taniyanの錦糸町発表会当日,高校時代の体操部の後輩から託されたカメラ。
自分の記憶が確かなら,1980年発売2001年生産終了。異例のロングセラー機です。
プロカメラマン(TV関係)だった後輩が亡くなって,もう数年が経過します。
さすがにプロ,ボディもフードもデコボコで,妥協なく大切に使ったことがわかります。
先日サービスセンターに問い合わせたところ,2010年5月までだったメーカーでのオーバーホールを5年間延長したとのこと。う~ん,凄いことだ。
デジカメではないから当然フィルムを使うわけで,フィルム選択・購入・装填・撮影・現像までは,どんな写真になってるのかわかりません。刹那の勝負。写真をデジタルデータにするにもお金と手間がかかるし,これは大変だ。でもいいんです。
デジカメ以前はみんなそうでしたね。
若くして亡くなったあいつの愛機だから,完璧にオーバーホールして遠慮なく使ってやろうと思います。
フィルムは発色が派手なベルビア。「くどい,しつこい」という方も多いけれど,自分は大好きですね,ベルビアの色。レンズは基本的に単焦点。
フィルムが手に入れば,明日ぶらっと「犬・ネコ・街撮り」に出かけます。(地方都市では売ってない)
こういう視覚的な刺激が,和音の連なりとかフレーズとか,聴覚的なひらめき(といっても大したことない)を触発することは,自分の内部で結構頻繁にあります。 (Take)