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防衛大学の現状

2023-07-02 | コラム
防衛大学の現状
 防衛大学と云えば、自衛隊幹部育成の最高学府として、さぞや金言実直な教育が行われているというイメージで眺めていたのだが、現任教授の等松春夫氏が、同大学さまざまな憂慮すべき事態を実名告発する報がされている。

 この告発文の全容は別添リンクで紹介するが、防衛大は8人部屋で集団生活する全寮制の学校だが、そこにも過剰な上意下達とか、パワハラ、セクハラ、モラルの喪失の要因に一つではないかと指摘している。

 また、防衛大教授としては、防衛省だけでなく他省庁の幹部が移籍する場合もあるが、過去にデープステートを主張する馬淵澄夫氏(外務省)の様な例もある。

 ウトウヨを招き入れている問題は、外国人ジャーナリストによる「大東亜戦争肯定論」とか、評論家の竹田恒泰氏、軍事漫談家を名乗る井上和彦氏が防衛大学のみならず、自衛隊諸学校に入り込んでいる。また、2021年3月の防大卒業式に「国際政治学者」を名乗る三浦瑠麗氏が招かれたことは筆者として衝撃を受けた。

等松教授による告発の全文
https://drive.google.com/file/d/16No3obd07-MOxRbwo6MsPuqImAYK_Tfv/view


集英社オンライン 2023.06.30
・准教授主導で200名以上もの学生が関与した詐取事件、8人1部屋の共同生活…防衛大の時代錯誤なリーダーシップ・フォロワーシップ教育がもたらす大きな弊害
・論考を拝読しました。教授の論点は多岐にわたりますが、昨年3月に卒業した479人の学生のうち任官辞退者(部隊への着任を拒んで、自衛隊を退職した者)が、72人にも上ったという数字は、衝撃的でした。
・衝撃的なのは、任官辞退者の数だけではありません。卒業した者だけではなく、昨年4月に入学した488人の学生(1年)のうち、約2割にあたる100人近い学生が、入学から1年以内に退校しているのです【2】。また、2・3年生の間に自主的に退校した学生も相当な数に上っています【3】。
・現役幹部による情報漏洩事件
・「商業右翼」【6】を講師として学外から招く悪習


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