ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

空港へ見送り(1)

2009年03月29日 | 日本語学校


↑この三人のうち二人は学校スタッフだった。


28日、わが日本語学校で長年、スタッフとして働いていてくれた二人が日本に留学するために出発するというので、早速ヤンゴン国際空港へ見送りに行った。

飛行機は夜の8時に出発ということだが、早くも夕方4時に到着している子もいた。

普段は時間の観念がいい加減なのに、こういう時にはちゃんと早く来る。
いつもこういう心がけをしてくれるといいのだが。

空港の出発ロビーで待っていると、いるわいるわ......

自分の教え子たちが、

「先生、僕、東京の○○日本語学校へ行きます。」
「先生、わたし名古屋の○○学校へ行きます。」
「私は岐阜の○○大学別科です。」
「私は静岡の○○学校です。」

と次々とやって来るではないか。

数えてみると、12人になった。

「あのねえ、日本に行くのが決まったのなら教えてくれてもいいでしょ?」と皮肉を言う。
「すみませ~ん。いろいろと忙しくて....」と生徒たち。

生徒たちは今日を境に人生が変わると言っても良い。

皆、本当に嬉しそうな表情で今から始まる「日本地獄」をまだ知らない。

日本でいろいろな試練があるだろうが、負けずに頑張ってほしい。

よい留学生活になりますように。


↑東京の日本語学校に留学するという二人。

アウンミンガラー・バスターミナル

2009年03月29日 | 旅行・観光
マンダレー、バガン、タウンジーなど国内の主な観光地に向かう長距離バスは皆、アウンミンガラー・バスターミナルから出発する。

このターミナルはヤンゴン市内からかなり離れているので、注意が必要だ。

スーレーパゴダ前(市庁舎の横)始発の45番のバスが10分おきに出ている。

これに乗れば、だいたい1時間10分で到着する。
(道路が渋滞していると1時間40分くらいかかる。)

始発から終点までなので、運賃200チャットを払うだけで、途中どこで降りるか気にしなくても良いから楽だ。

長距離バスのチケットはヤンゴン中央駅(北側)の前にあるアウンサンスタジアムの周りにたくさんチケット売り場が集まっている。

なぜバスターミナルへ行ったかと言うと、先日(25日?)オープンしたヤンゴン~ネーピードー間の高速道路を使用しているかどうか、出発時間やマンダレー到着時間などが変更になっているかどうか調べるためだった。

それと、よく旅行者から「バスターミナルはどこにあって、どれくらい時間がかかりますか?」と質問されていたからだ。

結論としては、まだ新しい高速道路は使っていないそうで、「来月から使用することになるかもしれない。」とバスチケットを販売している女性係員が言っていた。

もし、使用することになったとしても、「出発時間はこれまで通りで、到着時間が早くなるでしょう」とのこと。

ちなみにヤンゴンからマンダレーまでの片道は10400チャット(約1000円、保険料含む)だった。

これはローカル運賃で外国人の場合は、もう少し高くなる。

現在のスケジュールではヤンゴンを午後4時に出発すると、マンダレーには翌朝の午前6時頃に到着するそうで、もし新しい高速道路を利用すると、午前3時ごろの到着になるのではないか。

ついでにバスの写真をたくさん撮ったので、一部を公開します。↓
みんな日本の中古観光バスですね。

マンダレー行きのバスはほとんどがエアコン付きで、良い車両を使っているバスが多いです。


↑「ミャッマンダラートゥン会社」が運行するマンダレー行きバス
このバスが車両もサービスも一番良いと評判になっています。


↑「ニューマンダラートゥン会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「シュエーマンダラー会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「マンシュエピー会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「マンヤザーエクスプレス会社」が運行するマンダレー行きバス


↑「アーカータ会社」が運行するマンダレー行きバス。ちなみに意味は「宇宙号」です。


↑「テッラン会社」が運行するマンダレー行きバス。


↑「テッウー会社」が運行するマンダレー行きバス。

マンダレー行きのバス会社は「マンダラー」とか「マン」がつく名前が多いです。
よく似ていて紛らわしいので、注意してください。

「バスカタログ」は次回に続きます(笑)。