ブラックさ漂う「南武株式会社」という企業
過日、千葉・八街で飲酒運転で小学生5名を死傷させた事故だが、運送会社は南武運送(株)という企業だが、直系親会社は「南武株式会社」という東京・葛飾区の企業だ。
ちょっとNet探索してみると、南武(株)の様々なブラックさが垣間見えてくる。
①南武(株)のWebサイト http://nanbukabu.co.jp/を見てみると、下記の文章がある。
関係各位様
報道された件につきコメントをさせていただきます。
この度は 弊社運送子会社の従業員があるまじき飲酒運転で交通事故を起こし、誠に申し訳ありません。
現在、事実確認中ですが、お亡くなりになられた2名の方のご冥福をお祈りするとともに、負傷された3名の方の一日も早い回復を願っております。
私も子供がおります。ご遺族の方並びにお怪我をされた方のご家族に本当に心よりお詫び申し上げます。
南武株式会社として、できる限りの対応を誠意をもって行っていくとともに、再発防止に向け、二度とこのようなことが起こらないよう、社員全員で取り組んでまいります。
この度は誠に申し訳ありませんでした。
令和3年6月28日
南武株式会社 代表取締役社長 知念 辰浩
たぶん、企業説明だとか取り扱い業務を含めた一般的なWebサイトだったものを削除し、社長のお詫び文だけの掲載にしたのだろう。
②ウィキペデアでの検索
南武株式会社 申し訳ありません。このページは最近(24時間以内)に削除されました。
つまり、事件を捕まえ、急遽内容を削除したと想像せざるを得ない。
③過去の不祥事
《千葉・八街“飲酒暴走“児童5人死傷》不祥事隠しで2度社名を「改名」 容疑者の勤務先親会社は7年前にも死亡事故を起こしていた! 7/1(木) 20:12配信 文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd0b5600796ffc91d3d681a66ac5ea544c977bb
「2014年8月には『南武』の前身である『南武建設』が現場を管理していた東京都江戸川区のマンション建設現場で死亡事故が起きています。40kg以上の鉄筋が220本も倒れ、従業員3人が下敷きになりました。30歳だった男性と、29歳のキューバ人男性の2人が死亡し、40代の男性が重傷を負う大事故でした。
④南武(株)の社名遍歴
現在の南武(株)の設立年と所在地は以下の通り。
会社名:南武株式会社
設立:昭和50年5月
本社所在地:東京都葛飾区奥戸3-9-2
事業内容:建設業、鉄筋工事業、ガス圧接工事、大工型枠工事
ただし、商号は「知念興業株式会社⇒南武建設株式会社⇒南武株式会社」と変遷を辿っている様だ。
同社の会長はたぶん創業者となる知念辰昇氏。現在の社長は息子だろう知念辰浩氏が就任している。
なお、知念辰昇氏には脱税の過去が以下の3件あるらしい。
・昭和62年1月1日から昭和63年9月30日までの事業年度における実際所得金額が1億4533万8766円であったのにかかわらずその所得金額が1363万6180円と申告
・5531万4800円の脱税
・昭和63年1月1日から平成元年9月30日までの事業年度の所得が2億3103万7891円のところ所得金額が3261万2523円と申告
・8333万8500円の脱税
・平成元年1月1日から平成2年9月30日までの事業年度の所得金額が7707万4376円のところ所得金額が4496万2048円であると申告
・1248万4800円の脱税
参考:東京地方裁判所 平成4年(特わ)1421号 判決
https://daihanrei.com/l/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%20%E5%B9%B3%E6%88%90%EF%BC%94%E5%B9%B4%EF%BC%88%E7%89%B9%E3%82%8F%EF%BC%89%EF%BC%91%EF%BC%94%EF%BC%92%EF%BC%91%E5%8F%B7%20%E5%88%A4%E6%B1%BA
この三回の脱税により、罰金3500万円と懲役1年6か月の刑となっていたようで、執行猶予3年となっていたようだ。
⑤飲酒死亡事故のトラックが白ナンバーだったこと。
仮にも運送業を名乗る企業が白ナンバーで運送業務を請け負うことは法令に抵触する。特定の企業の仕事だけを行い、運送費として営業利益を得ていないと抗弁しても、突き詰めれば法令違反と判じられるだろう。つまり、営業権の認可申請をし、緑ナンバーを付けて営業しなければ違法となる。なお、特定の企業(親会社)の仕事をする場合であっても、特定貨物自動車運送事業者(やはり緑ナンバー)の認可を受け、様々な法令要件を満たす必用がある。
過日、千葉・八街で飲酒運転で小学生5名を死傷させた事故だが、運送会社は南武運送(株)という企業だが、直系親会社は「南武株式会社」という東京・葛飾区の企業だ。
ちょっとNet探索してみると、南武(株)の様々なブラックさが垣間見えてくる。
①南武(株)のWebサイト http://nanbukabu.co.jp/を見てみると、下記の文章がある。
関係各位様
報道された件につきコメントをさせていただきます。
この度は 弊社運送子会社の従業員があるまじき飲酒運転で交通事故を起こし、誠に申し訳ありません。
現在、事実確認中ですが、お亡くなりになられた2名の方のご冥福をお祈りするとともに、負傷された3名の方の一日も早い回復を願っております。
私も子供がおります。ご遺族の方並びにお怪我をされた方のご家族に本当に心よりお詫び申し上げます。
南武株式会社として、できる限りの対応を誠意をもって行っていくとともに、再発防止に向け、二度とこのようなことが起こらないよう、社員全員で取り組んでまいります。
この度は誠に申し訳ありませんでした。
令和3年6月28日
南武株式会社 代表取締役社長 知念 辰浩
たぶん、企業説明だとか取り扱い業務を含めた一般的なWebサイトだったものを削除し、社長のお詫び文だけの掲載にしたのだろう。
②ウィキペデアでの検索
南武株式会社 申し訳ありません。このページは最近(24時間以内)に削除されました。
つまり、事件を捕まえ、急遽内容を削除したと想像せざるを得ない。
③過去の不祥事
《千葉・八街“飲酒暴走“児童5人死傷》不祥事隠しで2度社名を「改名」 容疑者の勤務先親会社は7年前にも死亡事故を起こしていた! 7/1(木) 20:12配信 文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dd0b5600796ffc91d3d681a66ac5ea544c977bb
「2014年8月には『南武』の前身である『南武建設』が現場を管理していた東京都江戸川区のマンション建設現場で死亡事故が起きています。40kg以上の鉄筋が220本も倒れ、従業員3人が下敷きになりました。30歳だった男性と、29歳のキューバ人男性の2人が死亡し、40代の男性が重傷を負う大事故でした。
④南武(株)の社名遍歴
現在の南武(株)の設立年と所在地は以下の通り。
会社名:南武株式会社
設立:昭和50年5月
本社所在地:東京都葛飾区奥戸3-9-2
事業内容:建設業、鉄筋工事業、ガス圧接工事、大工型枠工事
ただし、商号は「知念興業株式会社⇒南武建設株式会社⇒南武株式会社」と変遷を辿っている様だ。
同社の会長はたぶん創業者となる知念辰昇氏。現在の社長は息子だろう知念辰浩氏が就任している。
なお、知念辰昇氏には脱税の過去が以下の3件あるらしい。
・昭和62年1月1日から昭和63年9月30日までの事業年度における実際所得金額が1億4533万8766円であったのにかかわらずその所得金額が1363万6180円と申告
・5531万4800円の脱税
・昭和63年1月1日から平成元年9月30日までの事業年度の所得が2億3103万7891円のところ所得金額が3261万2523円と申告
・8333万8500円の脱税
・平成元年1月1日から平成2年9月30日までの事業年度の所得金額が7707万4376円のところ所得金額が4496万2048円であると申告
・1248万4800円の脱税
参考:東京地方裁判所 平成4年(特わ)1421号 判決
https://daihanrei.com/l/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%20%E5%B9%B3%E6%88%90%EF%BC%94%E5%B9%B4%EF%BC%88%E7%89%B9%E3%82%8F%EF%BC%89%EF%BC%91%EF%BC%94%EF%BC%92%EF%BC%91%E5%8F%B7%20%E5%88%A4%E6%B1%BA
この三回の脱税により、罰金3500万円と懲役1年6か月の刑となっていたようで、執行猶予3年となっていたようだ。
⑤飲酒死亡事故のトラックが白ナンバーだったこと。
仮にも運送業を名乗る企業が白ナンバーで運送業務を請け負うことは法令に抵触する。特定の企業の仕事だけを行い、運送費として営業利益を得ていないと抗弁しても、突き詰めれば法令違反と判じられるだろう。つまり、営業権の認可申請をし、緑ナンバーを付けて営業しなければ違法となる。なお、特定の企業(親会社)の仕事をする場合であっても、特定貨物自動車運送事業者(やはり緑ナンバー)の認可を受け、様々な法令要件を満たす必用がある。
過去、国から、勲章授与されてるんですよね(笑)
知念会長は!
子会社の方達も、脱税ばかりの同業者にも評判悪い会社!