団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

プリウスモデルチェンジ情報

2009-03-30 18:59:34 | 
              プリウスモデルチェンジ情報

                           2009年3月30日(月)

 ニュープリウスのスタッフマニュアルを見せてもらった。
 トヨペット店へ行くと、4月まで解禁できないと言う。
 馴染みのネッツ店へ行くと、難なく見せてくれた。
 自動車雑誌にも既に相当報道されている。新聞にも値段が出た。

 今度のプリウスの凄いところは、コスト削減だろう。ベーシックグレイドで205万円。ベーシックグレイドと言っても侮るなかれ。
 サイドエアバック、カーテンシールドエアバック、VSCが付いての値段だ。ホンダのインサイトの189万円のグレイドには付いておらず、オプションで付けると、212万円を超える(HIDもセットだが)
 つまり、ホンダのインサイトより安い。車格差もあるから、実質的には30万円程度の差があるだろう。

 トヨタの渡辺社長は就任当時、ハイブリッドシステムのコストを三分の一にするよう取組んでいると言っていたが、三分の一はともかく、半分の25万円位にはなったのではなかろうか。

 この程度のコスト差だと、ガソリン消費が半分程度で済むから5・6万kmの走行で元が取れるようになる。
 経済原則に則ると、ハイブリッドを選ぶようになる。全世界で年間50万台は売れるのではなかろうか。私の根拠のない損益分岐点は30万台だから、50万台売れれば、十分儲けは出る。

 旧モデルも189万円で併売するということも報道されている。189万円と安いが、インサイト同様、サイドエアバック、カーテンシールドエアバック、VSCが付いていない。エンジンも新モデルが1,800ccなのに1,500ccだから、車格差を考慮すると新モデルの方がコストパフォマンスが高いということになる。まぁ、装備は要らないから絶対額が安い方が良いよ、というタクシーとか、法人用に用意したものだ。現行が233.1万円だから、44.1万円の値下げとは「凄い!」これも間違いなく売れる。既に設備は元をとってあるので、新型以上に儲けは出るだろう。

 今後のトヨタのハイブリッド戦略として、小さい車に載せて出すことを急ぐ必要がある。小さい車に載せるのは、重量増加の問題があり難しいのだが、本格的な普及ということを考えると、絶対に必要だ。カローラクラスに170万円程度で出せば、これまた凄いことになると思う。

 他メーカーはこのプリウスに驚愕しているはずだが、ホンダを除いて、ハイブリッドの開発を怠ってきたので、ますます差が付くのみだ。
 この不況にあって、トヨタも販売台数は激減だが、プリウス発売後はシェァを50%近くまで伸ばすのではなかろうか。
コメント
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