欠点を内在しているのだと思えるが、様々な政治形態があるのだろうが、欠点ある民主政治が、それでも他の政治より良いと云うことで、世界の多くの国で採用されているのだろう。この民主政治でもっとも重大な局面があるが、これが選挙で代表者を選ぶと云うところだと思える。

 従って、選挙立候補者は、自らの知名度を上げることに一所懸命にならなければならないのだが、タレント如きは各種メディアで知名度だけはあるというところで、過去の国会議員から自治体首長、議員選挙まで、当選している事例が目立つのだが、極一部の例外を除いて、正に下らない愚衆政治が行われている例が多いと感じる。

 そもそも、経営者にしてもタレントなり高名人にしても、一定成功すると、次に何を目指すかで、だいたいそのそこの厚さを露呈することが多い。この次に目指すものは、私の見るところ2つではないかと思うが、1つは政治家であり、もう一つは勲章だ。このことを、もっと他案的に記せば、まず成功なりして金ができると、次は名誉とか権威を欲しがるという訳で、子供がとか大人が、分不相応なモノに執着する幼稚性を内在していると思えて来る。

 ここでは、名前も思い出したくないので、名前を羅列しないが、今も宮崎知事に最就任しようという某がいるが、こういうのを一度は選択した宮崎県民だが、再選択する愚は犯さないで欲しいと願うところだ。

 勲章のことは、一方でよだれを垂らして関係方面に間接的に手を回す者がいるかと思えば、いらないと修正断る方もいる。そんな中で、勲章はいらないが、ノーベル賞なら受けるという文筆家もいたが、まさかノーベル賞に付属する賞金が欲しいとは思えないので、世界的な権威の前には、自分の浅い信念が崩れ去ったのではないかと見ている。

 なお、タレント出身議員の中には、本当に希な事例だと思うが、これ程自らの理想を掲げ、突き進む者がいるのかという人物もいる。この者が、そういう気持ちになったのは、どうやら311の大震災、中でも日本のすべての根本常識の仮面を剥いだといえる東電福島原発大崩壊が切っ掛けだった様だ。この原発事故については、当時の国会で指定した事故調結論において、黒川委員長は、この事故は人災で、責任は東電、国家関係部署など様々にあると断言している。ただし、私に云わせりゃ、追加して司法にも、多数の国賠総省で、国よりの判決を出し続けた、およそ良心なきヒラメ裁判官がいたことも忘れてはならないと思える。


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