ミャンマー新年を祝う水かけ祭りまでだいたい1ヶ月となってきた。
今年の水かけ祭りは4月13日から16日の4日間行われる予定となっている。
ミャンマー新年は4月17日となる。
またミャンマー新年の祝日連休は4月11日から21日まで11連休となり、この期間中は会社、学校、役所すべて休みとなる。
レストラン、商店なども休みのところが多く、食べ物に困ったこともあった。
ヤンゴン在住の日本人たちは水かけ祭り中、ほとんど国外へ脱出して東南アジア各国やオーストラリアなど海外旅行に出かける人たちが多い。
もちろん日本に一時帰国組も多い。
私たち家族は去年同様、ヤンゴン市内のホテルで過ごす予定にしている。
ところで、ミャンマー新年はどうやって決めているのかいつも不思議に思う。
ミャンマー新年は当然、ミャンマーの伝統的な暦に従っているのかとずっと思い込んでいたが、そうではない。
ミャンマーの伝統的な暦(=太陰暦)で最初の月は「ダグー月」であり、今年のダグー月の上弦第1日目は3月26日に当たる。
しかし、その日はまだ新年ではない。
またダグー月の満月は4月9日で、この日も新年とは関係ない普通の日である。
毎年、ミャンマー新年は4月17日または18日のどちらかだと思う。
ということは、ミャンマーの伝統的な暦に従っておらず、キリスト教に関係深い西暦(太陽暦)に従っているということになる。
確か、タイやカンボジア、ラオスなどの仏教国でもこの時期、水かけ祭りが同時に行われるが、同じ日に新年を迎えるのではないか。
仏教国の新年はどうやって(誰が)決めているのか、是非とも解明したいところだ。
(この質問を多くのミャンマー人に聞いてみたが、答えられる人はまだ出てきていない。)