平成28年6月12日(日)
先月、廿日市市はつかいち文化ホール「さくらぴあ」大ホールで夕方、
たくさんの仕事帰り、学生、関係者を集めた定期発表会があったこと記憶にある。
それは、第19回を迎えた「廿日市吹奏楽教室」というとてもユニークな演奏団体。
合奏部、レッスン部があり、とても幅広い年代層から成り立っており、観ていても
エネルギッシュな演奏振りは若い世代にとっても一切引き目など感じない実力ぶり。
指導者様は、2人おられ、それぞれ合奏部、レッスン部を担当され、レッスン部は、
初心者をはじめブランクのあいたメンバーが講師から指導受け演奏している。
この吹奏楽教室の最もいいところは、
楽器ごとの専属講師がたくさんいるいつでも見学できる
演奏の最後には、合奏部、レッスン部この2つの合同演奏があることが、とても
印象的であり、年代に関係なく一生懸命演奏される姿は感動そのものである。
上手い、下手ではなく体全体を使って演奏される(表現する)「音」こそ素晴しい。
ハイレゾリューションマスターレコーダは、その「音」を確実に捉え後から何回も
視聴して確認できる。やはり、楽器ごとの指導者(講師)の指導力というものを感じ
当日行われたホール生演奏を思い出す。
そうした気持ちは、記録映像化、CD化としての制作を一段と加速させる。
1台のハイビジョンカメラで撮影したこともあり、カット編集で早々完成しており、
Youtubeにすでにアップロードしている。問題は「音」である。
体全体で演奏された「音」をむやみに扱うことは到底できないのである。
「音」をいつも最終段階では、定番の低速でライティング(書き込み)を行うが
今回に限り低速から中速(16~24倍速)に設定して試行錯誤的に行う。
いつもは、高音質重視のマスターオーディオ使用(臨場感、奥行き感)で制作
しているが、ある方法でライティングを変更して見る。すると多少臨場感は少なく
なるが、「音」に対する延びと言おうか「余韻的」な表現に聴こえる。
正に、この演奏者様の「原音」にほぼ近いものと確信している。
臨場感は、デジタル特有なものが多く同じ音源でも方法によっては「余韻的」に
感じるアナログ的な温かみを奏でてくれるそんな「音」に驚く。
厳密に言えば、CDの記録色素薄い水色のシアニン色素からクリーム・金色?の
フタロシアニンに変更しての試行錯誤の結果といえるのでは?
要するに制作側は、「良い音」極みの音が保存できればそれで良いのである。
記録映像のはじめの部分をご紹介する
「スライドショー」をみて気分転換!
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