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 団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

音楽の力、9条の力 池辺晋一郎著

2016-03-01 17:22:25 | 

音楽の力、9条の力 池辺晋一郎著

2016年3月1日(火)

 学術的な本ではなく、どちらかというと軽い本です。と言っても内容は、平和に対する並々ならない思いが詰まっています。9条が窮状にあるので、この本を出したのかしら・・。

 

 池辺さんお得意の駄洒落が少ないのがチト期待外れです。

 週刊「うたごえ新聞」に「空を見ていますか」と題するエッセイのコラムがあるのですが、その2003年1月から12月までの一年分が収録されています。古いと感じますが、ただ、その当時の事件、例えばイラク戦争について書かれていて、池辺さんの指摘が歴史の検証を得たというような発見があります。

 個人的に非常に興味を感じたのは、「クイクアイマニマニ」の話です。

 この歌は、中学校2年の時、音楽の先生に教えてもらいました。輪唱で歌うのですが、先生はとても楽しそうに指揮をしておられました。

 ところが、その先生が自殺したのです。詳しい事情は知りません。ただ、担任の先生が「お前達が原因だ」というような趣旨のことを言ったので、僕はとても反発したことを覚えています。確かに、とても優しい感じの先生で、生徒が騒いでもきつく怒るようなことはしませんでした。自殺の一因は学級経営が上手くいっていなかった部分もあるのかも知れませんが、中学校の2年というと騒ぐのが仕事のような世代です。真の死因は別のところにあったと思っています。

 この本は、楽友に「回る文庫」で回すことにいたします。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d9d0b77de685ee8491089e29d054eae3/?img=40e8f4f619e043e65378e58c8678d4b8

 

 池辺さんというと、TVにも良くでていて、多才な方ではあります。多分忙しすぎると思います。姉が手紙を出しても、返事が来なかったと言っていました。

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井山、絶好調で七冠に挑む

2016-03-01 14:51:39 | 趣味

井山、絶好調で七冠に挑む

2016年2月29日(月)

 囲碁の世界では、井山裕太六冠が絶好調です。2月26日の朝日新聞の報道によると、「昨年7~11カ月の公式戦24連勝は12月に止まったが、そこから再び7連勝中。およそ7カ月間の成績は圧巻の31勝1負だ。」(因みに、1負はNHK杯戦で河野臨九段との対戦でした。)勝率でいうと、約97%ですが、これが凄いのはタイトル戦が多い状況でこの成績を上げたということです。タイトル戦に登場する相手は、強いから出て来る訳ですから。

 

  この間の七大タイトル戦における成績は、現在16連勝中!

 3月から十段戦で伊田篤史十段に挑みますが、関心はタイトルを奪うということではなく、ストレート勝になるかどうかでしょう。

 でも、井山六冠もうかうかしておられません。コンピュータ囲碁ソフトが滅茶苦茶に力をつけてきています。つい数年前はコンピュータが三子での対局でしたが、昨年プロ(といっても弱い方ですが)にevenで対戦し勝ったのです。

 私しゃ、5年以内にコンピュータが井山六冠に勝つ日がくるのではないかと予想しています。

 私ですが、囲碁初段程度の腕前で、コンピュータソフトと対戦しています。私より強いので、教えてもらっているという関係です。コンピュータと戦っても不思議と口惜しさはあります。コンピュータの強さの一因は感情がないことと思われます。常に冷静でいられますから・・。ということは、破竹の進歩を見せているコンピュータに待ったをかけるのは、「感情移入」か? →用語の使い方が違っているようです。(^_^;)

 本当に言いたかったのは、コンピュータナイズされている現人間社会において、「感情を大切にしましょう」ということです。

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