私の思いと技術的覚え書き

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コンプレッサーオイル補充

2019-10-04 | 車両修理関連
 先日のこと、コースター(マイクロバス)が、クーラーベルトのスリップ音が出るトラブルを触れ対処した記録として書き留めてみたい。

 今回のコースターだが、5ヶ月ほど前の車検前にもスリップ音が大きく、ベルトを交換しても直らず、マグネットクラッチを取替してスリップ音は解消したのだが・・・。また、今回再発したということであった。

 まずはベルトの張り具合を点検する訳だが、ちょっと緩いかなという感じだが、この程度でスリップするかなぁという程度である。とりあえず、もう少し張りを強めることより、とりあえずスリップ音らしき異音はなくなったのだが・・・。

 そもそも、コースターはマイクロバスだけに室内容積が大きく、それなりの大容量コンプレッサーが装着されており、駆動用ベルトもダブルベルトで駆動しているのだが、かなり新しいクルマでも、クラッチON直後に「キッ」と異音が出るクルマを見てきた。マグネットクラッチ容量として不足気味なのかもしれない。もしくは、コンプレッサー自体の機械的内部抵抗が大きいとか、冷媒ガスの充填過多も疑われると想定する訳だ。

 まず、冷媒ガス充填過多だが、このクルマには、冷媒ガスの点検用サイトグラスが装着されているので、点検してみると、そこそこ泡の通過が見えるので、若干少ない程度の感じだ。となると、コンプレッサーからの異音は生じていないものの、潤滑不足で動作が重くなっていることも想定できるだろうと、コンプレッサー用オイルを追加充填してみることにした。コンプレッサーオイルは、冷媒ガスと混合されていて、充填しやすいタイプのもの(50g)を2本充填することで行った。その後、300キロ程の運行を行ったが、異音の再発はないと報告を受けている。



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