団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ゴルフⅦ試乗

2013-07-07 07:12:04 | 
                    ゴルフⅦ試乗

                                          2013年7月5日(金)

 5月20日に日本デビューしたVWのゴルフⅦについては、自動車雑誌で絶賛の「嵐」とも言える評論が続出していました。

 それだけに期待を抱き、試乗に行ってきました。(ハイライン DCC装着車)
 結論は、期待をはるかに超えるものでした。

 Ⅵに較べて、

①乗り心地が格段に向上していました。
 ホイルベースの延長は6㎝ですが、ピッチングが緩やかで、ロングホイールベース車並みと感じられました。
 路面からの微振動もよく吸収されていました。
②圧倒的な静粛性でした。
 どうしてこうまで、静粛性が僅か1モデル前と比較して向上するのかと疑問に思うほど向上していました。
 シフトダウンした時のエンジンの音の上昇が、Ⅵの3速とⅦの2速がほぼ同じ程度といった感じでした。
 Ⅵで2速までダウンするとかなり大きいエンジン音になります。

 この乗り心地と静粛性は、カタログのスペックで表すことはできませんので、試乗してみないと分かりません。
 自動車評論家の国沢光宏氏が、「乗り心地と静粛性はクラウン並み」と雑誌に書いていて、それを読んだ時は、「まさか」と思っていたのですが、現実でした。

③燃費性能が約2割向上していることを実感しました。
 燃費向上の主要な要素は、減速比にあるように感じました。 
 Ⅵでは60㎞強で7速になるのに較べて、Ⅶは80㎞です。100㎞のエンジン回転は、前者は2000rpm強ですが後者へ1800rpmです。
 他にも気筒休止というメカニズムを取り入れていますが、これによる成果がどの程度かは分かりません。

 私はⅥで高速道路燃費約22㎞/ℓを記録したことがありますが、Ⅶでは26㎞/ℓ以上いくのではないかと確信しました。


 反面。
④トルク感が弱くなっていると感じました。これは、ハイギアリングによるものと思います。燃費とのtrade offの関係がありますから、これは仕方のないことでしょう。しかし、登り道などで低速からモリモリとしたトルク感のある走りは気持ちのよいものですので、これが感じられなくなるのは残念ではあります。


 私が一番Ⅵとの比較でどのようになっているか知りたかったのが、DSGでしたが、格段に洗練されていました。
 私が乗っているⅥに固有のものかもしれないのですが、「ギクシャク感」があるのです。格段に滑らかになっていて、上質な多段ATに近いフィーリングになっていました。

 私が乗った試乗車の固有の問題かもしれないのですが、ハンドルの遊びに違和感があったのが気になりました。同乗したスタッフも気が付いていましたので、これは解決されるものと思います。


 Ⅶにより、ゴルフは圧倒的に上質な小型車になったと言って過言ではないと思います。

 この新型ゴルフⅦに乗るのは、「今でしょ!」
 私の場合は、「1年後でしょ。」






















 このゴルフは展示車ですが、既に予約済みとのことでした。



 


 約25㎞の試乗で、17㎞/ℓを記録しました。
 同じような走行条件で、私のⅥですと、約14㎞と思います。

コメント
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