(7 DAYS NEWS JOURNALより引用)
今年の涼期、ミャンマーの中部とシャン州では平年より気温が低かったために、外国へ輸出している種類のマンゴーは去年より豊作になりそうだとマンゴー協会の会長、ウーソータンミンディンが話している。
マンゴーは気温が低いのを好む。今年の涼期は気温が低かったので、今年は実のつく数が多くなりそうだ。
ただし、ヤンゴン管区とエヤーワディ管区では気温が高くなったり低くなったりを繰り返したので、去年より収穫が減りそうである。
しかし、全国的に見れば、収穫量は去年より多くなるという予想である。
マンゴーは外国へ主に輸出している果物である。
外国へ輸出している品種のうち、一番有名なものとして「セインタロン」という品種があり、一番良い値段で売れている。
昨年の価格は1トン当たり660米ドルであった。
2番目に良い品種が「シュエーヒンター」という品種で、1トン当たり450米ドルであった。
輸出方法はほとんどが国境貿易による陸上輸送で、タイ、インド、中国へ輸出され、海上輸送によりシンガポールにも輸出されている。
関税局の発表した資料によると2007/2008年度、マンゴーの輸出により、7.2百万米ドル(約7億円)の外貨を稼いだということだ。
ミャンマー国内ではマンゴーはヤンゴン管区、バゴー管区、エヤーワディ管区、マンダレー管区、シャン州南部、ザガイン管区など広範囲に亘って栽培、収穫されている。
(引用終わり)
ミャンマーのマンゴーは美味しいということで有名であるが、これほど大量のマンゴーが外国へ輸出されているということを初めて知った。
何百とある品種の中で特に「セインタロン」という品種は病み付きになるほど美味しい。
(今、想像するだけで唾が出てきました。)
タイからミャンマーにたくさんマンゴーが入ってきているが、逆にミャンマーからタイへも輸出されているというのも面白いと思った。
ヤンゴン市内には早くもマンゴーが売られているのを見かけるが、まだまだ旬は先である。