川勝平太・静岡県知事が突如辞意
静岡県知事の川勝殿が突然に辞意を決めだ。
【書評】リニア新幹線が不可能な7つの理由
2021-11-01 | 論評、書評、映画評など
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f1b95d56bee87f5f68947c9ffe535868
同書で上げる7つの問題として、膨大な残土、水涸れ、住民立ち退き、乗客の安全確保、ウラン鉱床、杜撰なアセスと住民の反対運動、難工事と採算性を上げているが、私に云わせりゃまだまだあるだろうと思いつつ読んだ。
まず、作者の上げた問題から、記してみると、膨大な残土だが、前線の80%が地下トンネルだから、極めて膨大な残土がでるのだが、その捨て場所が未定のまま、着工しているということがある。今年7月に生じた熱海・伊豆山の大土石流も山中に積み上げた残土が原因となった。だから、残土は十分将来のことや周辺環境だとか生態系のことも考慮しなければならないのだが、この辺りのことを十分検討しないままJR東海は着工している。
著者の上げる水涸れの問題だが、これは静岡県としても問題視している訳だが、リニアは既に実験線(開通時は本線として組み込まれる)を40km余工事して、各種の走行実験を繰り返している。その中で、この40数キロの沿線各地で、水涸れ問題が各地で生じているのだ。つまり、山中をトンネル工事すれば、水脈となっている部分を断ち切ることになり、今まで近隣で湧き出ていた水脈が断ち切られ水枯れが生じることは十分考える必用がある。
この水枯れ問題の話しになると、歴史として何時も思い出すのが、JR東海道本線熱海駅と函南駅を通過する約8キロの丹那トンネルのことだ。このトンネルの何百mか上にには丹那盆地という地域がある。トンネルができるまでは、水量豊富でわさびなどが特産だったというが、昭和9年にトンネルが貫通後は、水は涸れてしまい、今や牧畜が主の寒村となっている地なのだ。JR東海では、この丹那トンネル内で生じる大量の湧水を、熱海側の海に捨て続けているそうだ。ある意味、もったいない話しだと思う。しかし、当時は大戦前の国策として、東海道本線の沼津から国府津間の現在はローカル御殿場線となっている2時間余り要する区間を、僅か30分程で直線的に通過する丹那トンネルを国策として、当時も住民の工事中止の運動はあった様だが、それを無視しつつ工事は完遂されたのだった。
なお、東京都内において、通過地沿線となる大田区田園調布の者達が、近日工事差し止めの行政訴訟を提訴していることもあるが、山梨件の甲府などでは、地下水がなくなったとう話しも聞かれる。
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川勝平太・静岡県知事が突如辞意…「リニア反対派」の退場で波紋広がる
4/3(水) 12:56配信 日刊ゲンダイDIGITAL
リニア中央新幹線の静岡工区建設を強硬に反対していた川勝平太知事が2日突然、6月の県議会で辞職すると表明したことを受け、波紋が広がっている。
川勝知事は、水資源や生態系への影響などを懸念し、静岡工区の着工を認めてこなかった。
昨年12月に国土交通省の有識者会議が「環境への影響を最小化することが適切だ」とする報告書を取りまとめた後も反対姿勢を崩さなかったことから、JR東海は先月29日、目標としていた品川-名古屋間の2027年開業の断念を表明していた。
川勝知事の辞意表明を受けリニア着工に向け調整していた国交省内では驚きの声。幹部の一人は「みんなびっくりしている」としつつ、今後のリニア建設については「次の知事がリニア賛成派とは限らず、まだどうなるかは分からない」と語った。
川勝知事は1日の新規採用職員への訓示で「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さんは知性が高い方たち」と発言。
県庁に職業差別との抗議の電話やメールが殺到した。
静岡県知事の川勝殿が突然に辞意を決めだ。
【書評】リニア新幹線が不可能な7つの理由
2021-11-01 | 論評、書評、映画評など
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f1b95d56bee87f5f68947c9ffe535868
同書で上げる7つの問題として、膨大な残土、水涸れ、住民立ち退き、乗客の安全確保、ウラン鉱床、杜撰なアセスと住民の反対運動、難工事と採算性を上げているが、私に云わせりゃまだまだあるだろうと思いつつ読んだ。
まず、作者の上げた問題から、記してみると、膨大な残土だが、前線の80%が地下トンネルだから、極めて膨大な残土がでるのだが、その捨て場所が未定のまま、着工しているということがある。今年7月に生じた熱海・伊豆山の大土石流も山中に積み上げた残土が原因となった。だから、残土は十分将来のことや周辺環境だとか生態系のことも考慮しなければならないのだが、この辺りのことを十分検討しないままJR東海は着工している。
著者の上げる水涸れの問題だが、これは静岡県としても問題視している訳だが、リニアは既に実験線(開通時は本線として組み込まれる)を40km余工事して、各種の走行実験を繰り返している。その中で、この40数キロの沿線各地で、水涸れ問題が各地で生じているのだ。つまり、山中をトンネル工事すれば、水脈となっている部分を断ち切ることになり、今まで近隣で湧き出ていた水脈が断ち切られ水枯れが生じることは十分考える必用がある。
この水枯れ問題の話しになると、歴史として何時も思い出すのが、JR東海道本線熱海駅と函南駅を通過する約8キロの丹那トンネルのことだ。このトンネルの何百mか上にには丹那盆地という地域がある。トンネルができるまでは、水量豊富でわさびなどが特産だったというが、昭和9年にトンネルが貫通後は、水は涸れてしまい、今や牧畜が主の寒村となっている地なのだ。JR東海では、この丹那トンネル内で生じる大量の湧水を、熱海側の海に捨て続けているそうだ。ある意味、もったいない話しだと思う。しかし、当時は大戦前の国策として、東海道本線の沼津から国府津間の現在はローカル御殿場線となっている2時間余り要する区間を、僅か30分程で直線的に通過する丹那トンネルを国策として、当時も住民の工事中止の運動はあった様だが、それを無視しつつ工事は完遂されたのだった。
なお、東京都内において、通過地沿線となる大田区田園調布の者達が、近日工事差し止めの行政訴訟を提訴していることもあるが、山梨件の甲府などでは、地下水がなくなったとう話しも聞かれる。
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川勝平太・静岡県知事が突如辞意…「リニア反対派」の退場で波紋広がる
4/3(水) 12:56配信 日刊ゲンダイDIGITAL
リニア中央新幹線の静岡工区建設を強硬に反対していた川勝平太知事が2日突然、6月の県議会で辞職すると表明したことを受け、波紋が広がっている。
川勝知事は、水資源や生態系への影響などを懸念し、静岡工区の着工を認めてこなかった。
昨年12月に国土交通省の有識者会議が「環境への影響を最小化することが適切だ」とする報告書を取りまとめた後も反対姿勢を崩さなかったことから、JR東海は先月29日、目標としていた品川-名古屋間の2027年開業の断念を表明していた。
川勝知事の辞意表明を受けリニア着工に向け調整していた国交省内では驚きの声。幹部の一人は「みんなびっくりしている」としつつ、今後のリニア建設については「次の知事がリニア賛成派とは限らず、まだどうなるかは分からない」と語った。
川勝知事は1日の新規採用職員への訓示で「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さんは知性が高い方たち」と発言。
県庁に職業差別との抗議の電話やメールが殺到した。