団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

肉じゃが

2009-02-21 08:34:05 | 食べること
                  肉じゃが

                           2009年2月21日(土)

 東郷平八郎(日露戦争の連合艦隊司令官)は、海軍の基礎を学ぶため1971年から1978年にイギリスに派遣された。
 西洋の料理になじんだ東郷は、帰国後「ビーフシチューという料理があったよ」と話し、これをヒントに牛肉とじゃがいもを日本風にアレンジして、海軍の食事「甘煮」が考案された。これが今日の「肉じゃが」である。

 この肉じゃがをめぐって、広島県呉市と福井県舞鶴市が「元祖」を争っている。
 東郷は1890年から91年呉に参謀長として赴任し、このとき肉じゃができたと呉派が主張すれば、舞鶴派は、10年後舞鶴に司令官として赴任し料理の指揮をしたと主張する。
 「甘煮」のレシピは舞鶴にあるが、呉派はもともと呉に近い江田島にあったと主張する。


 広島県呉市にある、田舎洋食「いせ屋」。明治時代から続く老舗。


 右が呉派、左が舞鶴派の肉じゃが。舞鶴派にはにんじんが入っている。


 「海軍厨業管理教科書」なるレシピ。
1 油を入れる。
2 3分後に牛肉を入れる。
3 7分後に砂糖を入れる。
4 10分後にしょうゆを入れる。
5 14分後にじゃがいもなどを入れる。
6 31分後にたまねぎを入れる。
7 34分後にできあがり。


 海軍さんの肉じゃが 400円也。


 ビーフシチュー 1100円、ごはん(小)160円也。


 こちらは、妻が食べた かつカレー 1100円也。



於:2009年2月15日、呉市。

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