ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ミャンマー新年(ミャンマー暦1370年)

2008年04月17日 | ミャンマーでの生活
今日17日はミャンマー暦1370年のお正月になる。

昨日までの大騒ぎが嘘のように、今朝は人も車もほとんど見られない静かな朝を迎えた。

お正月といっても特別な行事はなく、仏教徒たちは朝からパゴダにお参りに行ったり、お年寄りの髪を洗うなどの功徳を施している。

日本のように「明けましておめでとう」とか、HAPPY NEW YEAR!という挨拶言葉もない。

お正月にお金を使うことはタブーと考えられており、商店もほとんどが閉まっている。

写真はマンション近くの、普段は賑やかな通りであるが、人も車も全く見られない。

ここのマンダも昨日まで大勢の水掛け人と水掛けられ人でごった返していた。
祭り中、踊り狂っていた酔っ払いたちは今、どうしているのだろう。

あんなにバカ騒ぎして大迷惑だったのだが、今になると少し寂しい気もする。

静まり返ったマンダを見て一句。

水祭り
酔いどれたちの
夢のあと

追記)昨日、水圧で吹き飛ばされた眼鏡がないまま、ブログ更新しています。
   眼鏡がないと本当に不便。

水掛け祭り(7)~インヤー湖

2008年04月16日 | イベント・行事
インヤー通り沿いの40を超えるマンダで使われている大量の水はどこから来ているか、探検してきた。
普段は立ち入り禁止の所を柵を乗り越えてインヤー湖畔に下りてみた。
なるほど、思ったとおりインヤー湖から直接、ポンプで水を汲み上げていたのだ。
そうすると、小さな魚も吸い込まれて、水掛けホースから魚が飛び出してくるのかも?
こんなにたくさん水を使っていたら、湖が干上がってしまうのではないかと心配したが、まだまだ湖にはたくさんの水があった。

水掛け祭り(6)~水溢れる

2008年04月16日 | イベント・行事
ご覧のように道路は水掛けの水であふれてしまっている。
この水は川のように割と速いスピードで流れている。
流れが最も速い所では、小さい子どもなら流されてしまいそうな速さでとても危険だ。
高圧消防ホースによる放水のため、眼鏡が飛ばされてこの水の中に落ちて、流されてしまった。
今日の教訓:
3.高圧消防ホースの水圧で眼鏡が飛ばされないように対策が必要。

水掛け祭り(5)~インヤー通りのマンダ

2008年04月16日 | イベント・行事
今年最も賑やかなインヤー通りのマンダを一人で見に行ってきた。
いや~、すごかった。
というより何が何だかわからなかった。
何がすごかったか。。。。。
写真のマンダから始まって、ずう~~と遥かかなたまで40軒以上のマンダがズラリと並んでいて、その間を歩いて通過したが、その間だいたい1時間、滝のような水にうたれながらずぶぬれというより水中を泳いでいるようだった。
インヤー通りは片側2車線の狭い通りなので、マンダを設置すると車が動く2車線と沿道の屋台で一杯になり、歩行者が歩くスペースが大変狭くなる。
その狭いスペースにものすごい群衆(軽く百万人はいたのではないかと思う)が歩いていて後ろから押されるわ、前から進んできた群衆とぶつかって、あちこちで将棋倒しになっていて、危険極まりなかった。
女性や子どもは絶対に近づかないほうがいいと思う。
よくあの中を通過できたと自分でも感心している。
しかも、ほとんどのマンダで高圧消防ホースを使用しており、知らないうちに眼鏡が飛ばされてしまっていた。
水掛け祭りというより、「水掛け地獄」だった。
今日の教訓:
1.インヤー通りなど人気のある水掛けマンダは危険。近づかないほうが無難。
2.小さいマンダで水掛けに参加したほうが楽しい。
でも、水掛け祭りは今回でこれでもうこりごりです。

水掛け祭り(4)~伝統的な食べ物

2008年04月16日 | イベント・行事
初日のオープン式が終わったあと、主催者からミャンマーの伝統的な食べ物であるシュエーインエー(ココナツミルクのお菓子)とモンローイーボン(餅)がふるまわれた。

これにダゴンビールが飲み放題だったので、かなりの量を飲んでしまった。

ココナツとビールというのは最悪の組み合わせだそうで、後で気持ち悪くなるわ、お腹を壊すわで大変だった。

(続く)

水掛け祭り(3)~順番待ちの列

2008年04月16日 | イベント・行事
滞在したホテルの部屋から見た風景です。

マンダの前で水をかけてもらうためには、長~い行列を作って順番待ちをしなければならない。

しかし、きちんと順番待ちをしないで、割り込みしてくる車も多い。
そのため、グループ同士でイザコザになったりする。

3日目ともなると、若者たちはもうアルコール漬けの泥酔状態になっているので、あちこちで喧嘩が起きている。

シャトリアムホテル(旧日航ホテル)前のマンダはロックコンサートもあって、おびただしい数の泥酔した若者(全部男)たちが踊り狂っていて、無法地帯になっていた。

まだ午前中なのに、ちょっと度が過ぎていてついていけなかった。

水掛け祭り(2)~ジープの若者

2008年04月15日 | イベント・行事
ここのマンダはあるホテルが主催しているマンダで、マンダに上がって水掛けに参加するには一人15ドルかかるそうだ。(私はスポンサーなので無料)

はるばる日本からこの祭りに参加するために来たという70歳のおじいさんもいた。
この人は、ミャンマー大好きで10回目の来ミャンマーで、水掛け祭りにも3回参加してるのだそうだ。胸にヘビメタ系のネックレスをして本当に元気なおじいさんだった。

今年の水掛け祭りは例年より車の台数が多いそうだ。
ヤンゴンの工業団地で作られたジープが大活躍で、定員の3倍以上の若者が乗り、車上で踊り狂っている。

水掛けの時間は午前9時から12時までと午後3時から6時までとなっている。
(続く)

水掛け祭り(1)~マンダのオープン式

2008年04月15日 | イベント・行事
13日から本格的に水掛け祭りが始まった。

その日、わが日本語学校がスポンサーの一つとして参加しているマンダ(仮設舞台)のオープン式が夕方4時からあったので出席した。

テープカットのために各スポンサーから代表者が一人ずつ舞台の真ん中に出て、ハサミでテープカットするのだが、何の打ち合わせもなく突然、自分がやることになった。
ハサミでテープを切るだけなのだが、外国人である自分に注目が集まり少し恥ずかしかった。

その後は、ダゴンビールのキャンペーンガールたちによる水掛け祭りのダンスが披露された。

グワー(ナンバンサイカチ)の花

2008年04月12日 | ミャンマーでの生活
先週のバダウの花に変わって、今度はグワー(ナンバンサイカチ)の花が満開になっている。

バダウの花は濃い黄色であるのに対してグワーの花は薄い黄色で、英語ではゴールデンシャワーと呼ばれている。

色はこのグワーのほうが鮮やかで、日光に反射して光っている。

藤の花のように、スダレ状に垂れ下がっていて、本当に綺麗な花だ。

グワーは花も綺麗だし、音の響きも良いので、ミャンマー女性の名前にもよく使われている。

バダウはたった1日で散ってしまうのだが、この花は2週間以上咲いている。

満開のグワーの花と水掛け祭りとの組み合わせは最高の撮影ポイントになる。

今日は、ベストショットが撮れるように頑張ろうと思う。


ブログ管理人一家は、避暑のため今日から16日まで市内のあるホテルに滞在します。

そのため13日、14日のブログ更新はお休みします。

水掛け祭りの準備完了

2008年04月11日 | イベント・行事
今日から水掛け祭りの公休日(10日間)が始まった。

休み中、電気事情が良くなるかと淡い期待を抱いていたが、予定通り朝6時から停電中。

今日は11時間停電の日だから、電気が来るのは午後5時になる。

工業団地も休みのはずだから、その分の電気をこっちに回してくれても良さそうなのに。

それとも、発電所も休みになってしまったのか。

ところで、先日、組立て途中のマンダ(仮設舞台)を紹介したが、今日行ってみると完成していた。水掛け祭りはいよいよ明日から始まる。

明日は水掛け祭り前日祭(アチョーネ)だから、本格的な水掛けではないが、子どもたちが水鉄砲で水を掛けてくるので注意が必要だ。

こちらも水鉄砲で応戦しなければならない.....とカバンに水鉄砲を入れておいた。

今年の水掛け祭りではヤンゴン市内で一番賑やかになるのが、インヤー通り沿いで、若者向けの「ラップマンダ」「ロックマンダ」「パンクマンダ」と各ジャンル別にマンダが出来るそうである。

ブログ管理人一家は、避暑のため明日から16日まで市内のあるホテルに滞在します。
その間、ブログの更新が遅れます。

ご了承願います。

ミャンマーの英語検定試験

2008年04月11日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーではシンガポールやオーストラリアに留学するミャンマー人学生が急増しているが、留学するために必要な英語の能力を測る試験としてIELTS(アイエルツ)が注目されている。

この試験の成績は1.0点から9.0点の段階別に表示され、9.0が一番高いスコアになる。
シンガポールやオーストラリアの大学に留学するには総合点で5.5点が目安になっている。

日本ではTOEFL,TOEIC,英検などが知られているが、ミャンマーでは断然IELTSである。
この検定試験は英国のブリテッシュカウンセルが中心になって行なっているもので、ミャンマーでの受験料は145米ドルだそうだ。

今、IELTSの対策講座を教えられる先生が引っ張りだこになっている。

一方、ミャンマーで行なわれている日本語の検定試験は「日本語能力試験(JLPT)」と「日本留学試験(EJU)」の2種類がある。

日本語能力試験の受験料は、ミャンマーでは10米ドル以下なので、ずいぶん安い。
(日本政府からのかなりの補助金が出ていることが推測できる。)

日本語能力試験は1年に1回のみ、日本留学試験は1年に2回行なわれているが、やはり受験機会が少ない気がする。

それに比べて、IELTSは1ヶ月に1回のペースで行なわれているので、この点が大きく異なっている。

ネットで調べると、IELTSの日本人受験者の平均点は5.59点だそうだ。

一方、ミャンマーの受験者は6.0, 6.5, 7.0点を取る学生が多いということだ。
(「7 DAYS NEWS」誌より)

単純比較はできないが、ミャンマー人学生の英語力は日本人より上かもしれない。

ブログ管理人はミャンマーに来て、英語を使う機会が全くなくなったので、英語力は年々落ちていると思う。
(大学のとき、英検準1級に合格したが、今は2級も危ないかも)

今度、IELTSの試験を試しに受けてみようと思う。
ミャンマー人学生と英語で勝負だ!

ヤンゴンの日本語学校事情

2008年04月10日 | 日本語学校
最近、新聞などの広告で「新しい日本語学校開校」という記事が次々と見かけるようになってきた。

最近多くなっているのが日本に実際にある日本語学校の分校で、ヤンゴン分校という位置づけになっている学校だ。

数えてみると、日本人が関係してい日本語学校はヤンゴン市内にもう15校もある。

実は、先週の土曜日、停電と暑さに耐えられず、市内のTホテルに駆け込んでラウンジで涼んでいるとき(ちゃんとオレンジジュースを注文しましたよ!)、ちょうどそのときに東京のある日本語学校のヤンゴン分校の開校式(兼:募集説明会)が行なわれていた。

自分も興味あるので参加しようかと思ったが、競合相手の開校式に黙って参加するのも悪いと思って遠慮した。

日本に留学したいミャンマーの生徒を直接、自分たちが募集し教育したいというのはよくわかるが、今の日本入管のビザの審査基準では、ミャンマー経費支弁者は100%不交付になっているので、わざわざ大金を出して分校を出す必要性があるのだろうかと疑問に思う。

今、就学ビザが出ているミャンマー人は日本に経費支弁者がいる人ばかりなのだ。

ミャンマーの生徒たちに対しては「日本の分校だから、ここで勉強すれば日本に行ける」という印象を与えているが、実際はそうではない。

ヤンゴン分校から申請しようが、私の学校のような100%ミャンマー資本の学校から申請しようが、結果は同じなのである。

いずれにせよ、競合相手がますます多くなって、日本語学校同士の生徒獲得合戦がさらに激しくなりそうだ。

もっともっと、頑張らなければ!と自分に喝を入れたのであった。

進化する屋台

2008年04月09日 | レストラン・食べ物情報
最近、ダウンタウンの繁華街に屋台が増えてきた。

ミャンマーの屋台といえば、不衛生→病気になるというイメージが定着していたが、最近の屋台は衛生に気を遣ってくれているので、食べやすくなった。

直に手で食品に触れないで、手にビニール袋をして、扱っている店は衛生に気を遣っている店である証拠になる。

水も市販の清潔な水を使っている店も現れてきた。

最近、目立って増えているのが、シャン料理の屋台で、写真の屋台も大繁盛している。

パパイヤサラダも食べることができ、ここで食べてもお腹を壊すことはない。

屋台で食べると、食堂で食べるより20%くらい安くなる。

清潔でおいしい屋台が増えてくるのは嬉しいことだ。


初マンゴー

2008年04月08日 | レストラン・食べ物情報
今年初めてのマンゴーを見かけた。

3つで1000チャット(1個=333チャット)とまだ高いが、これからだんだんと出回る数が増えるにつれて安くなっていく。

日本円にすれば、1個=30円ほどだから、高くはないのだけど、どうしても現地の物価水準で考えてしまうので、この値段では買う気になれない。

最終的には1個=50チャットまで下がるだろう。

早く安くなって、毎日マンゴーが食べられる日が待ち遠しい。

水掛け祭りの準備進む

2008年04月07日 | イベント・行事
街のあちこちで水掛け祭り用のマンダと呼ばれる仮設ステージが組立てられている。

スーレーパゴダのすぐ近くヤンゴン市庁舎前の広場にも大きなマンダが組立て途中になっている。

ここのマンダはヤンゴンでは一番規模が大きいもので、仮設ステージ上では一日中、いろいろな団体による水掛け祭りのダンスが繰り広げられる。

水掛け祭りまであと5日と迫ってきた。

うちの学校もある場所でマンダのスポンサーになっている。

水掛け祭り中、何回かそこに顔を出す予定にしている。